ランニング用のアームカバー、普通のとどう違う?効果は?
日差しのなか、気持ちよく汗をかきながら走りたい。でも、日焼けや紫外線が気になって……。ランニングのときに、日焼け、紫外線を気にするランナーは多いものです。また、「日焼けはそう気にならない」という方にとっても、紫外線が特に強くなる4月から8月にかけては、健康のためにもなんらかの対策をとりたいものです。日焼け対策のランニンググッズ、アクセサリーはさまざまなものが出ていますね。キャップやサングラスは使っている、という方も多いでしょうか。今回は、そのなかで「アームカバー」に着目しました。アームカバーは、女性の方は日常生活で使うタイプは比較的身近だと思います。では、これがスポーツ用、ランニング用だと、何がどう違うのでしょうか?アンバサダーのみずほさんと編集部で、日差しのなかを走って、いろいろ比較してみました!
ランニング用のアームカバーの布地とフィット感は?
着用前に、まず肌触りや伸縮性をチェック。
やわらかめの生地で手触りがいいです。走ったあとの洗濯も、特に問題なさそう。布地のキメが細かく感じますね。「通気性は大丈夫なのかな?」というのが、触れてみたときの印象でした。
さあ、実際に着けてみます。
まずは、両方着けてみて……。
伸縮性はどうかな?
程よいフィット感。締め付ける感じはないですが、ずり落ちてもこない。そして、手首に近い部分は、そこそこゆとりがあります。
特に、伸縮性に優れているという感じはしません。いたって普通です。普段使いのアームカバーよりも、ゆるりと着けている、でも落ちてこない。そんな印象です。
さっそく、着用してランニング!効果のほどは?
実際に、ランニング用のアームカバーを着けて走ってみました。
今回は、片腕にランニング用を着用し、もう片方は着用しない状態、そして。普通のものと比較でそれぞれを片手ずつつけての2パターン試しました。使用感や効果は……。
通気性をチェック!
みずほさんには、ルームランナーで走ってもらい、汗をかいたときの通気性をみてもらいました。
・片方ランニング用を着用、もう片方の腕は何も着けずで20分走行
みずほ : 汗をかいたときのムレ感はなく、素肌のほうとそんなに違わない!汗ではりつく感じもないです。
・片腕ランニング用、もう片腕は普通のアームカバーで20分走行
みずほ : 普通のほうは、丈が短いものだったのに、走り出して5分でムレ感がひどい!
ランニング用のアームカバーは、抜群の通気性で清涼感すら感じるほどでしたが、普通のアームカバーは、少し体があたたまっただけで、熱のこもりやムレ感を強く感じました。
日焼け対策をチェック
編集部では、日差しの下で、みずほさんと同じように、片腕着用と、普通のアームカバーと片腕ずつ着用を試しました。
・片方ランニング用を着用、もう片方の腕は何も着けずで10分走行
アームカバーなしの腕は、当然むき出し。日差しの下を5分も走ると、ジリジリとしてきます。痛くなる寸前で断念。ランニング用のアームカバーを着用した腕は、日差しを気にせず、走れる感じです。腕にジリッとくる様子もありませんでした。
・片腕ランニング用、もう片腕は普通のアームカバーで20分走行
日差しの受け具合は、ランニング用と普通のアームカバーで、そう違いは感じませんでした。日焼け対策だけを考えた場合は、好みに合わせてどちらを使うか選んでもよいでしょう。通気性は、上でもお伝えしたようにランニング用のほうが断然優れています。
ランニング用のアームカバーは、結局何がいいの?
それは、通気性です!今回試したランニング用アームカバーは、クール仕様ではありませんでしたが、本当に風通しがよく、清涼感が長く続きました。「この快適さを知った瞬間に、普通のTシャツではなく、はじめてランニングウェアを着て走ったときのことを思い出しました」とみずほさん。
ランニング用のウェアやグッズには。それぞれ使うメリットがある。そして、どのアイテムにも共通しているのは、「快適に走り続けられる工夫がされていること」。今回のアームカバー体験で、みずほさんも、そして編集部もランニング用のアイテムのありがたさをあらためて感じました。まだまだ暑い日は続きますが、少しでも快適に、楽しみながら走りたいですね!