カロリー消費につながるランニングとは
健康のため、ダイエットにと始めたランニング。そのカロリー消費量をご存知ですか?ランニングは有酸素運動ですから、カロリー消費にはちょうど良い運動。ランニングでの効果的なカロリー消費方法を知って、走るモチベーションをさらに上げてみましょう。
誰でも気軽に始められるランニング、他の運動と比較しても、カロリー消費量が多いことをご存知ですか?では、どの程度のランニングをするとカロリー消費につながるのでしょうか。健康維持に、ダイエットに、体力アップにとランニングの理由は様々でしょうが、せっかく走るなら、効果的に走りたいもの。カロリー消費のためのランニングについてお伝えしましょう。
ランニングで消費するカロリーってどのくらい?
たっぷり汗をかくランニング、どの程度のカロリー消費をしているのでしょう。その算出方法は、体重(kg)×走行距離(km)=消費カロリー(kcal)。50kgの人が10kmを走ると500kcalの消費になる計算です。ではどのくらいの距離を週何日走れば良いのでしょうか。
理想的な走行距離は?
カロリーを消費したいからと、いきなりハイペースでは長続きしません。最初は1kmを7~8分のスローランニングから始めることがお勧め。5kmを35~40分で走る計算になります。慣れてきたら走行時間を1時間程度に伸ばして。スローランニングで7~8kmの距離になります。
走る頻度は週何日?
ランニングは習慣にした方が良いですが、始めたからと言って、絶対に毎日走らなければならないということではありません。だからと言って、週に何日も走る日もあれば、全く走らない週もあるというのは良くありません。1日おき、週3日などと決めて走って習慣にすることをお勧めします。最も効果的なのは、週に3~5日です。
カロリー消費に効果的なランニング
よりカロリー消費を上げたいなら、ランニングにプラスαを考えましょう。走行距離を延ばす、ランニングの日を増やす、といった方法があります。でもそれだけではありません。誰もが取り入れやすい方法をご紹介します。
ランニング直前の筋トレで効果アップ
ランニングのような、酸素を取り入れる有酸素運動の直前に、筋トレをするのがお勧め。無酸素運動の筋トレをしてから、ランニングをすると、筋トレ効果によって脂肪燃焼率が上がります。メタボリックが気になる、ダイエット目的の方には効果大です。20~30分の筋トレを済ませて、ランニングを開始する習慣をつけましょう。
負荷をかけて効率よく
消費カロリーの算出計算でわかる通り、体重が重ければ、それだけ消費カロリーは上がります。手首足首に巻く重石や、身体にフィットするリュックを重石代わりに背負ってみるのも効果的。50kgの人が普通にランニングをすると、5kmで250kcalの消費ですが、両手足に1.5kgの重石、4kgを背負えば、重さは10kg増えるので、300kcalの消費になります。小さな変化ですが、トライしてみる価値はあります。