【ラントレvol.06】クロスカントリー
今さら聞けないランニングのためのトレーニング方法を、ひとつひとつ紹介する本企画。第6弾は、「クロスカントリー」です。得られる効果やポイントをご紹介します。
クロスカントリー
(1)クロスカントリーとは
アスファルトやコンクリートで舗装されていない不整地や芝生など起伏のあるコースを走るトレーニング方法。
最近よく聞くトレイルランニングは、上り坂や下り坂でウォーキングする必要があるくらい起伏の激しい山道を走るトレーニング方法です。クロスカントリーも起伏のあるコースで行いますが、常に走り続けることができるレベルの起伏を選びましょう。
公園の芝生やクロスカントリーコース、小高い山、丘などで行います。海が近い方は砂浜でもよいです。公園の周りにぐるりと植えられている木々を縫うように走るという方法もあります。
(2)得られる効果
①全身の筋力アップ
②効率の良いフォームへの改善
③心肺機能の強化
(3)ポイント
走り終わったあとの筋疲労がいつもと違う部位で出たら、練習の効果があった証拠です。
硬い路面を走り続けていると、上半身の力みが抜けず、フォーム自体が硬くなる傾向にあります。休日など、時間に余裕のある日にクロスカントリーを取り入れることで、普段使わない筋肉を刺激し、のびのび柔らかく、バランスのとれたフォームを身につけましょう。
次回は「ファルトレク」をご紹介します。お楽しみに。