【いまから走りたい人へ】かのこ24歳 フルマラソン完走への道のり! その2 探せ!ぴったりのシューズ 編

特集 かのこ24歳フルマラソン完走への道のり

フルマラソン完走を目指してランニングを始めたばかりの、かのこ。彼女の挑戦に密着しながら、走り方のヒントや、ランニングの魅力についてお届けします。“いまから走りたい人”に向けた情報が盛りだくさんです!

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みなさんこんにちは、スポリートアンバサダーのキョウカです。フルマラソン完走を目指す初心者ランナー・かのこちゃんに密着する本企画。彼女の姿を通して“いまから走りたい人”に向けた情報をお届けします!

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スペシャリストにシューズを選んでもらおう

第2回目の今回は、シューズについてです。ランニングを始める人は誰でも気になることではないでしょうか。そこで、かのこちゃんにぴったりの一足をシューズアドバイザーの藤原岳久さんに選んでもらうことにしました。

でも、かのこちゃんはつい先日シューズを購入したばかりなのだとか。「せっかくスペシャリストの方に選んでもらえるけれど、買ったばかりだしなぁ……」と、困っているようす。

だけど、シューズ選びのポイントは、今からでも聞いておいて損はないはずです。それに藤原さんは、シューズの“選び方”だけではなく、足や姿勢、フォームの特徴を見ながらシューズの“使い方”もレクチャーしてくださるとのこと。「とにかくお話を聞いてみよう」ということで、さっそくお会いしてきました!

シューズのサポート力で、足の状態を整える

藤原岳久さん : 靴のサイズは、自称何cmですか?

かのこ : 普段の靴は23.5cmか、24cmです。ランニングシューズは25cmでした。

藤原岳久さん : もう、危険なニオイがプンプンしますね〜(笑)。

かのこ : ……!

藤原岳久さん : ランニングシューズはパフォーマンスを高めるための道具です。だから、その力を発揮させるためにも正しいサイズを選ぶことがとても重要なんです。

ということで、足のサイズを測ってもらいました。

藤原岳久さん : ……これはまず、ちゃんと足を鍛えないとだめですね。土踏まずがぜんぜんないですし、横アーチも広がってしまっていて、“開張足”になっています。“運動してない足”っていう感じですね〜。

かのこ : 運動してないです……。

藤原岳久さん : それと、立っても座っても、サイズがあまり変わっていません。これはいいことではなくて、バネが伸び切ってしまっているということなんです。このままだと、マラソン走ったら死ぬほど足痛くなると思いますよ。

かのこ : ぜんぜんだめやん、怖い……!(絶望)

藤原岳久さん : ちょっと後ろを向いて、そのままジャンプしてもらえますか?

かのこ : こんな感じですか?

藤原岳久さん : あー、これ、このままだと下手すれば疲労骨折してしまいますよ。ほら、着地したときにぐにゃっと外側に入ってるでしょ。

かのこ : ほんとや!! めっちゃ入ってますね……。

藤原岳久さん : このまま走ったら、10kmもいかないうちに痛くなると思います。ですから、かのこさんの場合はシューズの力でしっかりとサポートして、足の状態を整えていったほうがいいですね。

かのこちゃんの足が抱えるさまざまな問題が判明したところで、

  1. 中足部をキュッと横側から抑えてバネの働きをサポート
  2. かかとが外側にズレないようにしっかりとプロテクト

してくれるシューズが必要だとわかりました。

やっぱり買ったほうがいいかも……?

そして持ってきてもらったのが、アシックス『ゲルカヤノ24』の24.5cm。

藤原岳久さん : かかとの部分、硬いでしょ?

かのこ : 硬いです。

藤原岳久さん : かかとと土踏まずの部分はしっかりと横側から抑えてくれて、指の付け根から前のほうは適度に柔らかくなっているかと思います。どうですか? すき間なくてぴったりでしょ。

かのこ : すごくピタッとします。

藤原岳久さん : この形を習慣づけないとですね。それで足がよくなれば日常生活でもつかれにくくなったり、プラスの影響があるはずですよ。……やっぱり、買ったほうがいいんじゃないかなぁ(笑)。

かのこ : うわああん! どうしよう!!

ソールの曲面を活かして、倒れるように前へ!

シューズの履き心地を試しながら、走り方のポイントもレクチャーしてもらいました。

藤原岳久さん : かのこさんの姿勢を見ていると、たぶん腰が落ちて前に流れていくような走り方になりそうですね。

かのこ : お見通しや……。

藤原岳久さん : シューズにはいろいろなタイプがありますが、今回選んだのは前に進む動作もサポートしてくれるものです。ロッキングチェアのようにカーブを描いているので、ソールの曲線に沿って揺れるように足を運べば自然と前に進みます。その構造を活用して、倒れるように足を出しましょう。

かのこ : 前回のトレーニングでも言われたやつだ。足首から身体全体をまっすぐ傾ける感じですね。

そして、トレッドミルでフォームもチェック。

藤原岳久さん : 履き心地どうでした?

かのこ : すごい……フィット……。自分の足が、いままでいかにブレてしまっていたのかがわかりました。

藤原岳久さん : そうでしょう。でも、走り方には意外とクセがないみたいだったから、ちゃんと準備すれば走れそうですね。

かのこ : よかった〜、今日はじめてポジティブな言葉をもらえました(笑)。

かのこ、決断のとき……

藤原岳久さん : かのこさんの場合は今日履いてもらったゲルカヤノ24か、あとはナイキのストラクチャーシリーズあたりが足に合うと思いますよ。

かのこ : 買ったほうがいいのかなぁ〜どうしよう……。でも買ったばかりだし……。

藤原岳久さん : ケガしてからだともっと痛くなってしまうし、結局治療費もかかるし。たまに軽くランニングするくらいならいいけれど、フルマラソンを走るなら自分に合ったシューズを履いたほうがいいと思いますよ〜。ちなみに、買ったのはどんなシューズなんですか?

かのこ : ナイキの、これです……。

藤原岳久さん : あれ、これストラクチャーじゃないですか。じゃあ大丈夫かな。

かのこ : ほんとですか!! よかったー!!!

藤原岳久さん : ただ、サイズは24.5cmでもよかったかもしれないね。ちゃんとかかとに合わせて履いて、いちばん上の穴まで紐を通して結ぶといいと思いますよ。

シューズを上手に使ってゴールを目指す!

というわけで、意外と(?)自分で購入したシューズでも大丈夫だったので一安心。でも、今回は購入しなかったとはいえ藤原さんに選んでもらったシューズのぴったり具合には感動したようです。

「もちろん、モチベーションを高めてくれるかどうかも大切なポイントなので、見た目にこだわるのもありだと思います。ただ、初めてフルマラソンを走るとなると、サポート力を重視して選ぶのがいいですよ」と、藤原さん。

シューズの“使い方”も教えてもらったので、これからは足の状態や、倒れるように自然な形で前に進む姿勢など意識しながら走っていけば、フルマラソンのゴールがまた一歩近づくはずです! 今後もかのこちゃんの挑戦を通して、“いまから走りたい人”に向けたお役立ち情報をお届けしていきます。次回もお楽しみに!

取材協力

藤原商会
https://www.f-shokai.com/

西武スポーツ(西武池袋本店)
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/

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