夜のジョギングに携帯したい便利なグッズ
車や自転車、人通りの少ない夜中は、ジョギングのゴールデンタイム。月明かりの下を爽快に走っていたら暗闇から自転車が…。そんなヒヤリとした瞬間に遭遇したことはありませんか?女性でも安心、夜中のジョギングに揃えたい防犯・安全グッズをご紹介します。
朝はギリギリまで寝たい、日中は時間がない、走る姿を見られるのは抵抗が…。理由は様々でも、夜中にジョギングをする人が増えています。人通りも減り、視界が狭くなる夜は、時間も人目も気にせず自分のペースで走ることが可能です。その一方で、暗闇には多くの危険が潜んでいるのも事実。走り出す前に便利グッズを揃えましょう。
まずは自分の存在を示す工夫を
どんなに見通しが良い場所を選んで走っても、夜は人影の認識が難しいものです。夜中のジョギングで安全の第一歩は、自分自身の存在を周囲に示すこと。周囲から自分の存在を認識してもらうことは、危険を回避する重要なポイントです。
暗闇を意識したウェアの色選び
暗い場所では、黒、グレー、紺などの暗い色は周囲と同化します。暗闇には、黄色や黄緑、オレンジなど明るい色なら周囲に溶け込まないため、認識されやすくなるものです。更に蛍光色であれば、認識度は格段に上がります。闇に飲まれない色を選ぶことで、車や自転車に対して、自分への注意を促すことが可能になります。
車や自転車のライトを利用
車のヘッドライトの照射範囲は通常40m、時速40kmの一般道で40m先の人物を認識できればブレーキは充分間に合うのです。ヘッドライトの反射光は、角度によって様々な方向に散ります。しかしリフレクター(反射材)は、この反射光を意図的に車に戻るように作られていますから、より早く認識されるためウェアや靴に付いていると効果的です。
自分の視界を確保する
夜中のジョギングでの危険は、車や自転車だけではありません。暗い場所で周囲が見えにくいのは、人間も同じです。人は日常生活の中で、視覚や聴覚からの情報に頼っていますから、日中のジョギングより遥かに注意が必要になってきます。
昼と夜では感覚が変わる
暗い夜道で、ほんの数センチの段差なのに躓いてしまうことがありませんか?人は、目に見える危険には準備ができるものです。明るい時間に歩き慣れた場所も、視覚が遮られる夜中では感覚が変わります。進む先を確実に照らしてくれるヘッドライトがあれば、危険個所を事前に確認できます。
イヤホンの音量は大丈夫?
音楽を聴きながらのジョギングは、ペースを保てることから、暮らしの中に取り入れている人も多いです。しかし、夜中は視覚に制限がある分、聴覚の役割が重要になります。聴いている音量によっては、足音や自転車の走行音など小さな音には気付けない可能性があります。このとこから、夜間、音楽を聴きながらのジョギングは極力避けたほうがよいでしょう。どうしてもという場合は、音量を小さくするようにします。