【シューズ解説】「ナイキ エアズーム ペガサス38」 vs ボメロ15 + インヴィンシブルラン
シューズアドバイザー藤原さんのランニングシューズを上手に履きこなすためのシューズレビュー!「NIKE(ナイキ)エアズーム ペガサス38」をご紹介
ナイキ 2021年新作「エアズーム ペガサス 38」のご紹介
みなさんこんにちは!シューズアドバイザー藤原です。
今回は、2021年発売のランニングシューズ「ナイキ エアズーム ペガサス38」を100キロ程度を走ったところで満を持してシューズレビューをしたいと思います。
エアズーム ペガサス 38 について
このナンバリングが示す通り、38代続くナイキ名品シリーズ。
新商品が発売されては消えていくようなランニングシューズ業界にあって、これは他社も含めて驚異のロングセラーモデルです。
そして前回37代目のシリーズから大幅な変更があり、更なる進化をしたペガサスシリーズ。その象徴である反発弾性の高い素材「リアクトフォーム」と前足部にエアバッグが搭載された高いクッション性のソールはそのまま。今回はアッパーが大幅に変更されたのが特徴になります。少しすっきりとした前回モデルに対して、ちょっと前足部に余裕があるラストに変わりました。
シューレーストレンドをするフライワイヤーがグループ化され、面で包む前回のフィット感に対して、今回はそれぞれが独立して「線」で閉まるものに変更。
シューレースを緩めると、足入れがスムースなぐらいルーズなのですが、反面レースアップすると、甲周りとかかとがかなりしっかり締まる印象です。
今回のモデルは足型に関係なく履けそうなラストに仕上がっています。
シュータンも前回より肉厚な素材を採用しています。総重量はやや重たくなった分、半面全体としてフィット感が向上したせいもあり、アッパーとソールユニットの剛性は高まった印象です。
履けば分かるとても良いクッションのランニングシューズに仕上がっています。
ランナーを選ばないランニングシューズ
ですから、ビギナーの方にも当然オススメなのですが、ビギナー用と呼んでしまってはもったいないモデルです。
ソール剛性が高いガイドが強いこのシューズはあの、ケニアのエウリド・キプチョゲ選手ですら、お気に入りのフェイバリットシューズだといいます。
ビギナー用ではなくてランナーを選ばないシューズと呼んだほうがいいでしょうね。
LSD、ジョグからテンポアップまで。幅広く使えるデイリートレーナーモデルです。
エアズーム ボメロ 15について
ちなみに、エアズームボメロ15は、ズームXフォームとのコンビのミッドソールを持ったまさにラグジュアリーモデルです。
全体のフィット感雰囲気はペガサスに似ていますが、トップモデルの「ヴェイパーフライ」や「アルファフライ」にメインで使用されている、「ズームXフォーム」のあのバウンド感が、一味ピリッと効いたクッションがポイントです。
もうペガサスは何代も履いたという方は、プレミアムクッションである、このボメロも是非試してみてください。
特にこの15代目のボメロからはズームXフォームが、かかとに採用されて、さらなる進化をしていますからね。
ズームX インヴィンシブルラン
そして別レビューでも話したインヴィンシブルランは、ズームエックス・フルレングスフォームを採用した、まさに遊び心そのもののシューズ。私も疲労感を感じる時には迷わずこちらを入っています。
こちらも入門編というよりペガサスから変化をさせたい方におすすめですね。
最後に
税込14,300円と、費用対効果なら断然「ペガサス38」がオススメです。
・ナイキで一足、しっかりとしたシューズが欲しい。
・初めてのランニングシューズとして。
・ワークアウトなど専門的なトレーニングをしているランナーのコンディショニングシューズとして。
そんなランナーにおすすめのモデルです!
今回は前足部がやや広めになった印象ですので、37台目で試した方も是非履いてみてください!
シーズアドバイザー藤原でした。
シューズ概要
NIKE(ナイキ) AirZoom Pegasus 38(エアズーム ペガサス 38)
メーカー希望小売価格:14,300円(税込)
ウェイト:約284g/(片足26.0cm)
ドロップ : 10mm (ヒール27.5mm, 前足部17.5mm)
シューズアドバイザー藤原 (F-shokai)
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