体幹と股関節を鍛えるランナーズドリル Part9「ルーマニアンデッドリフト」
ランニングというと下半身や足回りに注意がいきがちですが、実は上半身と下半身のバランスをとり正しい姿勢を保つために体幹を鍛えることも重要です。 そんな体幹や股関節まわりを鍛える、自宅でできる筋トレを10回に渡ってご紹介します。 自己ベストや大会でのタイムを縮めたい方、ダイエットや健康のためにランニングを始められた方にもおすすめの体幹トレーニングです。
ルーマニアンデッドリフト
(1)ルーマニアンデッドリフトとは
ルーマニアンデッドリフトは主に、ハムストリングス(大腿二頭筋長頭・大腿二頭筋短頭・半腱様筋・半膜様筋)体幹部・大臀筋を鍛える種目です。
立位で、両手を腰に当て、片膝を90°くらいまで上げた状態で、脚を後ろに伸ばした状態から、上体を前に倒して行う。
ハムストリングスのあたりが限界まで伸ばされることにより、刺激がとても強く入ります。
(2)ルーマニアンデッドリフトを行うことで得られる効果
・全身の筋肉をバランス良く鍛えることができる
・基礎代謝が上がり、痩せやすい身体を作ることができる
・美しいヒップラインを作る
(3)意識するポイント
・両手を腰に当て、片脚で立つ
・背中が丸まったり、腰が反りすぎないよう、注意して行う
・ハムストリングスが伸びていることを意識しながら行う
・軸がブレないよう、腹部に力を入れた状態で行う
※反対の足も同様に行いましょう
回数
左右交互に10回×3セットを目安にやっていきましょう。