PR

【市民ランナーのためのテーピング講座1・基礎知識編】テープを貼るだけ!パフォーマンスアップや正しいフォームの助けにもなる、キネシオロジーテープがスゴイ!!


2020.6.29

ランナーのみなさんは走るときにテーピングをしたことがありますか?テーピングは痛い部分があるから、あるいは怪我予防など、ちょっとネガティブな意識で貼るものというイメージがあるかもしれません。実際そうした使い方もあるのは確かですが、実はテーピングにもいくつか種類があり、今回注目するのは、パフォーマンスのサポートや、フォームを正しく導く助けもしてくれるというキネシオロジーテープ!スポリート編集部は頂プロジェクトの石原コーチと、このテープを発売しているピップ株式会社の「プロ・フィッツ」を突撃取材。テーピングのプロフェッショナル・丸山里夏さんに、初心者向けにテープの知識から基本の貼り方まで教えてもらいました!

テーピングテープは大きく分けて3種類
筋肉に直接貼ってサポートする“キネシオロジーテープ”とは?

──テーピングというと巻いて固定したりするものというイメージですが、今日教えてもらうキネシオロジーテープとはそもそもどのようなものでしょうか?

大きく分類すると、テープには固定用テープとキネシオロジーテープ、自着式のテーピングテープがあります。
固定用テープというのは、白くて伸びないもので、巻いて関節を固めるためのものです。固定テープの中にも少しだけ伸びるものがありますが、それは肩など全く動かないと困るような、大きな関節を固定するときに使います。自着式テープは重ねて巻くことでテープどうしがくっつき、はがして何度も巻き直せるタイプで、これもさまざまな固定に使用します。そしてキネシオロジーテープは筋肉に沿って肌に貼ってアプローチするもので、筋肉の補助をしてくれるテープです。関節についても固定させるのではなく、可動域の制限をするのに使います。

──キネシオロジーとはどのような意味ですか?

言葉本来の意味としては、「運動生理」などの学問の分野を表します。
スポーツテーピングでキネシオロジーテープといえば、伸び縮みするタイプのもので、筋肉の伸縮を助け、また痛みの緩和や怪我予防のためのサポートをするテープのことを指します。さまざまなメーカーからキネシオロジーテープが発売されています。ピップの「プロ・フィッツ」からは2タイプ、使用部位に応じてさまざまなサイズを発売しています。このキネシオロジーテープはいろんなところから販売されていて、どれも同じような機能を持っています。ただ、安いものだと伸びたまま縮まなかったりかぶれやすいという品質の良くないものもあります。キネシオロジーテープを買う際は、ある程度質と値段を見比べて買っていただきたいです。

──キネシオロジーテープによるテーピングをすると、どのように良いのですか?

まず、筋肉のサポートをしてくれます。
ランナーには長時間走るとふくらはぎが疲れてきてしんどいとか、脛に負担がかかって痛くなるといった筋疲労の症状がよく見られます。そこで筋肉に沿ってこのキネシオロジーテープを貼ってあげると、筋肉の伸び縮みを助けてくれるので、負担が出てくる時間を通常より遅くすることが可能になります。どれくらい負担が軽くなるかというと、一例ですが通常なら20kmで足がつりそうになるところを、テーピングを貼ることで30km、35kmぐらいまで耐えられるという感じですね。

──筋肉のサポートとは具体的には?貼るだけでそのようなことが可能なのですか?

筋肉は伸ばしたり縮んだりという運動を繰り返します。そこに対して筋肉と同じように伸び縮みするテープを貼ってあげることによって、テープが補助をしてくれるんです。筋肉の上にもう一枚筋肉を追加するようなイメージです。

──へー!そのような仕組みなんですね。ほかにはどのような作用がありますか?

もう一つは、関節などには固定まではいきませんが、制限を加えることができます。
わかりやすいのは捻挫ですが、捻挫経験があると足のつき方などに癖がついていたりします。そうした部分にテープをひっぱって貼り可動域の制限をかけることで、癖づいている動きを止め、ランニングフォームの修正をすることができます。

──テーピングって包帯と勘違いしている人も多くいそうです。白い固定テープの印象でしょうか。

固定テープは白いのでそうかもしれません。また、固定テープは『巻く』というイメージからも包帯を連想させるのかもしれませんね。キネシオロジーテープは一般的には肌色で、最近はピンクや水色など、少しカラフルなものも市場に出てきていますね。

──固定テープとキネシオロジーテープにそういう差があるとは知りませんでした!怪我をしたらとか、予防のために貼るものという感覚がありますが、怪我予防はもちろん、怪我をしていなくても貼ることで足の負担を減らしてパフォーマンスのアップも見込める、ということなんですね。じゃあ常に貼った方がいいですね!

マラソンでテーピングを貼る人は少数派
でも不安を抱えてテーピングに頼る人は多い

──プロ・フィッツさんはマラソン大会でブースを出されるそうですが、ランナーのテーピングの実態はどのようなものでしょうか。

テーピングをする人は全体では少ないですね。大会でブースに来てくれる方は途中で痛みが出ないように、最後まで走れるようにという人がメインです。普段の練習では貼っていないけど、大会だし気合いを入れたいから、という気持ちが働く人が多いんじゃないでしょうか。あとは怪我の経験があると、貼らないとまた怪我をしそうだということで貼りますね。
ただ、自分で貼られている方はあまりいない印象です。というのも、テーピングを自分で貼っても合っているのかどうかわからないと思う人は少なくありません。また、予防やランニングフォームの修正のために貼る人は少数派です。

──フォーム修正も可能ということですが、そうした希望をしてくる人はどれほどいますか?

そんなにはいないですね。でも身体のどこかに課題があるせいでフォームが悪く、痛くなるんだと感じている人はとても多いと思います。

──関節の場合は具体的にはどのように作用するのでしょうか。

わかりやすいのは足首です。だいたいの方は足を外側からついてしまうんですが、まっすぐつけるようにするには、外側を持ち上げてあげるといいんです。そこで外側をぐっとひっぱり上げるように貼ることで、矯正とまではいかないけれど、なるべくまっすぐになるよう少し癖をつけてあげることができます。また、関節が柔らかく動きやすい人なら、制限をかけて必要以上に動かないようにするということもあります。

──実際に大会でキネシオロジーテープを貼った人の感想はいかがですか?

かなりいいですよ。
「いつもはつる足が最後までつらなかった」「膝が痛くなかった」「自己ベストが出た」とか、いろんなお声をいただいています。貼ることでかなりパフォーマンスアップや身体への負担は減っていると実感します。

粘着具合や部位別サイズが選べるピップの「ProFits(プロ・フィッツ)」
市民ランナーへのおススメは“しっかり粘着”タイプ

──プロ・フィッツさんが出されている、キネシオロジーテープには2タイプあります。違いを教えてください。

赤いデザインのパッケージが「しっかり粘着」タイプで、当社比で1.4倍粘着力が強いものです。緑の方は少し目の粗い布で粘着剤に気泡が入っていて蒸れにくい「快適通気」タイプです。
イメージとしては、快適通気はライトスポーツ、しっかり粘着はハードスポーツ用です。

──この2つにはどれほど違いがあるんでしょうか?

まず粘着力が違います。あとはひっぱったあとの戻り具合に差があります。しっかり粘着の方が生地も厚くてサポート力が強く、汗をかいてもしっかり粘着してくれます。マラソンは汗をかくのでこちらの方がいいと思います。快適通気はサポート力ではやや劣りますが、肌が荒れやすい人はこちらを使った方がいいかもしれません。そこはご自身の肌質を考えて使い分けていただければと思います。
幅はいくつかありますが、ランナーにはふくらはぎや足首用の50mm のタイプがおすすめです。テープサイズは筋肉の太さ、部位によって選んでください。「プロ・フィッツ」のキネシオロジーテープは腰や太もも用に75mm、膝やふくらはぎは50mm、腕や手首だと37.5mm、あとは指用の細いものがあります。私が貼るときは常にしっかり粘着の50mmを使います。細い方がいいときは切ればいいし、太くしたいときは重ねて貼ればいいので、汎用性が高いサイズだと思います。

──自分でも貼れるということなのであとで貼り方を教えてもらいますが、気をつけたいことは?

筋肉に貼るときは、筋肉に力が入っていない状態にして、筋肉に沿ってひっぱらずに貼ることです。本当にただ貼るだけでいいんです。そして関節の場合は少しだけひっぱります。

──テーピングというとしっかり貼ろうとしてひっぱってしまいがちですが、ふくらはぎなど筋肉に貼るときはただ上に貼るだけでいいんですね。貼るときに気をつけたいことは?

水濡れや擦れですね。マラソン大会では前日の夕方からブースを出したりして貼ることもあります。そうすると気になるのは入浴ですよね。なるべく濡れない方がいいんですが、撥水加工もされているので、シャワー程度は大丈夫です。タオルでゴシゴシすると端から剥がれてしまうので、濡れた場合は擦らずに上から押さえるように拭いてください。当日に貼る場合は大丈夫だと思いますが。

──初心者がやりがちなミスはありますか?

貼るだけなので本当に簡単なのですが、正しいかどうかわからず、貼らなくなってしまうということがありますね。あとは痛くならなかったから貼らなくなったという人もいるかと思います。でも貼っていて痛くならないことが正解なので、貼り続けてほしいですね。最初は慣れも必要ですが、誰でもできますから。

──正しく貼らないと効果がないのでは?という感覚はあるかもしれません。自分で貼っても本当に大丈夫なものですか?

このキネシオロジーテープで気をつけたいのは、巻くときに強くひっぱりすぎてしまうことくらいです。それ以外はテープを巻くことや貼ることでパフォーマンスが落ちるということはないです。ただ、初心者には貼り方が合っているかどうかが不安なところが多いと思います。
次の記事でテープの扱い方と、誰でもできる貼り方をレクチャーするので、ぜひトライしてみてください!

──わかりました。よろしくお願いします!

ProFitsのサイト

https://pip-profits.com

教えてくれた人

丸山里夏さん
ピップ株式会社 プロ・フィッツのテーピングインストラクター。
各種スポーツの大会においてテーピング施術サービスを行い、テーピングセミナーの講師としてテーピングの重要性も説いている。スポーツでは野球、テニスのプレー経験があり、テニスのコーチも務めていた。愛称はまるちゃん。

記事を読んで走りたくなったら「いいね!」をしよう

【市民ランナーのためのテーピング講座1・基礎知識編】テープを貼るだけ!パフォーマンスアップや正しいフォームの助けにもなる、キネシオロジーテープがスゴイ!!

あわせて読みたい