【おしゃれラン】ウェアの色選びに迷ったら、トレンドカラーにトライ!
ファッションが好き。ランニングウェアにもこだわりたい。でも、ランニングのためだけにウェアを買い揃えるのはもったいない。そんなおしゃれ好きランナーと、ランニングウェアのトレンドを追いかける「おしゃれラン」企画。第三段では、ウェアの色選びについて考えます。
皆さんは、どんな基準でウェアの色を選んでいますか?
似合うから。何だか着たい気分だから。夜道でも目立つから。理由はさまざまあると思いますが、「トレンドカラーを取り入れる」という基準もひとつだと思うのです。
そもそも、トレンドカラーって誰が決めているんでしょうか?
世界の2つの専門機関がそれぞれ、その年のトレンドカラーというものを発表しています。ひとつはアメリカのPANTONEという会社。もうひとつは、「インタカラー(国際流行色委員会)」という専門機関です。実際にそのシーズンが始まる2年〜1年半前にはトレンドカラーが決めっているというから驚きです。アパレル各社は、トレンドカラーをもとに商品企画を行っているそうです。
ほかにも、トレンドカラーを探る方法があります。それは、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリで開催されるファッション・ウィーク。世界を代表する人気ブランドが発表する作品からもその年のトレンドカラーを探ることができます。PANTONEと2020-2021AW(秋冬)コレクションを参考にコーディネートを検証してみましょう。
PANTONEが発表した2020年の色は、クラシックブルー
まずはアメリカのPANTONE社が発表するトレンドカラーからみてみましょう。2020年の「Color of the Year」に選ばれたのは「クラシックブルー」です。選考理由は「シンプルさの中にエレガントさを持つ時代を超越した永続的な色合い」とのこと。うーん、わかるようでわかりません。
ハッキリした色味のクラシックブルーはコーデ全体を引き締める効果があるので、トップスではなくあえてレギンスに持ってきて。その分、トップスには淡く優しいニュアンスカラーを持ってきました。
異なる色を合わせるのが苦手という方は、まずは同系色を合わせるところから始めましょう。たとえばこのコーディネートは、エメラルドグリーンのトップスとクラシックブルーのボトム、黒のスニーカーとすべて寒色系でまとめています。
2020-2021 AW (秋冬) のファッションウィークで注目された白
2020年の2月〜3月に開催されたファッションウィークでは、多くのブランドで雪のように白いスタイルが目立っていました。遠くからでも目を引く白は、夜道のランニングにも相性ピッタリです。
白を引き立たせるために、合わせるのはコントラストの特性を持つ黒がベスト。色味がなくて少しさみしく感じる方は、スニーカーにピンクや赤など目立つ色を持ってくるのはどうでしょう。
2020 SS (春夏) から続いて、アイスブルーも人気のカラー
最後に紹介したいのは、2020のSS(春夏)でブレイクしたアイスブルー。秋冬も引き続き人気のトレンドカラーです。春夏シーズンでは、差し色としてではなく、全身ワントーンのコーディネートが話題を呼びましたが、秋冬シーズンでは差し色として面積の大きいジャケットで取り入れたいところ。冬の寒空を彷彿とさせる儚い色が、気持ちを冬へと向かわせてくれます。
たかが色。されど色。ウェアのカラーひとつで気分も大きく変わります。「今日、何色を着よう?」と迷ったら、トレンドカラーにトライしてみてください。普段、自分では選ばないような色が、気分を高めるモチベーションカラーになるかもしれません。新しい色との出会いをぜひ楽しんで!
【アイテム詳細】
- ジャケット(オイルブルー):フルジップフーディー
32MC0865/参考上代:7,590円(税込)/ミズノ - Tシャツ(オイルブルー):Tシャツ(MIZUNOロゴ)
32MA0810/参考上代:4,290円(税込)/ミズノ - グラフィックタイツ(ブルー):グラフィックタイツ
32MB0811/7,150円(税込)/ミズノ - グラフィックタイツ(ブラック):グラフィックタイツ
32MB0811/7,150円(税込)/ミズノ - タンクトップ(ブラック):タンクトップ
32MA0860/4,180円(税込)/ミズノ - ウォーマージャケット(ホワイト):ブレスサーモ ウォーマージャケット
32ME0831/10,450円(税込)/ミズノ - スニーカー(ブラック):WAVE SKYRISE
J1GD2009/12,980円(税込)/ミズノ - スニーカー(ピンク):WAVE SHADOW 4 WIDE
J1GD2097/13,090円(税込)/ミズノ