ランニングシューズの交換時期

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ランニングシューズは、走るために作られたシューズですから、走行距離が増すほどシューズとしての寿命が縮みます。寿命を過ぎたシューズを使い続けると、足を痛めることに繋がる場合もあります。ランニングシューズの買い替え時期の目安を知っておきましょう。

ランナーにとって、シューズは足の一部と言えるくらい大事なもの。そして、大事に使っていても、毎日走れば、ランニングシューズにも寿命がやってきます。シューズが劣化して、消耗し、その機能を果たさなくなったということは、自分自身がそれだけがんばった証拠。買い替えを検討するとよいでしょう。

ソールの状態をチェックしましょう

モノは、何でも使い続ければ消耗します。ランニングシューズの場合、走ることに特化して作られていますから、寿命が過ぎても履き続けるのは、人体にとってリスクとなりかねません。ランニングシューズの買い替え時はどんな状態の時か知っておきましょう。

アウトソールがすり減ったら買い替えのサイン

ランニングシューズの寿命を確認するならアウトソールを見ましょう。部分的にすり減っている箇所があれば、それは買い替えのサインです。そのまま走り続けると、フォームのバランスが崩れて、負担が掛かり大きなケガの原因にもなりかねません。アウトソールは減っていくものですから、注意してこまめにチェックすることが大切です。

インソールのクッションが利かなくなったら寿命

着地の衝撃を緩和するために、ランニングシューズのソールにはクッション機能があります。走っていてクッションが利かなくなったと感じたら、または、着地の衝撃や痛みを感じたら寿命です。見た目ではわかりにくいので、自身の感覚で感じ取りましょう。他にもアッパーが擦り切れても、新しいシューズに買い替え時です。

劣化が見えない時の買い替えのタイミング

一見、劣化していないように見えても、買い替え時というものはあります。どんなに気に入っていても、ランニングシューズとしての役目を終えるタイミングがあるのです。シューズと同じようにランナーの気持ちにも買い替えのタイミングが存在することを知っておきましょう。

1足で走れる距離を知っておきましょう

1足のランニングシューズが耐えられる走行距離の目安は、レーシング用なら300㎞、トレーニング兼レーシング用なら500~700㎞、トレーニング用なら800~1000㎞です。1足のランニングシューズで、毎日3㎞のジョギングをしている場合、約11カ月で1000㎞走行したことになります。もしもレースに出るなら、もっと早い時期に買い替えるものととらえておくとよいでしょう。

目的や気分を変えたい時は買い替えのタイミング

一生懸命ランニングを続けていたら、自分へのご褒美として、大会に出場した、何日走り続けた、目標をクリアできた、というタイミングで、新しいシューズを購入するのもよいでしょう。更なるモチベーションアップへと繋がります。2~3足をローテーションで履けば、シューズの寿命延長にも役立ちます。

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