消費カロリーを把握しながら走ろう!
近年、気軽に始められて健康に良いとブーム到来中のランニング。肩こりや冷え性の改善、生活習慣病の予防など、ランニングが及ぼす効果は多々ありますが、やはりダイエット効果は外せません。ランニングの消費カロリーを学んで美ボディを手に入れましょう!
ランニングは脂肪燃焼に効果的な有酸素運動の代表格で、ダイエットに最適のスポーツです。では、実際にどのくらいカロリーが消費できるのでしょうか。せっかくランニングをするなら、楽しく効果的にシェイプアップしたいですよね。今回はランニングの消費カロリーや、ダイエットに効果的なランニング方法についてご紹介します。正しい知識を身につけて、素敵に大変身しちゃいましょう!
ランニングの消費カロリーの計算方法
ランニングの消費カロリーの計算方法には、
①体重(kg)×距離(km)=消費カロリー(kcal)
と
②1.05×MET’s×運動時間(時間)×体重(kg)=消費カロリー(kcal)
の2パターンあります。MET’sとは安静時を1として、それぞれの運動についての運動量を表した数値です。一般的なランニングのMET’sは8.0とされ、およそ時速8kmでの走行を意味しています。①は簡易的な消費カロリーの計算式、②はより詳細な計算式です。では、体重50kgの人が時速8kmで30分間ランニングをした時の消費カロリーについて、①と②両方で計算してみましょう。①の場合、50(kg)×4(km)=250(kcal)②の場合1.05×8(MET’s)×0.5(時間)×50(kg)=210(kcal)このように僅かな差が生じます。これを把握した上であなたに合った計算方法を選びましょう。
消費カロリーアップには、距離を伸ばすor走るペースを上げる
前述した①と②の計算式を見てもわかるとおり、距離もしくは運動時間を伸ばすと消費カロリーを増やすことができます。簡単な例として、体重50kgの人が時速8kmで30分間走る場合と時速4kmで1時間走る場合を①で計算してみましょう。どちらも50(kg)×4(km)=250(kcal)となり、同じ消費カロリーになります。つまり、これまでのランニングより消費カロリーをアップさせたい場合は、ペースは変えずに走る時間を伸ばすか、時間を変えずにペースを上げるかのいずれかを選べばよいことになります。自分に適した方法を選択し、楽しく脂肪を燃焼させましょう。
筋トレ、コーヒー、早朝ランなど、小ワザで消費カロリーアップ!
ランニング前に筋トレを行うと、ノルアドレナリンと呼ばれるホルモンが分泌されて体内の脂肪を分解してくれます。分解された脂肪はエネルギーに変換されやすくなりランニング中、効率的に脂肪を燃焼させてくれます。また、コーヒーに含まれるカフェインは脂肪燃焼を促進させる効果があり、ランニング30分前にコーヒーを飲むと効率よく脂肪燃焼できます。早朝ランなら、日中の代謝がアップして日常生活のちょっとした動きでもカロリーが消費しやすくなります。これらを上手に組み合わせてランニングの消費カロリー効果を賢くアップさせましょう