【市民ランナーのためのテーピング講座4・応用編】足の気になる部位や症状別・キネシオロジーテープの貼り方/シンスプリント・足裏アーチ確保・つり防止

ケア・トレーニング 市民ランナーのためのテーピング講座

パフォーマンスのサポートや、正しいフォームへ導く助けをしてくれる、キネシオロジーテープの貼り方講座。今回もピップ株式会社 プロ・フィッツのテーピングインストラクター・丸山里夏さんのアドバイスの元、頂プロジェクトの石原コーチが3種類の貼り方にチャレンジします。応用編とはいいつつ、一人でできるものばかり。普段の練習から貼っておくと貼り慣れて、大会でもサッと貼ることができるのでぜひやってみてください!

膝周辺のサポートが気になる方はこちらで貼り方をご紹介しています。

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テーピングの共通ポイントをおさらい

  • テープは指の腹を使うと自然にはく離紙が剥がれる
  • サイズは目安なので、自分の足の長さに合わせて調整
  • 貼り方は筋肉に沿わせる部分はひっぱらず、関節部分などはひっぱる
  • テープは常に貼り始め、貼り終わり部分はひっぱらないようにすると剥がれにくい
  • テープの角を丸くカットしておくと剥がれにくくなる(撮影では省略しています)
テーピングの共通ポイント

キネシオロジーテープの貼り方③ シンスプリント・すね内側

① 足首は90°に曲げ、椅子の上に置くと貼りやすい

シンスプリント・すね内側テーピング

② 50mm幅のキネシオロジーテープを、足の甲の中央から膝下までの長さに採寸してカット。貼り始めは5cm程度はく離紙を剥がしておく。足の甲の中央の少し親指側に圧着させる

シンスプリント・すね内側テーピング

③ 足の甲の中央親指側から、すねの内側、膝下までテープをひっぱらないように貼る

シンスプリント・すね内側テーピング

④ 浮いている部分はシワにならないよう、中央から両端へ向かって押さえながらテープをしっかり圧着させる

シンスプリント・すね内側テーピング

⑤ 完成。中央よりやや内側をテープが通る形になる

シンスプリント・すね内側テーピング

貼り方のポイント

丸山 : この貼り方はテープをひっぱらないように貼ってください。貼り始めは甲の真ん中ではなく親指の骨の下あたりから、すねの内側を通っていく形です。足首を90°にして貼りますが、座っている場合は壁に足の裏をつけるか、立って貼ると角度を固定できます。

キネシオロジーテープの貼り方④ 足裏のアーチ確保

① テープは50mm幅を使用。1本目は親指の先からかかとまでの長さに採寸

シンスプリント・すね内側テーピング

② このテープは先の5cmに切れ込みを入れておく

シンスプリント・すね内側テーピング

③ もう1枚は足の甲の中央を1周+1cmほどで採寸

シンスプリント・すね内側テーピング

④ 切り込みを入れた方のテープは、切れ込みの下、2cmほどのところではく離紙を破る

シンスプリント・すね内側テーピング

⑤ はく離紙を折り曲げる

シンスプリント・すね内側テーピング

⑥ 切れ込みの付け根を親指の付け根あたりに貼る

シンスプリント・すね内側テーピング

⑦ 最初に切れ込みを入れた部分のはく離紙を剥がす

シンスプリント・すね内側テーピング

⑧ 切れ込みを入れた部分で親指を包み込むようにひっぱらずに貼る

シンスプリント・すね内側テーピング

⑨ 親指を持ち上げて親指からかかとの外側が一直線になるようにし、内くるぶしの下からアキレス腱の下までテープをひっぱって貼る。アキレス腱の下から外くるぶしのほうへはひっぱらずに貼る

シンスプリント・すね内側テーピング

⑩ 土踏まず付近の浮いた状態のテープは、シワにならないように圧着する。中央から両側へ押さえていくとシワになりにくい

シンスプリント・すね内側テーピング

⑪ 2本目のテープは真ん中で折り、はく離紙を破って折り曲げる

シンスプリント・すね内側テーピング

⑫ 足の甲にテープを圧着したあと、足をギュッとしぼるようにつかむ

シンスプリント・すね内側テーピング

⑬ 足をつかんだまま、テープは強めにひっぱってかかとの方に向かって貼る

シンスプリント・すね内側テーピング

⑭ 完成

シンスプリント・すね内側テーピング

貼り方のポイント

丸山 : この貼り方ではひっぱるところとひっぱらないところの差をしっかり分けてください。2枚目のテープで足裏を掴んでかかとの方へひっぱるときは、かなりしっかりひっぱりましょう。ただ、最後の数センチのみ、ひっぱらずに貼るように意識してください。貼ってすぐは足裏に違和感がありますが、すぐ馴染みます。

キネシオロジーテープの貼り方⑤ つり防止

① テープは50mm幅を使用する。採寸はかかとの下約5cmから膝下までの長さのテープを2本用意

つり防止 テーピング

② 足首は90°にし、はく離紙の端を5cm剥がしてアキレス腱にしっかり圧着させる

つり防止 テーピング

③ どこに貼るか、はく離紙をすべて剥がす前に足にあててイメージするとうまく貼れる

つり防止 テーピング

④ ふくらはぎに沿うように、ひっぱらないではく離紙を剥がしていく

つり防止 テーピング

⑤ もう1枚も端をアキレス腱から同様にV字になるように貼っていく

つり防止 テーピング

⑥ ひっぱらないで、はく離紙を持ち上げるようにして上に持っていくのがポイント

つり防止 テーピング

⑦ 完成

つり防止 テーピング

貼り方のポイント

丸山 : この貼り方はひっぱらないのがポイントです。腓腹筋を包み込むように貼ることで、V字テーピングの効果が得られます。ふくらはぎの疲れを和らげ、足がつりにくくなります。

いかがでしたか?
応用編とはいえ、複雑な貼り方ではないので、気になるものはぜひ貼ってみてください。足の後ろは自分では確認しにくく、貼る角度などが難しく感じる場合もあります。その際ははく離紙を剥がす前に足に当て、場所を確認しておくと貼りやすいと思います。キネシオロジーテープを使いこなして、楽しいランニングライフを送りましょう!

ProFitsシリーズ

ProFitsシリーズ。50mm幅は足首や膝、ふくらはぎ向け。丸山さんおすすめは復元する力が強いしっかり粘着タイプ。ムレや肌への負担が気になる場合は快適通気タイプを。

ProFitsのサイト

https://pip-profits.com

教えてくれた人

プロフィール

  • 丸山里夏

    ピップ株式会社 プロ・フィッツのテーピングインストラクター。
    各種スポーツの大会においてテーピング施術サービスを行い、テーピングセミナーの講師としてテーピングの重要性も説いている。スポーツでは野球、テニスのプレー経験があり、テニスのコーチも務めていた。
    愛称はまるちゃん。

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