【おでかけラン】御朱印RUNに挑戦!〜寺院編〜
静かなブームのつづく御朱印集め。今回は、いくつかの寺院を巡り、この御朱印集めをしながらのランニングに挑戦します!
御朱印とはもともと、参拝者が写経(お経を書き写すこと)を納め、その証としてお寺からいただくものでした。現在では写経をしなくても、「参拝の証」としていただくことができます。
まずは気軽に挑戦できるコースにしようということで、比較的狭いエリアに有名寺院がたくさん密集している上野恩賜公園を選びました!寛永寺をスタート地点として上野公園を反時計回りにぐるっと一周し輪王寺に至るコースを走ります。上野公園内は神社や美術館、動物園など見所満載です。
御朱印って、どうやってもらえばいいの?
御朱印をいただく方法は2通り。①御朱印帳を渡してそこに書き込んでいただくか、②半紙に書いたものをいただくかです。今回は御朱印帳に書いていただきました!スタート地点の『寛永寺』でまずは参拝。そしてそばの事務所に立ち寄り、蛇腹の御朱印帳を購入。A6サイズと小さめなので、持ち運びに便利です。「御朱印もいただけますか?」とお願いし、待つこと1〜2分。とても達筆な御朱印を書いていただきました!書きたての御朱印からは、墨汁の匂いがふわっと立ちのぼるんです。「あ、この匂い、いつぶりだろう…?」と懐かしい気持ちになります。
ランニングはここからスタート!最初の目的地は『護国院』です。東京藝術大学の校舎脇を走っていくとほどなくして到着。静かな佇まいがたまりません。こじんまりとした境内ですが、お堂の中はびっくりするくらい広々。時間が許す限りここにいたいと思うような居心地の良さです。御朱印もバッチリいただきました。
上野動物園沿いをの坂をしばらく駈け下っていくと、人だかりができています。今日一番の人気スポット、『不忍池辯天堂』(べんてんどう)です。外国人観光客で大賑わい!
ここから上野公園に向かって階段を駆け上がります。太ももがパンパンになるくらいの急勾配に、ギブアップ。少し歩いてしまいました(汗)。『上野大仏』(※地震や火事により損壊し、現在は顔面部のレリーフのみ)、『清水観音堂』の順で参拝し、御朱印をさらに2つ追加!御朱印が3つ4つと増えていくと、それだけで充実した気持ちになっていきます。
最後にお参りしたのは『輪王寺』。「両大師」とも呼ばれていて、厄除けで有名なお寺です。
ここまで3キロくらい?ですが、アップダウンも激しく、なかなか走りごたえのあるコースです。
御朱印ランの魅力=歴史や自然に触れられること!
御朱印という目的が加わるだけで、ただ走るよりもずっと楽しい!というのが率直な感想です。寺院を巡ることで、より深く上野公園の魅力を感じることができました。歴史に触れ、自然に触れ、お堂の木の香りや、御朱印の墨の香りも楽しめます。いくつかの寺院を巡る過程で、自然と距離を稼げるのも嬉しいポイント。ランナーにとっていいことづくめです。皆さんもトライしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、寺院と神社のどちらでも御朱印はいただけるのですが、ご朱印帳は寺院用と神社用で分けるべきという考え方があるそうです。もっと厳密に言えば、寺院は宗派別に分けるべきとも。でも現在では、混在させても構わないという意見が多いようで、あまり神経質にならなくてもいいのかもしれません。
次回は神社に行ってみたいです。神社の方がカジュアルな御朱印が多いらしく、どんな違いがあるのか楽しみです。乞うご期待!