つまるところ、ランニングの目的とは?

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年齢・性別・地域を問わず、ジョギングやランニングを習慣にしている人は、たくさんいます。楽しく走る人もいれば、自分を追い込んで走る人も…。何もしなくても生きてい行ける世の中で、なぜ人は走るのでしょうか。今回は、そんな疑問についてお話します。

街にイルミネーションが輝き、肌を刺す冷たい風の吹く季節。そんな寒さの中でも、白い息を吐きながら走るランナーの姿をたくさん見かけます。何故ランナーは、走るのでしょう。今回は、真夏の暑さでも、真冬の寒さでも、休むことなくランニングを続ける人達の「ランニングの目的」について考えてみましょう。

ランニングのきっかけは小さなこと

「人間ドックでメタボ診断…なんとかしなきゃ」と思った時、誰もが気軽に始められるランニング。ランナーの多くは、「きっかけは健康のため」と言われています。それでも長く続けるうちに、走る楽しさから「競技マラソン出場」が、目的に変わるランナーも少なくないようです。

最初の動機は健康志向から

有酸素運動にあたるランニングは、生活習慣病やメタボ対策にもってこいの運動と言えます。でも、結果を出したいからと焦って、最初から息が荒くなるような走り方では、健康を害して逆効果に。健康という目的を叶えるには、ストイックさよりも長く継続することが大切になります。

いつの間にか目標はフルマラソン

マイペースにランニングを続けているランナーの中には、「健康志向」から「大会エントリー」へと目的が変わる人も少なくないはず。何年となく、無理せず継続しているからこそ、ランニングの目的が進化しているのです。ランニングは、継続してこそ「心と身体の健康」に繋がります。

ランニングを続けられる人と続けられない人

週に3~4日走り続けて「フルマラソン完走」の目的をあっさりクリアできる人。「さあ頑張ろう!」とシューズとウエアを用意したのに三日坊主になってしまう人。前者と後者では、何が違うのでしょう。長く続けるランニングのコツをお伝えしましょう。

続けたいならスローペースから

ランニングとジョギング、同じようで違います。ひと言でいえば、ランニングは息が切れるくらいのスピードで、ジョギングはおしゃべりができる程度のスピード。健康が目的で走り始める場合、身体に負荷のかからないスロージョギングから始めましょう。大切なのは、速度ではなく時間です。脂肪が燃えるのは走り始めから20分先。健康には、スローペースで30分程度走ることが肝心です。

無理に追い込むのはケガのもと

運動をしていなかった人が、いきなりハイペースで始めると、大きな怪我を引き起こす危険が。焦らず、今の自分に合ったペースで、ランニングを続けることがコツ。スロージョギング30分から始めて、身体が慣れてきたら少しずつペースを上げ、時間や距離を伸ばしてみましょう。いつしかフルマラソン出場も夢ではありません。

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