ランニング初心者向け、正しい走り方を知ろう
ランニングはただ走ればいいというものではありません。走り方によっては疲労が溜まりやすくなったり、腰や膝への負担が大きくなったりしてしまいます。初心者のうちに正しい走り方を身に付けてランニングをエンジョイしましょう。
ランニングは手軽に始められるスポーツですが、その分正しい走り方を意識していない方が多いかもしれません。正しい走り方をすることによって、疲労を溜めにくくしたり、身体への負担を軽減したりすることが可能です。初心者の頃から正しい走り方を心掛けていれば、ランニングを末永く楽しむことができますよ。
ランニングは姿勢が大事!!
正しい走り方でまず初心者が気を付けてもらいたいのがランニング中の姿勢です。姿勢に注意することで疲れを溜めにくくしたり、筋肉や関節への負担を減らしたりすることができます。正しい姿勢で走っていれば疲労が蓄積しにくく、長い距離を走ることができますよ。
目線は10~20メートル先に
走っているとついつい足元に意識が集中してしまいがちです。また、疲れてくると目線がだんだん下がってしまう傾向があります。そうなると首が身体の前に出て猫背になってしまい、必要のない筋肉まで緊張してしまいます。疲労が蓄積すると翌日のランニングにも影響し、ランニングを続けていくのが辛くなってしまう場合もありますので、常に10~20メートル先を見て走るように心掛けましょう。
足はつま先から接地する
足をつま先から接地するようにすれば、足と地面が接触している時間が短くなって、筋肉への負担がぐっと減ります。つま先から接地して身体の真下に着地するようにしましょう。ランニングの悩みで多いのが膝や腰の痛みです。身体の不調を生まないためにも足や身体への負担はできるだけ減らして走りましょう。
脇をしめて腕をふる
腕は脇をしめて肘から引くように振りましょう。大きく振る必要はありません。肩甲骨を意識して腕を振るのがポイント。あまり高い位置で腕を振ると肩に必要以上に力が入ってしまい、肩こりや肩の痛みの原因になります。ランニング中に肩や腕が辛くなってきたら、だらんと腕の力を抜いてリラックスすることが大切です。
ランニング用のウェアやシューズを着用する
初心者の方は「実力もないのに見た目から入るのは格好悪い」と思ってしまうかもしれません。しかし、ランニング用のウェアは疲れをとるリカバリー力が優れており、関節、筋肉をサポートする機能がしっかりしているので初心者にこそおすすめです。特にシューズは通気性も高く、足や膝への負担を軽減する設計になっています。長く続けるためにも、ランニングシューズを履いて走るようにしましょう。