目的に合わせて選ぶランニングウォッチ
ランニングウォッチは、自分の走りを数値化し分析して目標を立てることで、モチベーションを高く保ち走りをよくすることができるランニング専用の腕時計です。目的に合わせたランニングウォッチを選びましょう。
ランニングウォッチのメリットは、自分の走りを数値化できることで、モチベーションを維持し、目標を立てやすくなることです。でもいざ買ってみようと思っても、あんなに小さなボディにさまざまな機能が満載で値段もピンからキリまで。どうやって選べばいいのか路頭に迷ってしまいそう……。ここではそんなランニングウォッチの選び方を目的に合わせてご紹介します。
ランニングウォッチの基本的な機能とは?
ランニングウォッチは普通の腕時計とは違い、衝撃に耐え汗や水に強いのでランニングに集中することができます。またランニングのためのさまざまな機能が搭載されている時計なのです。
まずおさえておきたい基本機能
まずは基本機能がしっかりしているものを選びましょう。次の4つは基本となる機能で、どんな目的であってもおさえておきたい機能です。 ・デジタル表示でストップウォッチ機能がついている ・ラップタイム(区間タイム)が測れる ・バックライト機能があって暗いところでも見える ・防水機能がついている(5気圧防水程度だと安心)
初心者は入門モデルを
これからランニングを始める、まだまだ初心者で走り始めて日が浅いという方は、入門モデルを選びましょう。入門モデルは、まずは1本という方が手を出しやすい手ごろなお値段です。腕につけて走っていても気にならないような軽いものがおすすめ。走りながら一目で確認できるように、視認性を重視しましょう。余計な表示がない大きな文字のデジタル表示のものを。同じ距離のタイムをずっと取っていると、走力がアップしていることに気づいて、モチベーションがアップしますよ。
ペース感覚を身に着けたい!
レース参加を視野に入れてもっと長い距離を走りたいと思っているなら、一定のペースを守って走れるトレーニングをしましょう。ペース感覚が身についてイーブンペースで走れるようになると長い距離も走れるようになります。コース1周分や1km表示ごとなど一定の距離のラップタイムを計り、そのペースを守って走る練習でペース感覚が身についてきます。ランニングウォッチは、ラップタイムを50メモリー以上測れるものを選ぶとよいでしょう。何度も操作するので、操作性も重視。ボタンが大きくて押しやすいものを選びましょう。
憧れの高機能ハイエンドモデル
もっとこだわりたい多機能なハイエンドモデル。タイムやGPSによる距離だけでなく、ペース、ピッチ、カロリー、心拍に至るまでさまざまな角度からデータを管理できます。また回復に必要な休憩時間を計測してくれるものも。目的に合わせてお気に入りの一本を見つけてください。
より長い距離へ挑戦する
もっと走る距離を長くしたいなら、無理のないペースを作るために心拍計機能がついているものを選びましょう。目標心拍数で走るようにすることで、運動強度を正確に設定でき効率的にトレーニングできます。長時間使うためにはバッテリー稼働時間もチェックが必要です。
正確に距離を確認したい
GPS機能つきのランニングウォッチを手に入れれば、ランニングコースではないロード走でも距離を正確に把握できます。どうせなら高価であっても正確に計測してくれる精度にこだわったものを選ぶとストレスなくトレーニングに集中できます。
もっと走りを管理する
スマホやPCと連動してデータ管理ができるものを選びましょう。走ったコースや距離、心拍数など地図やグラフで自分の走りを可視化して分析できます。