絶対にほどけない靴紐の結び方
ランニングシューズのシューレース(靴紐)の結び方には、いろいろな種類があるのはご存知ですか?ほどけない結び方を知り、足とシューズをフィットさせることで、安易なケガを防ぐ手助けになります。さらにアスリートも使う、最強の結び方もご紹介します。
新品のランニングシューズを、そのまま履いていることはありませんか?買ったばかりのシューズは、きちんとシューレース(靴紐)が通されていないことがあります。間違った通し方や結び方のまま使用すると、するするとほどけやすく、足の動きが制限され、怪我やマメができる原因になってしまいます。さまざまなシューレースの結び方の中から、ほどけない結び方を知り、日頃から正しいシューレーシングを心がけていきましょう。
ほどけない結び方で、快適なランニングを
ランニング中に靴紐がほどけると、結び直すため立ち止まり、途端にペースが落ちてしまうことがありますよね。そんな悩みを一気に解消できる、絶対にほどけない靴紐の「基本の結び方」をご紹介いたします。
ひと巻き追加の「ぐるぐる巻きの蝶々結び」
蝶々結びにひと手間を加えます。最初の手順、片方で作った紐の輪にもう片方の紐を巻きつける回数を「2巻き」し、結ぶ方法です。いつもの手順に「巻き」を1回増やしただけですが、驚くほど簡単でいて、ほどけない結び方なのでおすすめです。
靴紐の素材にもほどけない秘密あり
結び方ではありませんが、ランニングシューズを購入した時に付いている靴紐は、ポリエステルなどのツルツルとした素材でできています。これを綿100%の靴紐に変えると、素材同士が滑らず絡み、ほどけづらくなるので、交換してみるのもひとつの方法です。
アスリート絶賛の「最強」の結び方もあり!
有名プロスポーツ選手も使用している、絶対にほどけない靴紐の結び方があります。プロが使っているからと言って、難しいやり方などではなく、とても簡単に結ぶことができます。時間をかけず、さっと結びたい方におすすめです。
瞬時にしっかりと「イアンノット結び」
一時、某SNSで話題となった結び方で、プロスポーツ選手がしていたことで知られたやり方です。数秒で結べるお手軽さなのに、まったくほどけません。左右の靴紐にそれぞれ輪をつくり、その輪を互いの輪のなかに通し、引っ張り合うだけ。とても簡単でいて、しっかりと結ぶことができます。
強力にほどけない「イアンセキュア結び」
上記でご紹介した「イアンノット結び」の強力版です。イアンノット結びで最初に作った輪を2重にし、その2重の輪ごと、真ん中にできた穴に通して、引っ張るだけでがっちりと結ぶことができます。最初は結び方がややこしく、時間がかかるかもしれませんが、一度やり方を覚えてしまうと、驚くほど簡単に結べるので、ぜひマスターして使いこなしたい方法です。