ダイエット目的のランニング、最適な食事のタイミングとは
ランニングでダイエット!そんな決意で走っているランナーにとって、食事は大事なポイントです。食事のタイミングや量、食べる物でダイエット効果が変わることも。今回は、ダイエット目的のランニングで、最適な食事のタイミングについてご紹介します。
せっかくランニングダイエットに取り組むのであれば、きっちり結果を出したいもの。しかし、ただ走れば痩せるというわけではありません。ダイエットに成功するためには食事のタイミングがポイントになります。ダイエット成功を目指し、ランニングをするときの最適な食事のタイミングを伝授します。
食事は「ランニングの後」が正解!
体に蓄積された脂肪を燃やすためには、ランニングの後に食事をするのが正解です。空腹時は、体内の脂肪がエネルギーとして消費されるからです。ただし、空腹過ぎると低血糖になり貧血を起こすことも。ブドウ糖やゼリー飲料などを口に入れてから走ることをおすすめします。
ランニング前の食事がNGのワケ
ランニング前に、ごはんなど糖質を含む炭水化物を食べてから走ると、摂取した炭水化物を消費するだけで体内に蓄積されている脂肪までたどりつけません。体を動かすエネルギーは、糖質→脂肪の順番で消費します。そのため、食べてから走っても脂肪が燃焼されずダイエット効果が期待できません。
代謝を上げるランニングのコツ
ダイエット目的でランニングをするならば、長距離ランやハイスピードのランニングはNG。おしゃべりできるくらいのスローペースで、30分程度を目標にしましょう。有酸素運動は20分以上続けないと脂肪が燃えません。そして、筋肉疲労は脂肪燃焼を妨げます。焦らず無理のないペースでコツコツ取り組みましょう。
ダイエット効果を上げる食事
ランニングでカロリー消費しているから、「何でも食べてOK!」というわけではありません。脂肪燃焼につながる食材を積極的に取り入れて、ダイエット効果を高めましょう。ポイントは、「体を温めること」と「筋肉を作る」こと。食事を抜くと、逆効果なのでしっかり食べて痩せ体質に!
体を温める食材で脂肪燃焼!
血行をよくし体温を高める効果があるおすすめ食材は「ショウガ」。紅茶や味噌汁などに、すりおろしたショウガをプラス。脂肪や糖の燃焼を促し代謝アップをサポートします。他にも、カプサイシンを含む「トウガラシ」や「ナッツ類」もおすすめ。
代謝アップのポイントは「タンパク質」
せっかく食事を気にしていても、筋肉が少ないと脂肪は燃えません。「タンパク質」を多く含む食材で、筋力アップを目指しましょう。ランニングの後、ゆで卵やチーズなどを食べると疲労回復にも。ランニング後の食事は、炭水化物のドカ食いは控え、タンパク質、ビタミン、ミネラルを中心に栄養バランスの良い食事を心がけましょう。