Amazfit GTS 3徹底レビュー!超軽量のスマートウォッチ【編集部レビュー】
この記事では、Amazfit(アマズフィット)から販売されている、Amazfit GTS 3を編集部スタッフがレビューします。
超軽量とも言われるスマートウォッチ"Amazfit GTS 3"を実際に使った感想を、スポリート編集部スタッフの「ピカるん」が徹底レビューします。
Amaztitとは
Amazfitは2015年9月に設立され、Zepp Health Corporation(旧:Huami Corporation)が販売している、プレミアム・スマートウェアラブルデバイスのブランドです。
Amazfitのスマートウォッチには、「スポーツ」「ファッション」「ベーシック」の、3つのカテゴリーに分けられており、本日レビューするAmazfit GTS 3は「ファッション」のカテゴリーに分類されます。
Amazfit GTS 3は、最もスリムで軽量なスマートウォッチの一つですが、72.4%という大きな画面占有率を実現しています。スタイリッシュでスリムなスマートウォッチのディスプレイを求める人のために設計されたこのモデルは、その形状がスマートフォンを模したものとなっています。
Amafit GTS 3の製品概要
出典:https://www.amazfit.jp/products/amazfit-GTS-3
Amazfit GTS 3は3色のカラー展開があります。(2022年1月現在)
1, テラ ローザ
2, アイボリー ホワイト
3, グラファイト ブラック
アイボリー ホワイトとテラ ローザのボディカラーは共にゴールドで、ベルトカラーのみ異なる仕様となっています。
スタイリッシュなウォッチ
白を基調としたパッケージで爽やかなデザインになっています。
外箱を開けると、真っ白な内箱が登場。
箱の真ん中には、虹色に輝くおしゃれなロゴが入っている!
内箱を開けるとこんな感じです!
ゴールドカラーのボディと、アイボリーカラーのベルトがゴージャスな雰囲気を漂わせています。
ディスプレイが傷つかないように、「UP YOUR GAME」と書かれた保護シールが貼ってあります。
ゴールドカラーのクラウン(リューズ)も大人な雰囲気を醸し出しています。
中に入っている内容は、「Amazfit GTS 3本体・専用充電ケーブル・取扱説明書」の3つです。
今回レビューする、アイボリーホワイトは、柔らかな雰囲気が漂っているので、男性・女性、性別問わずに使えそうなデザインになっています!
外観スペック
Amazfit GTS 3は丸みのある四角いディスプレイが特徴的で、大きなラウンド型のスマートウォッチと比べて、シャープな印象を持つことができます。
また、344ppiのULTRA HD AMOLEDディスプレイを搭載しているため、前モデルと比較してディスプレイサイズが大きくなっています。
かなりスリムな厚さ8.8mmのデザインとなっています。
軽量性に優れた、航空機レベルの、アルミニウム合金で作られています。
曲面グラスの画面は、ベゼルレスデザインと一体化し、ディスプレイに完全に合わさっています。
※アルミニウム合金とは、軽く強度に優れており、耐海水、耐水性に比較的優れる素材です。
クラシックウォッチクラウン
Amazfit GTS 3には、操作性を考慮しつつエレガントに作られたクラウンが右側面にあります。
クラウンとは、リューズ(竜頭)と言われる部分です。
タッチスクリーンは、スワイプするだけで画面を遷移できるので便利ですが、場合によっては、指で画面を塞いだり、運動で汗をかいた後に画面をスライドしたりすることなくウォッチ内を移動したいことも考えられます。
操作時には振動によるフィードバックもあるので、スムーズかつ直感的にアプリや機能の切り替えを実行可能に。
早速付けてみたのですがものすごく軽い!!本体だけでなんと24.4g、単三電池1本と同じくらいの重量です!
シリコンバンド素材も柔らかので付け心地が良くて、快適な装着感があります。シリコンバンドではなく、別売のレザーバンドに変更すると、ラグジュアリーな雰囲気も出せるので良いですね。
ベルト交換可能
写真の赤い四角で囲ってある部分がベルト留めになっているので、取り外しが簡単!
バンドは、「20mm」幅のシリコンバンドを使用しているため、「耐水性・耐久性」にとても優れています。
スポーツ時の着用も気にならない。水分を弾く材質なので、外での活動が増える夏にもぴったり。ニオイや汚れ対策といったメンテナンスが比較的簡単にできます。
また、バンドの調節幅が14段階もあり、手首にフィットするので、手首の細い方でも使いやすいです。バンド幅が20mmなので、ベルト幅が20mmのものであれば、ベルトを交換できます。
TPOに合わせて、レザーやナイロンなどに変更し、オリジナルカスタマイズを楽しめるので、おすすめ!
▼Amazfitのアクセサリ販売はこちらから
Amazfit公式HP
Amazon
充電はマグネット方式を採用
右写真のような画面になれば充電しているということになります。
充電は便利なマグネット方式を採用しているため、「カチッ」と本体と専用充電ケーブルを繋げれば充電できます!
この「カチッ」っていう音が気持ちくて個人的に好きです。笑
充電完了!ピカるん調べによると、フル充電までは、約1時間30分程で終わることが分かりました。
1時間30分はあっという間でした!
「ZEPPアプリ」と連携
ウォッチクラウンを1秒ほど長押しをすると、ウォッチの電源がオンになり、使用言語を選ぶ画面になります。
下に少しクラウンを回すか、スクロールすることで「日本語」の選択肢が表示されます。
Amazfit GTS 3にQRコードが表示され、それを読み込むために、専用アプリの「Zepp」をお使いの、スマートフォンにインストールします。
▼ Amazfitモバイルアプリ「ZEPP」のインストールはこちら
「Zepp」Android版
「Zepp」iOS版
アプリをインストールし、起動させて、ウォッチタイプを「QRコード付きウォッチ」を選びます。
QRコードを読み込む時は、スマートウォッチとスマートフォンを近づけて行いましょう。
スマートウォッチに表示されている、リクエストを承認してください。
この画面が表示されたら、ペアリング完了です!
使用にあたって、アプリのアップデートも必要な場合もあります。まずはAmazfit GTS 3の充電をフルの状態にしてから行いましょう。
Amazfit GTS 3の基本機能
ここからは、Amazfit GTS 3の基本機能についてご紹介していきます。
長持ちバッテリー
Amazfit GTS 3は、驚きのバッテリー長持ち性能を持っています!
標準的な使用であれば、充電は12日間も持ちます。約1週間半くらい充電をしなくてもいいのはとても楽ですね!
私は携帯の充電はするのに、スマートウォッチの充電は忘れてしまうので助かります。笑
ただし、24時間年中無休の画面表示をオンにすると、バッテリーの寿命が短くなります。ただし、この機能は時計の設定でいつでもオンとオフを切り替えることができます。
文字盤の種類の多さ
Amazfit GTS 3の文字盤の種類は、100種類以上にも及び、ディスプレイの常時点灯も対応しています。
普段用から、ビジネス用まで幅広いデザインのため、利用シーンに合わせた使い分けにも便利!!
血中酸素濃度の計測
Amazfit GTS 3には、BioTracker PPG 3.0 バイオメトリック センサーが搭載されています。
最先端の生体認証センサーにより、血中酸素レベルを24時間自動的にモニタリングできます!
睡眠時以外で血中酸素レベルが低すぎることが検出されるとリマインダーを送信してくれます。
また、精神的疲労や体調が優れない時などは、手動でいつでも血中酸素レベル測定を行うことができます。
心拍数モニタリング
Amazfit GTS 3は、心拍数を1日中、また、水泳中でもモニタリングできます。
運動パフォーマンスの分析に役立つ心拍ゾーンのトラッキングに加えて、異常を検知するとアラートを発する機能まで搭載しています。
また、5ATMの防水性能があるので水泳中でも計測可能です。異常な心拍数を検知すると警告を発するアラーム機能も搭載しています
PAIで健康を見える化
Amaftit GTS 3に搭載されている健康評価システム「PAI」は手首にウォッチを付けておくだけで、日常全てのアクティビティから1人1人に合わせた、健康指標数値を算出することができます。
運動量を計測するだけではなく、日常生活のさまざまなアクティビティからポイントを獲得するという健康評価システムです。
PAIの7日間トータルスコアを「100」以上に維持すれば生活習慣病のリスクを軽減させることができる。(毎朝、7日前に獲得したPAIが失効します。)
ワンタップで4種類のヘルスケア分析に対応
スマートウォッチの画面を1度タップすれば、僅か45秒で心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、呼吸効率を分析してくれます。 一日はワンタップで体調の確認から始めましょう。
計測にかかる時間が45秒で、この4つの分析をしてくれるのはとてもありがたいです。
私が個人的にとても重宝している機能です!
呼吸速度
呼吸の速度が早すぎたり遅すぎたりすることは、健康上の問題で見られる一般的な症状です。
この基本的で重要なデータを、ワンタップで測定しましょう。
150種類以上のスポーツモードを搭載
Amazfit GTS 3は、150種類以上のスポーツモードに対応。
スポーツモードの種類
1, ランニングとウォーキング:ランニング(屋外)、ウォーキング、etc
2, サイクリング:サイクリング、マウンテン バイク、etc
3, 水泳:ウォーター スイミング、フィン スイミング、etc
4, 屋外スポーツ:ロック クライミング、釣り、スケートボード、etc
5, 屋内スポーツ:エアロビクス、筋力トレーニング、ヨガ、etc
6, ダンス:社交ダンス、バレエ、ストリート ダンス
7, 格闘技:ボクシング、レスリング、武道、etc
8, 球技:サッカー、バスケットボール、バレーボール、etc
9, ウォーター スポーツ:アウトドア ボート、セーリング、カヤック、etc
10, ウィンター スポーツ:スキー、スノーボード、アルペン スキー、etc
11, レジャー スポーツ:ダーツ、eスポーツ、ブランコ、etc
12, ボードとカードのゲーム:チェス、チェッカー、囲碁、etc
13, その他:縄跳び、アーチェリー、カーレース、etc
ランニングやトレーニングなどはもちろんのこと、eスポーツやチェス、カーレースなどの数多くのスポーツが豊富に登録されています。
この中でも便利な機能が、ワークアウトの機会が多い8種類のスポーツの動きを、Amazfit GTS 3が自動的に認識し、ウォッチ側で自動計測&データ記録を行ってくれます!
1回1回、自分で設定しなくて良いので、とても便利な機能になると思います。
8種類のスポーツ
(ランニング (屋外)、ランニング マシン、ウォーキング、ウォーキング (屋内)、サイクリング (屋外)、水泳 (プール)、ローイング マシン、およびエリプティカル)
また、Amazfit GTS 3には、PEAKBEATSという、最大酸素摂取量 (最大 VO2max)、完全回復時間、トレーニングの負荷、トレーニング効果などの専門的なデータを評価する、アルゴリズムを搭載しています。
運動能力に影響するパフォーマンスの側面の情報を随時取得し、パフォーマンスデータをより専門的に追跡てくれる機能もあります。
Amazon Alexa
Amazfit GTS 3はAlexa音声機能に対応しているので、アラームやタイマー、カレンダー、天気などを音声だけで設定することができます。
Amazonのアカウントにログインすることで、Amazon Alexaが使用可能になります。
オフラインでも音声操作に対応しているので、機能性が抜群です。
通知も完璧に対応!
Lineの通知もきちんと受け取ることができます。
手首のスマートウォッチを見ることで、Lineの通知が見れるのはとても便利です!
また、Lineの通知と同時にバイブレーションの振動もあるので、反応しやすいです。
通話に出られなかった場合は不在着信がしっかりと残るので、出れなくても安心!
Lineと通話共に、しっかりと応答してくれるのが嬉しいポイントです。
手首で大まかな情報を確認できるのは想像以上に使い勝手が良いと思います!
その他の便利機能
Amazfit GTS 3には、他にもたくさんの便利機能を搭載しています。
月経周期の追跡
To Do リスト管理
音声メモ
アラーム/ストップウォッチ
周囲の天気確認
コンパス
Bluetoothによるスマホカメラのコントロール
パスワード保護
スマホを探す
などなど…
アラーム/ストップウォッチや天気、To Doリストの確認、パスワードの保護など、日常生活で活躍することの多い、機能も盛り沢山なので、日常使いにはバッチリですね!
Amazfit GTS 3を実際に使う
ストレスレベルモニタリング
この日に測ったストレスチェックの値は、26だったので、ストレスはなく、リラックスした状態であるという結果になりました。自分ではどのくらいストレスが体にかかっているかが中々わからないので、客観的にデータとして見れるのはとてもありがたいです!
ストレス測定結果の説明
0-39:リラックス
40-59:正常
60-79:中程度
80-100:高い
ストレス指数は、心拍数の変動値を基に算出されます。
基本的にストレス指数が高い場合は、身体にたくさんのストレスがかかっているということになりますので、休息をとる必要があります。
1日のストレス時の状態や感覚などを、視覚的にデータで確認できるので、自身のストレス状態の把握に非常に役立つと思います。
また、強いストレスが検出されると、ウォッチの呼吸エクササイズを開くよう促すプロンプトが表示されます。
ワークアウトで消費カロリーを確認
実際に趣味の、筋力トレーニングを行なってみました。
ワークアウト時間は◯時間◯分で消費カロリーは◯kcalでした。
心拍数の推移も確認することができるので、トレーニングの質を向上させるのにとても重宝する機能だと感じました。
睡眠モニタリング
この日の睡眠の合計時間は6時間52分でした。
その中でも、32分間は覚醒状態で、起きていたというデータがあるので、覚醒状態の時間を短くすることができれば、より長く睡眠時間を確保できると思います。
睡眠スコアは74点と高得点でした!これはものすごく嬉しいです!
覚醒時間が短くなると、スコアも5点くらい上がりそうですね。
睡眠は人間にとって大切なものなので、スコアが高ければ生活の質も向上すると思います!
覚醒状態を減らして、深い眠りにつくため、何をしたら良いかが「Zepp」アプリを使えば分かります。
眠りの質を上げるには、
毎日予定通りに寝て起きる、良い睡眠環境を作る、寝る前のカフェイン・アルコール・喫煙を避ける、熱いお風呂でリラックス、落ち着いた音楽を聞く
などを行って、副交感神経を優位な状態にすることが、深い眠りに繋がるそうです。なるほどですね、試してみます!
Amazfit GTS 3はコンパクトで高性能
Amazfit GTS 3のスマートウォッチは28,000円というお手軽な値段にも関わらず、スタイリッシュな見た目でとても高性能!
一つ一つの機能のクオリティが高く、非の打ちどころがないほど素晴らしいスマートウォッチだと感じました。
ランニングやトレーニングをする際の、心拍数の計測はもちろんのこと、日常生活で付けると、その日のコーディネートのワンポイントにもなるので、とても便利です。
スタイリッシュなデザインと機能性抜群のAmazfit GTS 3を、一度試してみてはいかがでしょうか!
スポリート的おすすめポイント
Amazfit GTS 3はこのお洒落な見た目と、デザイン性、機能性を兼ね備えているのにもかかわらず、28,800円という破格な価格を実現してます。これはかなりコスパの良いスマートウォッチだと思います。
普段測ることの難しい、睡眠モニタリング、血中酸素濃度測定などが使えるので、生活習慣の見直しのきっかけを作れると思います。
文字盤は100種類以上もあり、スポーツモードが150種類以上あるので、どんなスポーツにも対応していると言えます。
製品紹介
製品名:Amazfit GTS 3
サイズ:42.4x36x8.8mm
重量:24.4g(ストラップなし)
ボディ材質:アルミニウム合金
バンド素材:シリコン
バンドの幅:20mm
防水グレード:5ATM
ディスプレイ素材:ULTRA HD AMOLED
タッチスクリーン:強化ガラス、指紋付着防止コーティング
ディスプレイサイズ:1.75インチ
クラスプ:クラシックピンバックル
解像度:390 x 450
PPI:341ppi
バッテリー容量:250 mAh バッテリー (標準値)
充電方法:マグネット式充電器
充電時間:約2時間
センサー:BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー (6PD + 2LED)、加速度センサー、ジャイロスコープ セン
ー、地磁気センサー、環境光センサー、気圧高度計センサー
接続:Bluetooth 5.1 BLE
ポジショニング:GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS
セット内容:スマートウォッチ (標準ストラップを含む)、磁気式充電器、操作マニュアル
アプリ:Zeppアプリ ※タブレットはZeppアプリ未対応となります
対応デバイス:Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上
メーカーサポート連絡先
日本国内正規代理店:株式会社アースリボーン
電話:03-6657-2896
所在地:〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-28-5-9F(本社)
設立:平成27年6月9日
代表:柏原 晴馬
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