夏のジョギングの大敵?紫外線と熱中症対策
暑い夏、天気が良い日はジョギングをしたくなるものですよね。しかし、紫外線と暑さからは誰も逃れられない現実が。帽子にサングラス、日焼け止め、熱中症対策にペットボトルを持ち歩き…。 夏の暑さ対策に効果のあるアイテムを、いくつかまとめました。
ジョギングを開始して、初めての夏を迎える方はいらっしゃいませんか?一年を通して、スポーツをするのにもっとも過酷な環境の夏は、「紫外線」と「熱中症」の二つについて、きちんと対策をしなければなりません。帽子にサングラス、日焼け止めを塗って、たまにドリンクを飲めばいいんでしょ、と簡単に考えると、あとで大変な目に合うかもしれませんよ。夏の暑さ対策を知って、快適な夏ランを満喫してください。
走りたいけど、焼けたくない!
夏の紫外線は、一年の中でも特に強いもの。何もしていないと、ものの1時間ほどで肌は焼けてしまいます。そうならないために、肌の露出している部分を減らし、余計なことを考えず走れるよう、しっかりとした日焼け対策を心掛けましょう。
アスファルトの反射に要注意
日差しだけでなく、アスファルトの照り返しも、日焼け原因なのは知っていましたか?帽子はもちろん、サングラスやサンバイザーなどで目への日焼け対策も忘れずに。またサングラスは必ずUV加工されたものを使用して。色の濃いだけのサングラスだと瞳孔が開き、かえって紫外線が目に入り、傷つく原因となってしまうので要注意です。
色白肌を守りたい方はとにかく露出しない
暑いからと、薄着でジョギングをしたくなりますが、焼けないためには肌の露出を控えるのが基本。日焼け止めはSPF30以上のものを使用し、汗をかいたらこまめに塗り直すのを忘れないで。手や腕には、アームカバーや手袋を使用し抜かりなく。ウェアはUVカット効果のあるものが出ているので、そちらを着用した方が間違いありません。
ランナーにじわじわと忍び寄る「熱中症」
肌の露出は最低限にすると紫外線対策はばっちりですが、肌を隠したぶん、身体の熱がこもりやすくなり、脱水症状を起こすリスクが高まります。自分は大丈夫、と思っていても発症してしまうのが「熱中症」の怖さです。頭が痛くなってきた、手足がしびれてきたなどの症状が出たら赤信号!そうなる前に自分の身を守ることが大事なのです。
こまめな水分補給で、熱中症知らずに
熱中症にならないためには、まずはこまめな水分補給を。気軽に、かさばらず持ち歩くには、ペットボトルホルダーを使用するのをおすすめします。いわゆるランニング用ポーチで、ウエストポーチ型や小さめのリュック型があり、身体へのフィットも良く、ジョギングの邪魔になりません。
走る場所の工夫も大事!
そもそも外気温が30度以上の中でジョギングは身体にはキツイ環境。どうしても走りたい方には、山や高地ジョギングがおすすめ。1000m以上の高地は、平地と比べると約6℃気温が下がるので、涼しく感じられるはずです。合わせて、空気を澄んでいるので気分よくジョギングができます。