【ランレシピ! 〜ダイエット編〜】ランニングで痩せない!? ダイエットには、麺の代わりに切り干し大根を!
ランニングを続けているけれど、痩せないという方。そして、焼きそばが大好き、特にランの後に食べたくなるという方! ひと汗かいた後で好きなものを食べるのは、楽しみのひとつ。ですが、麺類は糖質が豊富なものが多いです。糖質をとりすぎないために、そして体作りのためにも、麺の代用品として、切り干し大根を使ってみませんか。
スポリートでは、今回糖質をおさえ、かつランナーにとって大切な栄養、カルシウムがとれる食材として「切り干し大根」をとりあげます。
鶏ささみピザをはじめとしたレシピシリーズでおなじみの、フードコーディネーター本田 淑美先生にお話をうかがいました。
- ランニングで痩せないという方!脂肪燃焼という前に「食」からアプローチを!
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糖質をおさえるのにおすすめということに加え、どんな栄養が含まれているのか、そしてランナーにとって注目すべき栄養は何なのかをお伝えします。もちろん今回も、簡単でおいしくいただけるアレンジレシピ付きです!
切り干し大根は万能食材
大根をせん切りにして干したもの、それが「切り干し大根」です。
切り干し大根は、いわば栄養豊富な万能食材。保存性の高さから、乾物野菜で煮物が定番料理と認識している方が多いと思いますが、乾燥させることで旨みも増しているので、さっと洗って水で戻してサラダや炒め物、味噌汁の具として使うなど、手軽な料理においしく使い回せます。
旬の食材-小松菜について
カルシウムを多く含む小松菜は、ビタミンやミネラルなどの栄養価も高い緑黄色野菜です。小松菜はほうれん草よりもアクが少ないので、下ゆですることなくすぐに調理に使え、シャキシャキとした食感が楽しめます。また、冷凍保存も可能で、固めにゆでて水気をしっかり絞って冷凍しておくと、時間がないときにもすぐに使えて便利ですね。炒め物から煮物、漬物と幅広く使えて、料理に彩りを添える、栄養面でも見た目でも大活躍の食材です。
切り干し大根の栄養をきちんと知ろう!
切り干し大根は、乾燥させる段階で実は栄養価も高くなっています。生の大根と比べるとカルシウムは15倍、またダイエットに欠かせない食物繊維も増えていて、栄養豊富です。カロリーは低く、食物繊維は豊富。そして、生の大根と比べて糖質量も少ない。ランナーの方、特にランニングで痩せないと感じている方には、ぜひ食卓に上手に取り入れてほしい食材なのです。
アレンジレシピ【切り干し大根の焼きそば風】
麺の代わりに切り干し大根を使って糖質を抑える! 運動には欠かせないカルシウム強化レシピをご紹介します。歯ごたえがあるので、満腹感も得られますよ。
材料 2人分
カロリー 234kcal
- 切り干し大根 40g
- 小松菜 160g
- もやし 100g
- しめじ 1株
- ツナ 1個
- 干し小エビ 10g
- サラダ油 小さじ2杯
合わせ調味料
- オイスターソース 大さじ1杯
- ウスターソース 小さじ1杯(なければ中濃ソースでも可)
- 鶏ガラスープの素 小さじ1杯
- 水 100cc
作り方
- 切り干し大根はボウルに入れ、たっぷりの水(分量外)を加えてもむように洗い、軽く水気をしぼる。
- 野菜は食べやすい大きさに切る。
- フライパンでサラダ油を熱して中火で2の野菜を炒め、しんなりしたら干しえびを加えてさっと混ぜあわせる。
- 3のフライパンの中央をあけ、1の切り干し大根を加える。
- 切り干し大根の上にツナ缶をオイルごと加え、ツナと切り干し大根を混ぜる。
- 野菜と切り干し大根を混ぜ、合わせ調味料を加えて水分がなくなるまで3~4分炒める。
作り方のポイント
切り干し大根は、洗ったらぎゅっとではなく、軽く水気をしぼることがポイント。しぼり残した少量の水分で、切り干し大根がほどよく戻ります。
もやしはひげ根を取り除きましょう。食感がぐっとよくなります。
ツナをオイルごと切り干し大根かけると、切り干し大根がオイルでほぐれやすくなり、調理が楽です。