ワクチン接種証明を登録できる「TOKYOワクション」を使ってみた【編集部レビュー】
東京都がワクチン接種証明を登録できるアプリを作ったと聞いて、ワクチン接種済みの編集部スタッフがアプリに登録してみました。
新型コロナウイルスにより、様々なスポーツイベントも中止になり、世の中が一変しました。未だ脅威は取り除かれず、世界が新しい状況に対応している最中です。
そんな中で、今年後半にかけてスポーツイベントも正常化の流れが少しずつ出てきました。この状況改善が続いていってほしいなと思いつつ、まだまだ予断は許さないのだと思います。どんなことであれ「これが絶対」ということはないので、みんなで考えながら進むしかないのだと実感しているところです。
ワクチンに対しても現実賛否はあります。私自身は個人の考えとしてワクチンを接種しました。そして東京都がワクチン接種促進キャンペーンの一環として、ワクチン接種証明を登録できるアプリを作ったと聞きました。様々な試みを連動させて、キャンペーンから街中の活気を取り戻すことも狙いのようです。
もちろん登録証明アプリ自体、みんなが未体験なもの。こういったサービスも結局は「どう使うのか」が課題なのだと思うのです。ただ、試してみないと分からないこともあるとは思うので、自分で登録してみました。
登録方法を簡単にレビューしてみます。
ちなみに東京都のアプリですが、東京都民以外でも登録することができるそうです。
また、期間キャンペーンとして、登録後にアプリ上でキャンペーンに応募ができたり、街中でもTOKYOワクションのステッカー提示のお店で特典を受けられるそうです。まだ参加企業は少ないようですが、この経済的連動がこのTOKYOワクションの骨子だったりすると、個人的には思います。
キャンペーン期間
・接種記録の登録期間:2021年11月1日〜2022年3月30日23:59まで
・特典(第一回)の応募期間:2021年11月15日07:59〜2021年12月15日07:59まで
・特典(第二回)の応募期間:2021年11月15日11:30〜2022年1月14日07:59まで
・特典(第三回)の応募期間:2022年1月14日11:30〜2022年2月14日23:59まで
特典の一覧(公式サイト)
https://tokyo-vaction.jp/incentive_app/
ワクチン接種証明を登録できるアプリ「TOKYOワクション」登録の仕方
準備するもの
- スマホ
- ワクチン接種の証明書(接種済証か接種記録書)
- 本人確認ができる証明書(免許証や健康保険書など)
1、LINE公式アカウントで友だち登録
まず、LINE公式アカウントとしてTOKYOワクションに友だち登録することから始まります。LINEを使ってないとこの時点で登録できませんね。救済処置や他の登録方法は、現在は無いようです……
LINE「ホーム」画面から検索で「TOKYOワクション」を検索します。最初"アクション"だと思って全然見つからない、と一人焦ってました。"ワクション"という造語?なんですね。
2、LINEトークからマイページにログイン登録
「公式アカウント」から探せました!友達登録してみます。トークの中はこんな感じ。
おまけでLINEスタンプもダウンロードできました。実はこれが一番嬉しいかも。
「アプリを開く」をタップして、まず初回はLINEアカウント認証をします。ここでは連携を「許可する」を選択。
連携したら「マイページにログインする」から入ってみましょう。
すると無事ログインして登録画面に行けました。当然ですが、「現在、未登録です」となっています。
3、アプリに登録(本人確認登録)
ここから本番。「ワクションアプリに登録」から、本人確認書類と接種記録の2つを登録していきます。
どちらも「証明書の写真」が必要とのことです。
事前にスマホのカメラでパチっと撮影してもよいですが、記録書は形式によって必要な箇所が違うのでアップロード時の案内に従った方が間違いはありません。焦らずともOK
まず最初に、本人確認書類を登録します。本人証明として登録できるものは
- 運転免許書
- 各種保険証(両面)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 身体障害者手帳(手帳様式・カード様式)
- 療育手帳(手帳様式・カード様式)
- 精神障害者保険福祉手帳(手帳様式・カード様式)
- 生活保護受給証明書
以上が登録できるそうです。不勉強でしたが、証明書ってこんなに形式があるのですね……
「本人確認書類に登録する」からフォームに入って、必要情報をいれて写真をアップロード。スマホで撮影していたので登録は簡単でした。
証明書は表裏の2箇所アップロードできるようです。
証明書の撮影ポイントに関しても、丁寧に図で説明してくれています。
写真の撮り方:良い例
写真の撮り方:悪い例
フォームに入力したら、最後に応募規約を確認。
規約に同意後「入力内容を確認する」を押すと、
無事本人確認書類の登録が終了。
(この時点ではまだ判定中とのことで、後日登録が完了します)
4、アプリに登録(接種証明登録)
本人確認書類が登録できたら、(本人確認判定中でも)次に接種記録を登録できるようになりました。
フォームより必要情報を記入します。接種日は記録書に書いてあるので、そのまま入力。
接種記録の写真も、撮り方を図で説明してくれてますので、指示通りに撮影してアップロードでOK
接種記録の証明も
- 接種済証
- 接種記録書
以上の2つが登録できるとのこと。
細かく撮影のポイントがありますので安心。
写真の撮り方:良い例
写真の撮り方:悪い例
確認して問題なければ登録!
登録が済んだら、これでステータスとしては本人確認書類と摂取記録の登録を判定している状態になります。
これで後は判定待ち。
マイページ上で、本人確認書類と接種記録の両方が「判定しています」と表示され、TOKYOワクション事務局側で確認をしている模様。翌日見てみると「登録済み」となってました!これで無事終了。
(ちなみに、私にはLINEで登録完了のお知らせは来ませんでした。後で来るのかな??)
5、キャンペーンに応募
登録が済むと、協賛企業の「キャンペーン特典」に応募ができるようです。
キャンペーン協賛企業のいろいろな特典に応募ができます。現在は第一回の開催期間中。
第二回、第三回と参加企業が今後増えていくと活用の幅も広がりそうです。
街中でTOKYOワクションのステッカー提示の店舗でも、特典が受けられるようです。
商業施設単位でもキャンペーンに協賛しているようなので、今後行く機会があれば活用できそうですね。
プレミアム特典(2022年1月14日より)
ちなみに東京都民限定の「プレミアム特典」というものが、2022年1月14日から応募受付が開始予定だそう。内容は現時点(2021年12月)では不明なのですが、
- プレミアム特典の応募期間:2022年1月14日11:30-2-2022年2月14日23:59まで
※条件:登録時点で東京都在住の、1981年4月2日から2003年4月1日までに生まれた方
この時点で気づきましたが、私まさかの年齢的にプレミアム特典対象外でした……
登録してみて
アプリの画面も「登録済み」とID表示されるだけなので、接種証明アプリっていう強いイメージも無いシンプルなものでした。これ自体を証明書ですと提示しても通じないのかな?という感触。実際、キャンペーン対象店舗もまだまだ少ないようなので、これから対象の店舗が広がれば活用できるのかな?というイメージです。スポーツイベントなどにも連動したら面白いかもしれませんね。
手元に確認書類等があれば、登録自体は30分もかからない程度で済むと思います。アプリ自体よくできていて、登録のストレスもさほど感じませんでした。
アプリ詳細はこちら公式サイトまで。
キャンペーンに賛同できる協賛企業も募集しているそうです。
ご参考まで!