【ランレシピ! Vol.33】サババーグ【タンパク質補給】
おいしくて栄養バランスの良い、ランナーにぴったりな食事レシピをご紹介する「ランレシピ!」。今回は、タンパク質を上手に取り入れるレシピ「サババーグ」の作り方をご紹介します!
タンパク質は、骨、筋肉、血液、神経、皮膚、髪など、体の中のあらゆるものをつくる材料になり、元気にランニングを続けるためにも欠かせない栄養素です。
タンパク質はアミノ酸がいくつも繋がったもので、私たちの体は20種類のアミノ酸で構成されています。
しかし、体の中でつくることができるアミノ酸は20種類のうち11種類。残りの9種類は、食べ物から取り入れる必要があるのです。これら9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれています。
ちなみに必須アミノ酸は、1種類でも取り入れる量が少ないものがあると、そのいちばん少ない量に合わせた分しか体づくりに生かされません。つまり、9種類のアミノ酸を偏りなく摂ることが大切なのです。
そこで今回ご紹介するのが、タンパク質を上手に取り入れるためのレシピ「サババーグ」です。
タンパク質を上手に取り入れるコツは、組み合わせて食べること。
タンパク質食品には大きく分けて、動物性(肉、魚、卵、乳)と植物性(大豆、大豆製品)があります。同じタンパク質食品でも、動物性と植物性でアミノ酸の組成(種類や量)が異なるため、効率よくアミノ酸の種類を揃えることができます。
今回のサババーグは、サバ缶や豆腐、卵を使った、様々な種類のアミノ酸を効率よく摂取できるレシピです。
材料(2人分)
- サバ水煮缶…1缶(190g)
- 木綿豆腐…120g
- 長ネギ…1/3本
- しょうが(すりおろし)…小さじ1
- 卵…1/2個
- パン粉…15g
- 味噌…小さじ1
- サバ水煮缶の汁…1缶分
- ポン酢…大さじ3
- 水…大さじ3
- 大根…3cm分
- 大葉…適量
作り方
1. 豆腐はキッチンペーパーに包み、平皿などをのせて冷蔵庫で30~60分程度置き、水切りをする。大根はすりおろす。長ネギはみじん切りにする。
2. ボウルにサバの身と[1]の豆腐、長ネギ、しょうが、卵、パン粉、味噌を入れてよく捏ねる。
3. フライパンを熱し、[2]のタネを円状に成形して両面を焼く。
4. サバ缶の汁、ポン酢、水を入れてひと煮立ちさせ、ハンバーグに絡める。大葉を敷いた皿に盛り付け、大根おろしを乗せて完成!
動物性・植物性を組み合わせて上手にタンパク質補給
サバ缶を使ったハンバーグ「サババーグ」のできあがり!
缶詰を使って手軽に作れて、食べごたえもばっちりです。ポン酢を使ったさっぱりソースとみずみずしい大根おろしの相性も◎。食欲が落ちがちな夏の時期にも食べやすいのが魅力です。
タンパク質食品を上手に組み合わせて、日ごろから必須アミノ酸をきちんと摂れるようにしましょう。ぜひお試しください!
レシピ提供
Office LAC-U
http://www.lac-u.com/index.html