ランニング距離や頻度の工夫で痩せるの?
ランニングで痩せようと思ったら、何を意識すれば良いのでしょう。とりあえず走っても、結果が出なければ挫折、なんてことに…。せっかく走るのなら、どうすれば痩せるのか考えた上で始めたいもの。今回は、どう走れば痩せるのか、痩せるランニングの工夫についてご紹介します。
ダイエットに食事制限、そしてすぐにリバウンド……。そんな経験はありませんか?リバウンドをしない身体を作るには、食事だけでなく痩せやすい体質にすることが重要。そのために運動は欠かせません。痩せやすい身体作りに、手軽に始められるランニングは如何でしょう。ランニングなら、工夫次第で痩せ体質の身体が手に入ります。本当に痩せるのか、痩せるためのランニングに、大切なポイントを伝授しましょう。
ランニングダイエット、どう走れば痩せるのか?
早速ランニング!と張り切ってはみたものの、どう走れば痩せるのか判らなければ結果には繋がりません。ランニングで痩せるには、先ず脂肪を燃やすことを考えて。どうすれば痩せるのか、どうすれば脂肪は燃えるのかを知って、痩せる身体作りをしましょう。
大切なことは脂肪燃焼
有酸素運動のランニングは、脂肪燃焼効果が抜群。腹式呼吸で、酸素を充分取り入れて運動することで、身体についた脂肪は燃焼します。しかし、走り始めてすぐに燃焼するわけではありません。ランニングで脂肪を燃やすには、少なくとも20分は必要。走り始めてから、20分程度経過したあたりが、脂肪を燃焼してくれるポイントです。
脂肪燃焼には心拍数が重要
脂肪を燃やすには、運動強度が重要なポイント。ランニングで最も燃焼効果が高い運動強度は、最大心拍数の60%です。その算出方法は「220-年齢=最大心拍数、最大心拍数×60%=脂肪燃焼に理想的な心拍数」となります。35歳の人なら「220-35歳=185、185×60%=111」で、心拍数111でのランニングが脂肪燃焼に効果的となります。
距離より時間、頻度より習慣
ランニングで脂肪を燃やすなら、走行距離よりも走行時間を考えること。脂肪が燃焼し始めるのが、走り始めから20分ですから、走る時間は20分より多くしなければなりません。更に、痩せ体質の身体を作るためには、身体についた脂肪を燃やす習慣づけが大切になります。
走る距離より、時間に意識を
走り始めるとランナーの体内では、最初に血中の糖が燃焼されます。そのまま20分ほど走り続けていれば、次に内臓脂肪や皮下脂肪が燃焼し始めます。脂肪が燃え始めてから、少なくとも10分、スタートから合計で30分程度は走りましょう。30分に慣れてきたら、少しずつ走る時間をのばしてもOKです。
走る回数よりも走ることを習慣化に
「毎日頑張ろう」と思っても、運動不足の人がいきなり毎日のランニングでは身体に疲労が蓄積するばかり…。1日置きや週3日を目途に走るのがお勧めです。全く走らない週があったり、毎日走る週があったりでは、痩せる身体は作れません。痩せ体質には、脂肪を燃やす習慣化が大切。頑張りすぎずに、続けられる工夫をしましょう。