マラソン大会の雨対策
夏の暑さも和らぎ、徐々に涼しさが増す秋はマラソンに最適な季節です。日本各地でも大小様々なマラソン大会が開催されます。しかし厄介なのが秋雨前線です。マラソン大会は雨天決行が多いため、雨でもマラソンを楽しめるようしっかりと対策しましょう。
ランニングの集大成にと意気込んでマラソン大会にエントリーしたら、その日に限って雨。想定外の雨のせいで実力が出せずに不完全燃焼…なんて、悲しいですよね。そうならないためにも、知っておくべき雨天のマラソン対策をお教えします!これさえ知っていれば、急な雨に焦ることなくスムーズに走ることができます。
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使い捨てポンチョで体の保温を
大きなマラソン大会では、スタートするまでに10~20分程度の待ち時間がある場合があります。その間に雨で体が冷えてしまうと身体機能が低下しスムーズな走りができなくなります。ウィンドブレーカーやポンチョなどを羽織り、スタート直前まで体を冷やさない工夫をしましょう。オススメは100円ショップで売っているポンチョやゴミ袋に穴を開けた簡易ポンチョ!走行途中、不要になった時点で捨てることができるので便利です。
防水スプレーやワセリンを上手に活用する
ウェアやシューズが雨でグショグショと濡れていては、走っていて気持ち悪いですよね。そんな時に役立つのが防水スプレーです!あらかじめランニングウェアやシューズに防水スプレーをシュッとかけておくだけで、防水性が高まり雨の侵入を防いでくれます。また、撥水性のあるワセリンを体の露出部位やお腹に塗っておくのもオススメです。雨を弾くとともに保温効果で体を冷えから守ってくれるため一石二鳥です。
ツバ付きのランニングキャップで視界確保を
夏の日差しを遮ってくれる帽子は、実は雨天でも活躍する万能アイテムです!雨天のマラソンでは、走行中に雨粒が目や顔に当たったり、前髪から流れ落ちる雫が目に入ったりして、目を開けているのが困難になりがちです。ツバ付きのランニングキャップを被っていれば、雨で視界を遮られるといったストレスもなく安全に走ることができます。撥水加工タイプのランニングキャップがない場合は、防水スプレーをしておきましょう。
着替えやタオルを用意してゴール後も快適に
大会前にはつい見落としがちなゴール後のケア。しかし、これを怠ると大会後の体調不良の原因に!ゴール後雨や汗で濡れたウェアを身につけたままにしていると、気化熱により急激に体が冷やされ、風邪をひきやすくなります。ゴール後は清潔なタオルで濡れた体を拭き、速やかに新しい服に着替えることが大切です。濡れた衣類を入れるビニール袋も用意しておくと便利です。
保温効果抜群のエマージェンシーシートが大活躍!
非常時やサバイバルに使われるエマージェンシーシートは、極薄ブランケットのこと。ポリエステルフィルムにアルミニウムを蒸着させているため、軽くて薄いうえに保温効果も抜群です。防寒防風防水の優れモノ、マラソン大会の雨対策にももちろん重宝します。
エマージェンシーシートは使い捨てブランケット
有名アウトドアブランドから100円ショップまで、エマージェンシーシートの価格はピンキリ。100円ショップには、シートタイプの他に、ポンチョ型もあります。性能に違いはあるものの、その場限りの使い捨なら、安価な物がお勧め。大会当日の天候が怪しい場合、ゴミ回収スタッフやエイドなどゴミ箱の配置場所を事前に調べておくことも忘れずに。