【シューズ解説】「アディダス アディゼロ ボストン8」オールラウンドな使い勝手のよい、定番モデルがアップデート!
シューズアドバイザーの藤原岳久氏によるシューズ解説です。アディダスのボストン8をご紹介します!
「アディゼロ ボストン8」 価格12,000円(税抜)
ボストンシリーズは、世界最古のフルマラソン、ボストンマラソンの名を冠したシリーズです。実は今回から商品名のナンバリングを統一。インターナショナルにあわせて「ボストン8」となりました。
今回でフルモデルチェンジとなりますが、正直大きな変更点はありません。しかし“モノづくりのアディダス”らしいエッセンスが随所に見られ、必要なものが必要なだけついている、とても実用的なモデルチェンジになったと言えます。
一言でいえば「よりしっかりよりフィット感があるシューズ」。エンジニアードメッシュのアッパーが甲まわりと踵でつかむような良質なフィット感を生み出しています。
シューズ全体のしっかり感は「トルション」システムというアディダスならではのシャンク構造によるものです。従来より、中足部から前に大きく張り出していることで、ねじれを防ぎ、動きを最適化してくれます。
重量を限りなくゼロにしたいという「アディゼロ」コンセプトのレーシングカテゴリーシューズですが、10mmドロップのソール構造は、トレーニングシューズのような体のバランス崩して前への誘導を感じられるシューズ。
構造的にも、ちょうど毎日のトレーニングシューズとレーシングシューズの間。「トレーニングシューズで軽い」というオールラウンドな使い勝手のよいモデルです。
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