【あの大会の気になるスポット】ぐんまマラソン編-雄大な自然と美しい景色を楽しみながら走る! ラン後の温泉もおすすめ
その土地ならではの空気や、おいしい名産品など、開催地ごとの特色を存分に味わうのもマラソンを走る醍醐味のひとつ。大会によってはエイドとして名物を味わえたり、ブース出展エリアで大会前後の時間を楽しめたりする場合も。【あの大会の気になるスポット】企画では、マラソン大会にゆかりのある地元の名店や特徴あるスポットをご紹介していきます。大会をきっかけに街の魅力に出会えたら、ぜひ旅行やおでかけランでも訪れてみてくださいね。
2019年に第29回大会が開催され、市民マラソンとして29年もの歴史を持つ「ぐんまマラソン」。群馬の自然や食を楽しみながら走れる大会として人気で、県内外問わず多くのランナーが参加しています。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、中止となってしまった「第30回ぐんまマラソン」。
ですが、代替イベントとして、オンラインで気軽に「ぐんまマラソン」の雰囲気を楽しめる「ぐんまウェブマラソン2020」が開催されました。
来年はランナーの皆さんが現地で思いっきり走れますように...!
今回は、そんなぐんまマラソンのコースや、周辺のおすすめスポットをご紹介します!
群馬の豊かな自然を味わえる大会
ぐんまマラソンのメイン会場は、正田醤油スタジアム群馬。大会当日は前橋駅、新前橋駅、高崎駅からそれぞれシャトルバスが出ていて安心です。
スタジアムがある群馬県立敷島公園にはジョギングコースもあり、地元ランナーからも愛される場所です。
大会当日は、スタジアムを背にスタート!
ぐんまマラソンの魅力のひとつが、赤城山や榛名山を望むことのできる景色や、利根川沿いを走るコースなど、群馬の豊かな自然を味わいながら走れること。
景色を遮るものも少なく、コース上のさまざまな場所で美しい山々を眺めることができます。
40km地点目前の「中央大橋」からの眺め。「あと少し」のしんどいところで美しい景色に背中を押されます。
コース上の道はゆったりと広い場所が多く、とても美しく舗装されているのも嬉しいポイントです!
10km地点を過ぎたあたりの交差点
40km地点を過ぎたあたりのYAMADAグリーンドーム前橋
美しい景色を楽しみながら気持ちよく走れるぐんまマラソン。
大会当日のエイドでは、群馬ならではのグルメを味わうこともできちゃいます。ここからは、ぐんまマラソンでもおなじみの味のなかから、編集部のおすすめをご紹介します!
ぐんまマラソンゆかりのおすすめスポット
上州菓匠 青柳
ぐんまマラソンのエイドでもおなじみなのが、大正十年創業の和菓子店『青柳』のかりんとうまんじゅう「からっ風カリン」です。
“からっ風”とは、冬から春先にかけて吹く、冷たく乾燥した季節風のこと。山に囲まれた群馬は日本海からの冷たく乾燥した空気が山に沿って吹き下りてくるため、このからっ風が強く吹くことでも有名です。
そんな、上州名物ともいえる自然現象が名付けられたからっ風カリン。外はカリッと、中はしっとり食感で、沖縄県産の黒糖を使用した「熟成焦がし蜜」の香ばしくほろ苦い味わいが特徴的。中のあんは優しい甘さで、生地の香ばしさと絶妙なバランスでマッチします。
揚げ油には米油を使用しているとのことで、あまりお腹に重たく感じないのも魅力のひとつ。程よい甘さでサクっと食べられる、まさにエイドにもぴったりの一品です。
お家で味わうときは、オーブントースターで温めるとサクふわ食感をより楽しめるとのこと。おみやげとしてもおすすめです!
上州菓匠 青柳 前橋元総社店
群馬県前橋市元総社町2468-1
営業時間:9:30-18:30
元旦を除き年中無休
http://aoyagi.gunma.jp/index.html
村岡食品工業株式会社
おやつとしても、おつまみとしても。
世代を問わず人気を集めるカリカリ梅が、群馬の名物なことはご存知でしたか?
ぐんまマラソンのエイドとしてもおなじみで、カリカリ梅の定番でもある「梅しば」は、前橋市にある村岡食品工業株式会社の商品なんです。
ほどよい塩分と酸味は、疲労回復にもぴったり! 走って疲れた身体に元気をもたらしてくれるはずです!
村岡食品工業株式会社
http://www.muraoka.co.jp/index.html
知る人ぞ知る群馬グルメ「パスタ」
群馬県は、小麦粉の名産地。そのため、群馬にはイタリアンレストランがたくさんあります!
特に、ぐんまマラソンのコースの一部にも入っている高崎市は「パスタの街」とも呼ばれているんです。
群馬の老舗イタリアンとして有名な「シャンゴ」は、県内に8店舗を構える、いわば群馬県民にとってお馴染みのローカルチェーン。こちらでは、群馬ならではのパスタを象徴するようなボリュームたっぷりのパスタを味わうことができますよ。
地産地消を推進しているお店なので、地元でうまれたこだわりの食材たちがたっぷりと使われているのも素敵なポイント。
こちらは、一番人気の「シャンゴ風」。
シャンゴ風(S¥860 M¥960)
秘伝のミートソースがたっぷりとかかったスパゲティに、上州麦豚のトンカツが乗ったなんともボリューミーな一品です。
やわらかめの麺にこってりとしたソースがよく絡んで、どんどん食べ進められちゃいます。トンカツは衣がサクサクでお肉はふんわりやわらか。濃厚なソースとの相性も◎です。
続いて、こちらもお店おすすめの「ベスビオ」というパスタ。
辛口のトマトソース味で、たっぷりの海の幸が贅沢に使われています。こちらの「ベスビオ」は、群馬県民にとっては定番の味なのだそう。
今回は、「シャンゴ 前橋石倉店」にお邪魔してきました。こちらはぐんまマラソンのコースからもほど近いので、応援に訪れた際の腹ごしらえにもおすすめです!
シャンゴ 前橋石倉店
群馬県前橋市石倉町5-12-3
営業時間:11:00-21:30(21:00 L.O)
定休日:火曜、第2月曜
https://shango.co.jp/
マラソンのあとは、温泉でゆっくり疲れを癒やしてみては?
温泉大国としても有名な群馬県。
走ったあとは、疲れを癒やしに温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか!
ぐんまマラソンのメイン会場から車で約30分のところにある、伊香保温泉の宿に泊まるのもおすすめ!
(大会当日は交通規制によりメイン会場まで車で行くことができませんが、前橋駅から電車やバスでのアクセスも可能です)
コースの下見&試走がてら、温泉旅行というのもいいですね。
伊香保温泉の名所でもある「石段通り」。風情ある町並みにたくさんのおみやげやさんが並ぶ光景に、気分があがります。
石段を登ったところにある伊香保神社
伊香保神社をさらに奥へと進んでいくと、源泉かけ流しの露天風呂があるとのことなので、向かってみることに。
道中見える川は独特の色をしていて、これは鉄分によるものなのだとか。
露天風呂へ向かう途中には飲泉所があり、温泉を飲むこともできます!
(鉄分が多く含まれているので飲みすぎには注意!!)
飲泉所まで来たら、露天風呂はもうすぐそこ!
こちらの露天風呂で楽しめる「黄金の湯」は泉質が硫酸塩泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛、疲労回復などの効能があるそう。走った後の入浴にもぴったりです!
伊香保の高台から望む山々
群馬の雄大な自然と美しい景色を楽しみながら走れるぐんまマラソン。大会をきっかけに街の魅力に出会えたら、ぜひ前後の時間や観光でも街を満喫してみてください!