【ラントレvol.05】レペティショントレーニング
今さら聞けないランニングのためのトレーニング方法を、ひとつひとつ紹介する本企画。第五弾は、「レペティショントレーニング」です。得られる効果やポイントをご紹介します。
レペティショントレーニング
(1)レペティショントレーニングとは
vol.4でご紹介したインターバルトレーニング (記事はこちら) よりも、さらに運動強度の高い練習法です。インターバルとおなじように「走って、休んで」を繰り返すのですが、違いは「ランニング」のときに、100%の力を出し切って走るところ。そして「休憩」では、完全に回復するまで15分程度休むところです。
(2)得られる効果
スピードアップと、持久力アップ、筋肉強化に効果があります。インターバルトレーニングやビルドアップ走 (記事はこちら) で効果を感じられなくなった方にオススメです。特に、スピードアップを目指している方は挑戦してみましょう。「自分はどれくらい走れるんだろう?」と、力試しとして試してみるのもアリです。
レペティショントレーニングをおこなう際は、時期に気をつけてください。メインの試合が5月にあるとしたら、レペティションは4月に実施するなど、最低レースの1ヶ月前までに行うようにしてください。理由は、運動強度が高い練習法であり、疲労が残ってしまうからです。
(3)ポイント
設定距離は、運動強度によりますが、
- 2km - 2km - 1km
- 5km - 3km - 1km
アスリートは、こんな風に休憩中も体を動かし続けています。
次回、ご紹介するトレーニングはクロスカントリー。どうぞお楽しみに。