ランニングでマメができるのは、なぜ?
新しいシューズを購入して、いざランニング!でも、ふと気付いたら足が痛い…。今まで同じシューズでも問題なかったのに、長距離を走ったら足の裏にマメが! ランニングによってマメが出来る原因と対策を知って、足のトラブルを防ぎましょう。
新しいシューズを購入して、意気揚々とランニング!でも、ふと気付いたら足が痛い…。 よく見たらマメができていた!ということはありませんか?今まで同じシューズでも問題なかったのに、長距離を走ったら足の裏にマメができてしまった!ということも。ランニングが原因で足にマメが出来てしまうのは、幾つかの原因が考えられます。完治するまでに時間がかかるマメを予防するためにも、その原因と対策を知ることが大切です。
ランニングでマメが出来てしまう原因は?
マメ(靴擦れ)の原因は、靴を履いた足とその靴の内部が擦れることで起こる、低温火傷の一種です。最初は皮膚が赤くなる程度ですが、酷くなると水ぶくれができたり、出血や痛みを伴う外傷になったりします。そのまま放置しておくと雑菌の侵入による化膿や壊死を引き起こすので注意が必要です。
原因1)足とランニングシューズが合わない
足と靴の摩擦でできるマメの基本的な原因は足のサイズや形とシューズが合っていないことです。シューズが大きすぎても小さすぎても摩擦が発生しやすくなります。
原因2)ランニングフォームに問題あり
長時間のランニングにより、足が接地するたびに摩擦によって皮膚にずらす力が生じ続けると、それが原因でマメができることがあります。足の特定部分や片方の足に負荷が多くかかるなど、一部分に過度な負荷がかかることが原因の場合も。
原因3)ソックスが原因を引き起こすことも
ランニングシューズとソックス間で滑りが生じたり、ソックスと足の間で滑りが生じたりして摩擦を引き起こすことがあります。またソックスを履く際にシワがよったまま履いてしまうと、シワの接触している部分が余計に圧迫され、マメができやすくなることも。
マメを作らない予防策が大切!
できてしまったマメの完治には、その程度にもよりますが数日から1週間程度かかることもあります。その間ランニングだけでなく、日々の生活に支障がでることも。そのため、日頃からマメを作らない予防策が大切です。
自分の足にあったシューズを選ぶ
機能性やデザインで靴を選ぶのも良いですが、まずは自分の足の形にフィットしたサイズのものを選ぶ事が大切です。左右の足の形や大きさが異なるなどの足の形自体が原因の場合は、スポーツシューフィッターからのアドバイスを受けるのも良いでしょう。
クリームやテーピングを使う
シューズと足の摩擦を減らすために、マメができそうな部分に広くワセリンを塗るのも効果的です。ワセリンは皮膚を外的刺激から保護する働きを持つため、マメができづらくなります。また事前にマメができそうな場所に、皮膚の補強としてテーピングを施すのも方法の一つです。
滑り止め付きや5本指ソックスを選ぶ
摩擦を減らすために、滑り止めのついたソックスも有効です。滑り止めでシューズとソックス間の摩擦を軽減しマメを予防します。また指の間にマメができやすい人は5本指ソックスを選ぶと、指同士の摩擦が軽減され、マメができづらくなります。