メガネ愛用者でもサングラスで走りたい!度付きランニング用サングラスオーダー体験
スポリートマラソンアンバサダーのayameです。コンタクトレンズが苦手で、メガネ愛用者。裸眼の視力が0.1以下で市販のランニング用サングラスをかけると、ほぼ何も見えなくて走るのが怖い。そんな私が、度付きランニング用サングラスのオーダーを体験してきました!
教えて下さるのは、東京都江戸川区瑞江にある片山メガネの代表取締役 片山直樹さんです。
視力検査をしよう
メガネを使っている方は、今かけているメガネをお渡しし、参考に調べてもらいます。いつメガネを作ったか、いま快適に見えているか、見えづらくなったのならどのぐらい前からかヒアリングを受けます。
そして裸眼の視力検査を行います。
片山さん : 8段階ぐらい度数が進んでいますね。いまの裸眼視力は0.07ぐらいだと思います。
ayame : え!!驚きました。半年ほど前から急に見えづらさを感じるようになったんです。
いま使っているメガネで視力検査を行う
片山さん : 見る時に目を細めたりしないでお答えくださいね。いまのメガネをかけた矯正視力で、片目の視力が0.3ぐらいですね。
ayame : 本当ですか!確かメガネを作った時には矯正後の視力が1.0ぐらいになるようにしてもらいました!度が進んでいますね。
裸眼の視力検査を行う
片目ずつ検査していきます。レンズを交換し、精度をあげていきます。
赤と緑、どちらが見やすいかの検査も行います。日本人は近視が多く、近視の方は赤がよく見えるように合わせていくとのこと。緑がよく見える状態だと過矯正になります。
じっくり検査した結果、いま使っているメガネは-2.50、適正なメガネの度数は-4.25とのことで、5段階ほど近視が進んでいることがわかりました。(1段階とは、視力0.25を指します)
また、人間の目は外側に寄り気味のところ、私は内側に寄り気味とのこと。近視も急に進んだことですし、深夜のスマホはやめようと思いました。
度付きのランニング用サングラスの見え方を体験
試しに、度付きのランニング用サングラス(スポーツサングラス)をかけさせてもらいます。度付きハイカーブレンズは、レンズ全体に強いカーブがついているため、視界の外側が歪んで独特な見え方をします。レースの時、まっすぐ前を見ているだけなら違和感はありませんが、給水所や道路横の距離表示を見たい時は、かなり歪んで見えます。度付きのランニング用サングラスは、使い慣れるまで違和感を覚える可能性があります。
度付きのランニング用サングラスを選ぼう
店頭にはメーカーのサングラスが多数ありました。いくつか試着した中から、顔の形に合うもの、フィット感、サングラスの重量、かけ心地、気に入ったものを選んでいきます。
顔の小さい方にはユースモデル(キッズサイズ)があるブランドを選ぶ方法もあります。
フレームを決めました。
次にレンズを選びます。今回は偏光レンズにしました。下地のレンズとミラーのレンズを重ねると、出来上がりのイメージがわかります。濃い色のレンズだとミラーの色がよりはっきりと出ます。
度付きランニング用サングラスをお願いするなら、できれば晴れた日に来店し、太陽光の場所でレンズの見え方を比べてみると、より完成イメージがしやすいです。
フレームと下地のレンズ、ミラーの色が決まりました。
度付きランニング用サングラスは、レンズだけでとても高価です。その価格は、私が使っているメガネが2本買えるほど。それにはちゃんと理由があります。
見て下さい!
カーブのあるフレームにレンズをはめ込むために特殊な"段落ち加工"といわれる、通常のメガネとは違ったレンズ加工が施されています。手間がかかっているのですね。
度付きランニング用サングラスの完成
オーダーから待つこと、約1か月。待望の度付きランニング用サングラスを受け取ることができました!
紫外線から目を守り、疲れを軽減させてくれるサングラス。度付きサングラスがあれば、その日だけコンタクトレンズに変える手間なく練習や大会に出ることができます。普段メガネで生活されている方は、選択肢の一つとして度付きランニング用サングラスを検討されてみてはいかがでしょうか。