シューズアドバイザー藤原さんにスポリート編集部が聞いた! 2020年のシューズ動向とこれからの展望は?

シューズ シューズ対談

本企画では、スポリートの清水編集長と頂プロジェクトの石原コーチが、シューズアドバイザーの藤原さんに今季のシューズの傾向を聞き、気になるシューズをピックアップ。それぞれのシューズの見どころもご紹介するので、シューズ選びの参考にしてみてください!

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各メーカーの独自技術が出揃った!

──まずは、今季のシューズの傾向を教えてください!

藤原さん :  ここ1年くらいの間で技術革新がすごく進んできて、ソールの素材がどんどん各メーカー独自開発のものへと変わっています。

商品棚を見ながら対談

清水編集長 :  各メーカーの個性が、2020春夏モデルで出揃ったという感じがありますよね。それぞれがやりたかったことを体現しているシューズができたというか。

藤原さん :  そうですね。以前はほとんどのメーカーが、加工しやすいEVAを使っていました。そのうえで、発泡の度合いをコントロールして硬さに変化をつけることで、独自性を出すのがメジャーでした。

石原コーチ :  材料は同じで、レシピがそれぞれ違ったということですね。

藤原さん :  そうです。それが、最近では使う材料も配合も、発泡のさせかたも独自性が高まっている。つまり材料もレシピも、すべて各メーカー独自のもので勝負するようになってきたということです。

メーカー独自のソール

藤原さん :  それと、今後は価格の二極化も進んでいくと思われます。技術が進化することによって、高機能素材を安く作れるようになってきているからです。

石原コーチ :  良いものがリーズナブルな価格で手に入るようになったら、シューズの履き分けももっと気軽にできるようになりますね。走り方やトレーニング内容に合わせてシューズを変えることが当たり前になっていけば、ランナーのみなさんのレベルもさらにアップしそうです。

清水編集長 :  シューズごとの特徴を知ってもらったうえで、いろいろなシューズを履くランナーが増えていったらいいですね。ずっとスパゲティばかり食べてる生活じゃつまらないから、和食も中華もいろいろ食べるという感じで。

藤原さん :  そうそう、それぞれのシューズに違った特徴があるので、どれが良いとか悪いとか、順位をつけられるわけじゃないんですよね。用途に合ったものを選んでほしいということで。

シューズの履き分けについてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてください!

藤原さん :  それと、ここ最近は本当に各メーカー技術の進化スピードが速いので、シューズを購入するときはぜひ新しいモデルのものを選んでもらいですね。これまでは1年前のモデルを安く買うっていうのもひとつだったかもしれないけれど、これからはぜひ最新の履き心地を堪能していただきたいなと思います。

藤原さん

清水編集長&石原コーチが選ぶ! 今季の気になるシューズは?

各メーカーで続々と技術革新が進んでいるランニングシューズ界。あっと驚くテクノロジーや、これまでになかったような履き心地のシューズも生まれてきています。そんな多彩なシューズラインナップのなかから、清水編集長と石原コーチが今季のおすすめをピックアップしました。

清水編集長注目のシューズは、スケッチャーズ『ゴーラン マックスロード4 ハイパー』

清水編集長

2020年春夏シーズンのおすすめは、スケッチャーズ『GOrun MaxRoad4 Hyper/ゴーラン マックスロード4 ハイパー』です!
アメリカで、ナイキをはじめとするメジャーブランドの牙城に食い込む、いま最も勢いのあるシューズブランド「スケッチャーズ」。スニーカーブランドのイメージが強いスケッチャーズですが、トップアスリートも満足できる本気のランニングシューズが続々と登場しています。マックスロードは、その名の通り街中などのロードランニングに最適の一足で、どんなランナーにも使いどころのあるシューズです。

おすすめしたい3つのポイントはこちら。

  1. ミッドソールに「ハイパーバースト」を搭載。軽くてクッション性も高いのに耐久性まである独自のソール素材です。しかも「マックスロード」というくらいなので、ソールの厚さは今流行りのマックスな厚底。ファッションスタイル的にも◎。

  2. ミッドソールの形状は「Mストライク」と呼ばれる、前に誘導をかけるような構造。足裏の中心部(ミッドフット)を起点に、ゆりかごのように前後に揺れる構造になっています。この真っ直ぐ立つには不安定な形状が、ランニング時に自然と足を前に運んでくれます。

  3. 足を包み込むアッパーは、伸縮性のある「ニット素材」でフィット感が抜群。ニットといってもとても丈夫な生地素材で、横ブレしやすいサポート箇所は伸びない縫い方になっているなど、一枚のアッパー生地が部分部分で工夫されています。

実際に履いてみると「あれ? 私こんなテンポよく走れたっけ?」と錯覚するような、身体がクイックに反応して動いてくれる感じ。ポンポンと前に進むフィーリングが気持ちよく走れるポイントになっていると感じました。

スケッチャーズのシューズについては、ぜひこちらの記事もご覧ください!

石原コーチ注目のシューズは361°『スパイアー4』

石原コーチ

学生の時はメジャーなメーカーのシューズを履くことが多かったのですが、どのメーカーにもそれぞれの「良さ」「特徴」があることを改めて知ることができました。
皆さんにも、ぜひさまざまなメーカーのシューズを知ってもらいたいので、2020年春に新しく日本に入ってきたメーカー、361°(スリーシックスティワン)の『SPIRE4/スパイアー4』をおすすめします!

361°の一番の特徴は、クッション性・反発性・耐久性を兼ね備えた「クイックフォーム」と呼ばれる独自のミッドソール。加えて『スパイアー4』には、「クイックスプリング+」という、より快適なフィット感と反発性をもたらす軽量化されたミッドソールが組み合わされています。
実際に履いてみると、足を入れたときのふわっとしたソールの感触に「足を守ってくれているな」と安心できます。それでいて、ランニングを邪魔するほどのふわふわした感じではなく、走っていてしっかり前に進んでいけるのが気持ち良いですね。

どのレベルのランナーにも幅広く使えるということなので、多くの人に手に取ってもらいたいと思います。
女性モデルの爽やかな春夏カラーも可愛いですよ!

361°のシューズについては、ぜひこちらの記事もご覧ください!

スポリート読者のみなさんも、ぜひ各メーカー独自のテクノロジーや特徴をチェックして、自分の目的にフィットしたシューズを見つけてみてください!

プロフィール

  • シューズアドバイザー 藤原岳久

    ランニングシューズフィッティングアドバイザー。
    ランナーのシューズ選びをサポートする“お買い物ツアー“の開催や、シューズ販売員に向けた研修の実施など、買う人と売る人の双方を支えトータルプロデュースする『藤原商会』の代表。フルマラソンの自己ベストは2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)。

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