【あの大会の気になるスポット】古河はなももマラソン編-歴史あるまち・古河のおいしいスポット5選

イベント あの大会の気になるスポット

その土地ならではの空気や、おいしい名産品など、開催地ごとの特色を存分に味わうのもマラソンを走る醍醐味のひとつ。大会によってはエイドとして名物を味わえたり、ブース出展エリアで大会前後の時間を楽しめたりする場合も。【あの大会の気になるスポット】企画では、マラソン大会にゆかりのある地元の名店や特徴あるスポットをご紹介していきます。大会をきっかけに街の魅力に出会えたら、ぜひ旅行やおでかけランでも訪れてみてくださいね。

毎年3月に開催される「古河はなももマラソン」は、2013年に誕生した大会。茨城県古河市内をまわるコースは最大高低差が10m以内とフラット! 自己ベストを狙える大会として人気を集めています。制限時間は6時間40分以内と比較的ゆったりめなので、記録を更新したい人から、初めてフルマラソンに挑戦してみたい人まで、幅広いレベルのランナーにとって参加しやすい大会です。都心から古河駅まで1時間ほどと、アクセスしやすいのも魅力。

今回は、そんな「古河はなももマラソン」のコースや、ぜひ立ち寄ってほしい近くのおすすめスポットをご紹介します!

走りやすく応援も楽しいはなももマラソン

古河はなももマラソンのスタート地点は、古河駅からバスで20分ほど。大会当日はシャトルバスが出ています。

スタート地点は、「中央運動公園」の入り口近く!

「中央運動公園入口」の交差点あたりから、北に向かって走り出します。

コースには、こんな感じの道や…

こんな感じの道…

と、まさにフラットな道のり。車道の凸凹もあまりなく、きれいに舗装されていて走りやすい道が続きます。これは記録を狙えるのも納得です。

市街地を抜けると、畑が広がるのどかな町並みが広がって、気持ちよく走れるのも魅力のひとつです。

また、古河はなももマラソンは比較的折り返し地点が多めで、コースの全体像はコンパクト。そのため、応援しやすいのも特徴的。応援側として参加しても楽しめるので、家族やお友達みんなで訪れるのもおすすめです。

そして、古河市は歴史の深いまち。「万葉集」や「吾妻鏡」に名前が出てきたり、室町時代や江戸時代には関東の政治・文化の中心として栄えた場所なのです。そのため、街にあるお店や建物にも歴史を感じられるスポットがたくさんあります。 ここからは、古河市を訪れたときにぜひ行ってみて欲しいオススメのお店をご紹介します!

古河に来たらぜひ立ち寄りたいおすすめスポット!

はつせ

古河市を代表する和菓子屋さんです。古河駅から歩いて5分ほどの場所にあるお店。

名物は、銘菓「しら玉」。白くてまんまるな形は、古河公方の御所に住み、美しく賢いと誉れの高かった五代氏姫が愛でたという、白鷺の卵に似せたのだそう。

なめらかな白あんを、ホワイトチョコレートでコーティングしたお菓子。口の中に入れれば、クリーミーな甘さがとけて、舌触りのよい上品な甘さの白あんが。創業から地元で愛され続けていて、取材の日にも近所の方がたくさん買っていくのを見かけました。

しら玉のほかにも、さまざまなお菓子が並び、あれもこれも欲しくなってしまいます。

古河を訪れた際は、ぜひ名物「しら玉」を味わってみてください!

和菓子 はつせ
茨城県古河市横山町1-14-12
【営業時間】9:00 ~ 18:30
【定休日】月曜日
http://www.koga-hatsuse.co.jp/index.php

野村甘露煮店

古河市の名物のひとつに「鮒(フナ)の甘露煮」があるのをご存知ですか?
渡良瀬川や利根川が近く、川魚が豊富に穫れたことから、鮒の甘露煮で古くから訪れた人をもてなしてきたといいます。

そんな名物の甘露煮を味わえる名店が、野村甘露煮店です。

創業100年以上の老舗で、現在のご主人は四代目。昔から変わらず、製法にこだわった甘露煮づくりを続けています。

店内に入ると甘辛い香りがふわっと漂ってきて、ついついお腹が空いてきます。

水と砂糖で8時間、そしてさらに醤油と水飴を加えて2時間。合計10時間以上手間ひまかけて煮込まれる甘露煮たち。頭から尻尾まで美味しくいただけます!

野村甘露煮店
茨城県古河市本町4-3-14
http://www.koga-kanroni.com/

杉本納豆店

古河はなももマラソン当日、人気を集めており知る人ぞ知るグルメ。その名も「納豆ミネストローネ」! 古河市の老舗納豆店の「杉本納豆店」のブースで味わうことができ、「毎年食べている」というリピーターのランナーも多いのだとか。

そして、ブースで販売されている納豆たちは、もちろんお店で買うことができます。
バリエーション豊富な納豆たちは、どれも一粒一粒心をこめて作られています。今ではなかなか味わうことができない、昔ながらの「わら納豆」を購入できるのも魅力のひとつです。

古河はなももマラソンをきっかけに杉本納豆店の味に惚れ込んだというランナーのみなさんは、ぜひお店も訪れてみてくださいね。

杉本納豆店
古河市横山町1-8-3
営業時間 7:00 ~ 18:00
電話番号 0280-22-6382
https://sugimoto710.stores.jp/

丸満餃子

古河を訪れた際はぜひ味わっておきたいのが、超有名店の「丸満餃子」!

地元で知らない人はいないというほどの名店で、まだ世間に「餃子」が浸透していなかった昭和30年代から営業を続けているのだそう。

「餃子ライス」530円+税

丸満餃子を初めて訪れる人は、イメージしていた「餃子」とちょっぴり違った姿にびっくりするかもしれません。

俵型の餃子は皮が厚めのもっちり食感。かじるとアツアツの中身がジュワッと口の中に広がります。しっかりとした皮にも負けないジューシーさと旨みが凝縮された味わい。食べごたえがありながらも、ぺろりと食べきってしまいました。

古河駅から歩いて5分ほどの距離なので、マラソンの帰りに餃子で一杯打ち上げてから買えるのも◎ 古河市のソウルフード、ぜひ味わってみてください!

丸満餃子 本店
茨城県古河市本町1-2-39
定休日:月曜日
http://www.maruman68.com/

もうちょっと足を伸ばしてみると?

古河駅のお隣「栗橋駅」からタクシーで7分ほどの場所には、あのヤクルトの工場があります。月〜土曜日には工場見学を受け付けているので、古河を訪れた際にはちょっと足を伸ばして行ってみてはいかがでしょうか?

ロビーには世界中のヤクルトのパッケージなどが展示されています

工場内では、生産工程の解説を受けながら見学できるのはもちろん、ヤクルトを試飲しながら乳酸菌の働きを学べるアニメを見ることなどもできます。
大人から子どもまでわかりやすく解説してもらえるので、ファミリーにもおすすめのスポットです。スポリート編集部が訪れたときにも実際に家族連れが多く見られました。

ヤクルト本社 茨城工場
茨城県猿島郡五霞町大字川妻1232-2
https://www.yakult.co.jp/knowledge/factory/c02.html

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古河はなももマラソンをきっかけに、街の魅力に出会ったランナーのみなさん。ぜひ、大会の前後の時間や、観光でも古河市を訪れて、走りながら街を満喫してみてください!

今回ご紹介したスポット

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