これからランニングを始めたい人へ!ランニングアイテムの揃え方

グッズ ランニングアイテムの選び方

ランニングを始めたいと思ったとき、何を揃えたらいいのでしょうか。 初心者が最初に揃えたいアイテムから、あると便利なグッズまで、走るために必要なランニングアイテムをご紹介します!

ランニングシューズ

ランニングを始めるならまず揃えたいものが、ランニングシューズ。サイズだけで判断せず、実際に試着して足の形やフィット感を確かめてから購入したいもの。

少し前までは、ランニング初心者には厚底シューズ、スピード重視は薄底シューズ、と言われていました。しかし現在は各メーカーから用途に合わせてさまざまなモデルが開発されており、必ずしも初心者は厚底シューズが合う、とは言えなくなっています。店頭で相談し自分の足のサイズと用途に合ったシューズ選びをしたいですね。

ランニングシューズの中には、着地から蹴り出しまでをスムーズに誘導するよう靴底のソールを工夫したもの、足の甲を覆うアッパーが着地の安定性をサポートしたもの、フィット感を高めるためにアッパー素材を布製にしたもの、かかとのホールドがしっかりとサポートしたもの、ソールに着地の衝撃を吸収する素材が内蔵したものなど、様々な機能を搭載させたモデルもあります。

ランニングソックス

ランニングソックスには、土踏まずのアーチサポート、着圧機能、抗菌防臭機能。さらには足裏にシリコンラバーが施され、シューズ内で足裏がずれることを防ぐ機能、また素材そのものがずれにくいものなど、様々な機能を持ったものがあります。
形はレギュラータイプのほか、足袋タイプ、五本指タイプ。生地も薄くて軽いフィット感の良いものから厚めでクッション性の高い生地まで、素材や丈の長さもさまざまです。

五本指ソックスはマメができにくいというメリットもあります。

形は普通のソックスですが、アーチサポート機能や着圧機能が付加されています。

ランニングタイツ(ランニングレギンス)

筋肉や体幹をサポートし、筋肉疲労軽減を期待できるコンプレッションタイツ(着圧タイツ)は、ランニング初心者こそ着用のメリットが実感できるアイテム。
呼び名は「ランニングタイツ」ですが、一番長い10分丈のタイツでも足首までとなり、形状はレギンスとなります。

暑い時期や、走ることに慣れてふくらはぎのサポートが不要になったら、七分丈など長さの短いランニングタイツもあります。

こちらはUV機能のみ付加されたレギンスです。サポート機能がないため、締め付けられる感じはありません。ユニクロやGUなど、ファストファッションブランドのスポーツコーナーでも購入できます。日焼けしたくない方におすすめ。

ランニングパンツ

持っていると快適に走れるのが、ランニングウェア。その中でもボトムであるランニングパンツは、足の動きを妨げないものを選ぶと良いでしょう。

ポケットにファスナーがついているランニングパンツは、鍵や小銭を落とす心配がありません。

ウエスト部分にメッシュポケットがあり、スマホやジェルを入れて走れるランニングパンツもあります。

ランニングTシャツ

吸湿速乾・吸水速乾性に優れた素材を選びましょう。ポリエステル100%のほか、綿と化繊の混紡もあります。

アームカバー

保温機能とUVカット機能があるアームカバーは、一年中活躍するアイテム。 紫外線対策になるほか、冬のランニングでは半袖Tシャツとアームカバーを組み合わせることで、寒さ対策と保温効果が期待できます。着脱が簡単にできるので、一つ持っていると便利。

サングラス、キャップ、サンバイザー

紫外線を避けるためのサングラスやキャップ、サンバイザー。
夏だけでなく晴れた冬の日でも、眩しさをやわらげることによりランニング中の疲れが軽減できます。

ランニングウォッチ

GPS機能や脈拍計測機能、駆動時間や防水性などチェックポイントはたくさんあります。スマートフォンのランニングアプリと連携できるものも多く、スマホを持たなくてもランニングのルートや距離、脈拍などが確認できるアイテムです。

ガーミン

ランニングウォッチとして高い人気を誇るガーミン。バッテリー稼働時間が長く、ウルトラマラソンに対応するモデルもあります。

脈拍計測機能は裏側にあります。

A pple Watch(アップルウォッチ)

普段Macを愛用されている方から、Apple Watchをランニングに使いたいという方も多いのではないでしょうか。

ガーミン同様、脈拍計測機能が裏側にあります。

エプソンのランニングウオッチ

画面表示はモノクロの電子ペーパーを採用。直射日光下でも数字がハッキリと読みやすいのが特徴です。

ランニングポーチ、リュック

ランニングの大会でも携行するランニングポーチ。各メーカーからさまざまな種類が発売されています。ウォーターボトル(またはペットボトルのドリンク)が入るものと入らないものがあります。用途や目的に合わせて選びましょう。スマートフォンを持って走りたい人には、腕につけるアームポーチもあります。

水を持たなくても走れる人は、こういったコンパクトなポーチもあります。

トレイルランニングや長時間のランニングで荷物をたくさん持ちたい人は、リュックも選択肢に入れてみましょう。商品名称として、レースベスト、トレランリュック、トレランザック、トレイルランニング用バックパックなどと呼ばれています。ショルダー部分の前面に、ウォーターボトルを入れられるものが多いです。

身体にフィットする構造になっているものが多く、走っても揺れにくいのが特徴です。

ウインドブレーカー

冬のランニングで活躍するのが、ウインドブレーカー。走って暑くなってきたら脱いで腰に巻いたり、小さく丸めてポーチに収納したり。薄い生地のものを選べば、走っていても邪魔になりにくいです。

こちらはポケッタブルなウインドブレーカー。小さく畳めるのにフード付きジャケットです。

大会やレースに行く際の服装

マラソン大会に行く時の服装は、本当に人それぞれ。すぐに走れる上下の服装の上から上着を羽織る人、普段通りの服装で会場に向かい、会場で着替える人。何度かレースに出てみて、自分に合う方法を見つけてください。

防寒小物や夜間ランニングのための安全グッズ

ランニンググローブ

ランニングやジョギング時に、手先の寒さを軽減することができる手袋です。また走っている最中に疲れがたまってくると、転倒することもあります。ケガの防止としても役に立ちます。
手袋をつけたままスマートフォンを操作できるものも発売されています。

指なしタイプもあります。

ランニンググライト

夜間のランニングでぜひ使ってもらいたいのがランニングライトです。使用する電池がアルカリ乾電池かボタン電池かによって、身体が感じる重さがかわります。

ヘッドランプタイプのものは、ゴムバンドで頭に固定します。足元を明るく照らせるだけでなく、対面からくる自転車や車に向けて、自分の存在を知らせることができます。

アームバンドタイプ。リフレクター(反射材)が併用されているものもあります。 バンド全体が光るタイプのものが多く、常時点灯と点滅が選べるライトもあります。

シューズケース

巾着袋タイプ、マチなしタイプ、マチありタイプ、メッシュタイプなど、さまざまなアイテムが発売されています。

ランニングアイテムは、少しずつ揃えていこう

「ランニングはシューズひとつあれば始められる」と言いますが、シューズ以外にも持っておくと楽しく快適に走れるランニングアイテムをご紹介しました。
ランニングを続けるために、気分が上がるお気に入りのウェアやアイテムを身に着けるのも良い方法です。ランニングを続けていくうちに、季節によって必要なアイテムがわかってくると思いますので、自分にあったランニングアイテムを探してみましょう。

プロフィール

  • ayame

    3歳の息子を子育て中の40代兼業主婦。中学高校は帰宅部、短大時代はヨット部幽霊部員。スポーツ観戦が大好きな運動音痴。人生の折り返しに無謀なことにチャレンジしたいと思い、フルマラソン完走を目標にする。

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