【シューズ解説】Onはスピードボードで履きわけろ!履き分けてトレーニング効果をマックスに!

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シューズアドバイザー藤原さんのランニングシューズを上手に履きこなすためのシューズレビュー!On(オン)代表的な4モデルのランニングシューズを、どのように使用するのがランニングを楽しめるのか?をシューズアドバイザー藤原がご紹介

Onランニングシューズの特徴と履き分け方法をご紹介

みなさんこんにちは!シューズアドバイザー藤原です。

さて今回は、スイスのブランドOn(オン)のシューズをご紹介します。

Onとは

Onといえば、ゴムホースから着想したクラウドテック・テクノロジーにまず目が奪われてしまいますね。

そのため、どのシューズもルックスは同じように見えますが、しかし当然それぞれのシューズがそれぞれ大きな特徴を持っていて、それぞれの用途に分けて使用すると、その魅力が増すのは他のブランドと同じです。

ということで今回はOnのランニング・ラインナップをもっと効果的に使う、その履き分け・使い分け術をご紹介しましょう。

Onの特徴について

唯一無二の感触であるクラウドテックのクッション感はもちろん大きな特徴なのですが、Onのシューズ全体の機能性を大きく支配しているは、ちょっと目立たない靴底のスピードボードです。

簡単にいうと、これ(スピードボード)がシューズによって違うというのが、Onの特徴というわけなのです。

ではどう違うか。このスピードボードのしなり感をシューズによって変えることで、スピードや距離への最大サポートを考えているんですね。

「しなり感が少ない(固い)モデル」は、ランナーへのガイドをシューズが強く出そうとしていて、長くゆっくり走るのに適した作りになっています。

逆にスピードボードに「柔軟性があるモデル」は、体の動きを表現してくれる反面、ガイド機能は落ちます。比較的距離は短く、スピードを出している時にサポートしてくれるタイプになります。

ワークアウトでの用途による履き分け!

例えばワークアウトでの用途による履き分けを全てOnシューズでやるとしたら、考えてみましょう。

1、クラウド スイフト

まずはウォーミングアップは「クラウド スイフト」のようなデイリートレーナーがベストです。

On独自ミッドソール素材「ヘリオン」を始めて搭載モデル。バウンドのあるクッション性が特徴のシューズは、スピードボードが「少ししなる程度」のガイドの強いモデルとなっています。

ウォーミングアップでは、いいフォームに持っていくことも重要な目的。シューズにしっかりガイドしてもらって、ワークアウトに向けて良い状態を作っていきます。

2、クラウド フロー

ではワークアウトでテンポ走をしていくとすると、私はここで「クラウド フロー」に履き替えます。

最新モデルにはやはりヘリオンが搭載されていて、前モデルよりバウンド感がさらに心地良いモデルになっていますが、こちらのスピードボードは蹴り出し時に、必要な部分での屈曲を許してくれる作りになっています。

これはランナーの動きをガイドするというより、ランナーの思いのまま動きやすいサポートをする作りになっているからですね。

またデイリートレーナーの「クラウド スイフト」からフローに履き替えることで相対的に、さらに軽く感じることができ、トレーニングへのモチベーションを高めてワークアウトの効果もMAXにします。

ということで、この「クラウド フロー」は少しテンポアップしてランナー自身が頑張っている時に使うと機能するシューズと言えますね。

3、クラウド ブーム

さて私はトレーニング後半の本数では、よく履き換えてワークアウトをします。自分のやる気を高めたり、同じワークアウト時にシューズを試すことで、どっちをどう使うか自分の中での棲み分けをクリアにしたいからです。

今日はここで「クラウド ブーム」に履き替えてみます。

このシューズはカーファンファイバーがスピードボードに挿入された構造。これは他社のカーボンプレートは構造的に違います。Onにはもともとスピードボードという、いわばプレートが使われているわけです。その機能性をカーボンファイバーで補完しているのが「クラウド ブーム」というですね。

ですのでシューズ全体はスピードボードに支配されていて、基本的にはゆりかご構造を強めていて、アッパーはミニマルで軽量にしたと言う、接地感の点で「クラウド フロー」とは違うアプローチのテンポアップレーシングです。

これで数本走って感じが良かったら、こちらはレースデーにとっておくシューズかなと思っています。

普段のワークアウトは「クラウド フロー」で。
レースデーは「クラウド ブーム」といった使い分けがおすすめです。

4、クラウド

さてワークアウト・トレーニングを終えて、体を目いっぱい自由に使った後は、少し走りがバラバラな感じになります。筋肉が少し張っているかもしれませんので、最後はしっかり自分の体の動きを感じることができるシューズを履いてクーリングダウンをします。

この時はOnの代表的なナチュラル・ランニングシューズ「クラウド」を履きます。スピードボードが、かかと付近でもどこでもしなり&曲がり、体の動きを表現するシューズです。とても地面の感触を感じるし、自分の動きを感じることができますよね。

このシューズはむしろランナーの普段履きにも最適。歩くのに使ったり今回のようにクーリングダウンのような場面で地面の感触を感じるぐらいに使ってほしいシューズですね。

まとめ

シューズは無機質な物体で、ランナーの思うように変化してくれるわけではないのです。ですから、その用途で変化させていく必要があります。特に例えば健康目的から大会出場自己ベスト達成とか、ランナーの目標が変化していけば、おのずとシューズの種類が増えるのが自然です。

数ではなくて、種類を増やすというわけです。

ワークアウトするのはランナーだからシューズなんて関係ない、なんて言わないで、そのランナーが頑張っているワークアウトをより効果的・効率的にするのもシューズです。

わざわざ大変なこと(ワークアウト)をしているわけですから、しっかり履き分けてシューズに助力をもらって、そのトレーニング効果を最大限にしてほしいですね。

シューズアドバイザー藤原でした。

シューズ概要

On(オン) Cloud Swift(クラウド スイフト)

メーカー希望小売価格:17,380円(税込)
重量:約282g
ドロップ:7mm

On(オン) Cloud Flow(クラウド フロー)

メーカー希望小売価格:16,830円(税込)
重量:約238g
ドロップ:6mm

On(オン) Cloud Boom(クラウド ブーム)

メーカー希望小売価格:21,780円(税込)
重量:約225g
ドロップ:9mm

On(オン) Cloud(クラウド)

メーカー希望小売価格:15,180円(税込)
重量:約183g
ドロップ:6mm

シューズアドバイザー藤原 (F-shokai)

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プロフィール

  • シューズアドバイザー 藤原岳久

    ランニングシューズフィッティングアドバイザー。
    ランナーのシューズ選びをサポートする“お買い物ツアー“の開催や、シューズ販売員に向けた研修の実施など、買う人と売る人の双方を支えトータルプロデュースする『藤原商会』の代表。フルマラソンの自己ベストは2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)。

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