初めてのランニング、適した距離とは
ランニング初心者の方はまずどのくらいの距離から始めたらいいのか迷ってしまいますよね。最初からマラソンのような長距離を走る必要はありません。では、初めてのランニングでは、どのくらいの距離から始めるのがベストなのでしょうか?
ランニングを始めたばかりの方の中には最終的にマラソン大会に参加することを目標にしている方もいると思います。ただ、最初からマラソンのような長距離を走る必要はありません。無理して走ると身体への負担も大きく、ランニングを続けることができなくなってしまいます。後々距離を伸ばしていくためにも、初めてのランニングでは無理せず初心者向けの距離から始めてランニング向けの身体を作っていきましょう。
まずは初心者向けの距離から始めましょう
ランニング初心者の中でも、元々体力に自信がある方、スポーツ経験のある方は、すぐに長距離のランニングに挑戦してみたい気持ちになってしまいがちです。しかし、初めてのランニングで無理をすると怪我や故障に繋がる恐れがありますし、何より身体への負担が大きすぎます。まずは初心者向けの距離から始めて、徐々に距離を伸ばしていくようにしましょう。
どうしていきなり長距離を走ってはいけないの?
スポーツ経験のある方はある程度の身体の下地はできあがっていると思いますが、スポーツによって使う筋肉が異なるため、長距離を走りきるだけの筋肉はまだ足りていない可能性があります。また、心肺機能が十分でなければ、長距離のランニングに耐えることは難しいのです。まずはマラソン向けの身体に自分を変えていくことが大切です。
初心者は距離よりも時間?
ランニングする方は家を出る時「今日は5キロ走ろう」、「10キロに挑戦してみよう」と目標を設定することが多いのでは。初心者は身体がマラソン向けにできていないため、目標を達成できない場合もあり、挫折感を持ってしまうこともあります。それでは長続きしません。距離に縛られるより、まずは「自分のペースで30分走る」というように時間を決めて走ってみましょう。毎日続けていれば、マラソン向けの身体になり、後々長距離を走れるようになっていきます。
走り慣れてきたら5キロ完走を目標にしよう
ランニングは有酸素運動と言われています。有酸素運動とは「酸素を取り込み、体脂肪をエネルギー化する運動」です。毎日少しずつでもランニングを続けていくことによって、体脂肪を効率よくエネルギー化できる身体に変わっていれば、少しスピードを出してもエネルギーが切れることがなく、長距離を走りきることができるようになっていきます。5キロ走ることができれば、もうランニング向けの身体になっているということですので、後はトレーニングによってどんどん距離を伸ばしていくことができるというわけです。