【大会レポート】スポリート主催「新春!昭和記念公園リレーマラソン2020」は、参加者の笑顔いっぱいのランを楽しむ1日に!
2020年1月5日、昭和記念公園にて記念すべきスポリート主催の「新春!昭和記念公園リレーマラソン2020」が行われました。天気も良く、絶好のマラソン日和での開催となり、手作り感のある温かいイベントは、参加者が和気あいあいと楽しむ1日になりました。当日の様子をレポートします!
昭和記念公園園内コース初!の大会はお天気もよく最高のマラソン日和
スポリートが満を持して企画・開催した、「新春!昭和記念公園リレーマラソン2020」。昭和記念公園といえば市民マラソン大会のメッカであり、箱根駅伝の予選会会場としても有名なところ。よくあるマラソン大会の一つでは?と思われるかもしれませんが、今回は他とは一線を画する特徴がありました。というのも、通常この公園で開催されるマラソン大会は、唯一園内コースを使う箱根駅伝の予選会以外は、自転車などに乗って利用する公園の外周と呼ばれるコースが使われています。外周コースは広々とはしていますが、一般の道路を走っている感覚と変わらず、公園の風景もイマイチ楽しめません。
しかし、せっかくの昭和記念公園、緑が豊かで池のある風景を見ながら走れないのはもったいない!そう考えた編集部が粘り強く東京都と交渉したのが、園内のコースを走るマラソン大会の開催でした。申請から長い期間をかけさまざまなやり取りの末、ようやく許可が下りて開催の運びとなったこの大会。当日はお天気もよく、コンディションはばっちり。お正月気分ののどかな空気も残る中、小さなお子さんから本気のランナーまでみんなが走って楽しんだ1日になりました。
今回使うのは、園内に設定されている「水のコース」と言われる、池の周囲の1周2.5kmのコース。2019年の1月に園内に整備されたランニングやウォーキングが楽しめる3つのコースのうちの一つで、水鳥の池の周囲を走るために景観が良く、アップダウンも少ないので初心者でも走りやすいのが魅力です。この周回コースで10kmラン、親子ラン、リレーマラソンが行われました。
「水のコース」は水鳥の池をぐるりと廻り、爽快感あり!
午前の部は9時半から受付開始。ボランティアが受付や荷物預かりの対応を行いました。参加者全員に特製トートと、公園内のコースで使える測定タグ「SPOTAG」、親子ラン参加者には新春にちなんで凧やお菓子も配られました。早朝には水たまりに氷が張って寒さもありましたが、参加者が集まる時間になると日も昇って寒さも和らぎ、走りやすいコンディションに。
参加者には特製トートや、園内で使えるSPOTAGもプレゼント!SPOTAGは昭和記念公園以外でも、設置されているコースがある場所であればどこでも使用可能です(http://spotag.com)。
大会MCとして会場を盛り上げたのは、あの設楽悠太選手と神野大地選手…ではなく、ランナーのモノマネ芸を行うポップライン・萩原拓也さんこと“もしか設楽”と、放課後ハートビート・松下シュートさんによる “やっぱり神野”のお2人。ランニングネタを盛り込んだ大会進行で、スターターとしても活躍してくれました。
やっぱり神野(左)と、もしか設楽(右)のお2人。走りはしませんが、寒空でもランニングウェアで気合の入った様子。
参加者には意気込みなども聞いてまわりました。
また、大会に協賛しているMAURTENジャパンからは、試飲ブースが登場!世界的ランナーが愛用し、糖質補給で話題のドリンクにランナーたちも興味津々で、試し飲みに人が集まりました。普段から使用している人もいれば、今日初めて飲んだという人もいて、MAURTENの機能などについても説明を受けていました。
本気のランナーからマイペース派まで、“10km”ラン&親子が手をつないでゴールする達成感抜群の“親子ラン”
午前の部はまず個人10kmランからスタート。スタート時には記録を狙うランナーが前列に揃い、本気度が伺えます。2.5kmを4周して競いますが、周回コースゆえに先頭争いの様子が何度も見られ、MCの盛り上げも加わって、見ていて楽しいレースになりました。また、マイペースに黙々と走るランナーは最後まで自分のペースを保ってゴール。参加者それぞれの10kmの楽しみ方が見られました。
10kmランのスターターはやっぱり神野さんが担当。
一斉にスタートしたあとは、すぐに少し勾配のあるふれあい橋へ。橋を渡りきると池の風景が広がるのが快感。
楽しそうに10kmを走る女子ペアも。
続いてスタートしたのは親子ラン。これは2.5kmのコースを親子で1周するレース。参加資格は小学生以下ということでしたが、小学生からそれより小さいかも?というお子さんまで、幅広い年齢層の親子ペアが参加。思い思いのスピードでスタートしていきました。
親子ランの見せ場はなんといってもゴールシーン。手をつないでゴールするのがルールということで、走りきっての最後にバンザイしながらのゴールはなんとも楽しそう。それを見守る人たちも拍手喝采で出迎えました。最後にゴールしたのは、小さな女の子とお母さんのペア。2.5kmを走りきったということで、ゴール後はお母さんが「よく走ったね〜!」と娘さんを抱きしめる、ほっこりするシーンも展開されました。
手をつないでフィニッシュ!
小さな身体でよく走りきりました。お母さんも娘さんをほめながら、達成感で嬉しそう。
親子ランの終了後は、午前の部の表彰式と、1回目のお楽しみ抽選会。各部門の1〜3位には、表彰状と協賛のMAURTEN商品のセットを贈呈。抽選会はスポリートで運営している「頂プロジェクト」の町野コーチが院長を務める、立川高松整骨院のスポーツマッサージ券や、子どもたちから歓声が上がったゲーム機まで、多彩なラインナップ。抽選のたびに一喜一憂の声が漏れ、大盛り上がりとなりました。
上位選手の表彰式では表彰状と副賞のMAURTENを贈呈。
おたのしみ抽選会は、自分の番号が呼ばれないかとみんながドキドキ。該当者がいないと再抽選に。ゲーム機の抽選時には子どもたちから歓声があがりました。
制限時間2時間!一組で何周走るかを競う“リレーマラソン”
第1回のおたのしみ抽選会を修了したあとはいよいよ午後の部となり、メインのリレーマラソンの開始となりました。これは4人〜5人が一組になり、バトンをつなぎながらコースを1周ずつ走り、2時間を走り切るというもの。速いランナーなら2.5kmは10数分程度といったところなので、4人のチームなら速い編成で一人あたり2〜3回程度の出番となり、ゆっくり走る場合は1〜2回と、チームやメンバー個人のタイム次第で走る回数も違ってきます。2時間と時間が区切られているので、制限時間に縛られることなくチームのペースで走れるのがいいところです。
“リレー”というからには、やはりバトンの受け渡し場面がキモ。中には戻ってきたけれど、次の走者がいない!というチームもあり、そんなところもリレーマラソンならでは。また、違うチーム同士でもすれ違うときに「頑張って!」と声を掛け合うシーンも見られて、みんなで走っている感覚が共有されていました。
池の周辺は走っていて一番気持ちのいいところ。一般の来場者はそう多くない日で、快適に走れていました。
こうして2時間の盛り上がりのうちにリレーマラソンは修了。表彰式と、2回目のおたのしみ抽選会を終えて大会は幕となりました。
初めての試みとなった大会は、手探りの部分もありましたが、なごやかな雰囲気の中で終了。すべての年代の人が自分たちのペースで楽しめる大会で、楽しさを感じながら走る様子が伺え、今後の開催も期待したい大会となりました。参加者のみなさん、お疲れ様でした!