夜ランニングの効果と注意点
ランニングを継続するには自分にあったスタイルで実践することが大切ですね。朝ランニングと夜ランニング、あなたはどちら派ですか?それぞれにメリットとデメリットがありますがご存知でしょうか。
夜のランニングは暗くて危ないというデメリットもありますが、メリットやさまざまな効果もあります。仕事などで自分の時間が夜にしか取れない方も多いと思いますので是非参考にしてください。認識することで更に効果が出そうですね。注意点と併せてご紹介します。
夜ランニングの効果
質の高い運動
夜のランニングでは、体の深部体温が高くなるので筋肉や関節が柔らかくなっていて動かしやすい状態にあります。さらに筋肉や肺の機能など、有酸素運動の能力は朝に比べて夜の方が高くなっています。運動する準備ができている体ということなので、怪我をするリスクが低くなります。
成長ホルモンの分泌促進
筋肉は成長ホルモンによって回復し強化されます。成長ホルモンは夜に寝ている時と運動後に多く分泌されるので、夜のランニングには成長ホルモンの分泌促進をする効果があります。
筋肉の早期回復
人の体は筋肉を分解してエネルギーに変えています。筋肉の分解を促進しているのは、コルチゾールというホルモンで、このホルモンは夕方には分泌量が減少状態になっています。夜のランニングは筋肉の分解が少ない状態で走れるので、ランニングの後の筋肉の回復が早いという効果があります。
紫外線を気にしなくてよい。仕事が終わる時間が決まっているとランニングの時間を確保しやすい。周りが暗くて視野が狭くなるので自分の走りに集中しやすい。1日のストレスから解放されてリフレッシュできる。心地良い体の疲労感を得られるのでぐっすり眠れる。他にも夜ランニングのメリットはたくさんありますが、気を付けないといけないこともあります。
夜ランニングの注意点
見えやすいウエアを着ましょう
夜のランニングはランナーが他の人から見えにくいものです。事故を防ぐためにもできるだけ見えやすい明るい色の服を選ぶことが大切です。明るい色や反射する素材のウェアを選ぶようにしましょう。反射板のついたグッズやライトも効果的です。
ランニングは寝る3時間前までにしましょう
寝る直前まで運動をしていると、睡眠の妨げになります。夜ランニングをするなら寝る3時間前までには運動を終わらせておく必要があります。
明るい場所を走りましょう
人気のない夜道は危険です。治安が良く、できるだけ人通りがある、外灯もある明るい場所を選びましょう。特に女性が一人でランニングする場合は人通りの少ない場所は危険ですが、男性の場合も安全性の高いコースを選びましょう。足もとの悪い道は避けて、平坦で舗装されている道を選びましょう。