アンバサダーリポート「天然由来の原材料 ORGANIXジェル」
自然派エナジードリンクがエナジージェルとして生まれ変わった「ORGANIX」のジェルを、SpoleteアンバサダーのTomさんにリポートして頂きました。
マラソンアンバサダーのTomです。第二弾として、カラダに優しく効き目あり!の、オルガニクスのジェルをご紹介させて頂きます。
ORGANIXとは?
100%天然由来の原材料で作られ、合成着色料や保存料が一切使われていない、グルテンフリーのエナジードリンク。アサイ、ガラナ、マテ茶といった所謂スーパーフードがたっぷりと含まれているらしい。
そのドリンクを、携帯が容易でランナー向けに開発したのが、このジェルだ。実にシンプルなパッケージ。
詳しく見てみよう。
原材料
気になったのは「カムカム」。調べてみると、アマゾンで育つ奇跡のスーパーフルーツと呼ばれ、ビタミンCはレモンの60倍で、地球上で判明している全ての植物の中で、ビタミンCが最も多く含まれているんだとか。
1袋20gの栄養成分
一般的なマラソン用のジェルと比べると、カロリーと炭水化物がかなり少ない。HPでも書かれているように、オルガニクスはエネルギー補給用ではない。では、どんな効果があるのだろうか?開発コンセプトによれば:
- 疲労感や痛みの緩和
- 体へのダメージの減少
- 血行促進による酸素運搬能力の向上
ということらしい。詳しくは是非こちらでご確認頂きたい(http://www.organiq.jp/)。
試食・食感
オメガ3脂肪酸が多く含まれるチアシードがたっぷり入っている。このツブツブが血液をサラサラにしてくれることで、体に酸素を運ぶ血流が良くなる、つまり、走りのパフォーマンスが上がるというわけだ。
口に入れると、確かにこのツブツブの存在感が大きい。食感は、飲むというよりは食べるに近い。量は多くないので、胃がもたれるといった心配はない。微かに感じる甘味ははちみつ由来と思われ、若干の酸っぱさも合わさり、全体としては杏子の味に似ているかもしれない。少なくとも自分がこれまでに試したことがある他の補給用ジェルにはない新鮮味があり、くどくもなく、走りながらの摂取にも苦にはならないだろうなと思えた。
実際に走ってみての効果
1回目は、6月上旬に参加した「東京喜多(北)マラソン」10kmレースの前に試してみた。10kmと言えども、レース前の補給は大事。いつものようにバナナとSuper VAAMの補給に加えて、オルガニクスをスタート30分前ぐらいに摂取。
この日のコンディションは、気温25度でほぼ無風と、走るには暑かった。直近の練習内容から自己ベストを狙える状態に仕上がっていなかったこともあり、目標は控えめに設定した。
結果から申し上げると、優勝。7km目で2位になり、80mほどあった差をラスト500mで徐々に詰めて、ゴール手前数メートルで追い抜き、トップでゴール。その差、わずか2秒。これまでの最大心拍数を振り切るほど、出し切れたのだ。
本レポートを纏めながら振り返ってみると、あの時の瞬発力はチアシードのおかげだったのかもしれない。
と、安易に結論付けることは勿論できないわけで、レースという特殊要因を排除した環境で、改めて試してみる必要があると思えた。
そこで2回目は、普段の練習前に試してみた。負荷の低い1時間ジョグ、5’00/kmペースで12km。僕は精密機械のように一定ペースを刻むことが得意なほうだが、この結果をご覧頂きたい。
1km毎ラップの誤差はわずか数秒だ。12km合計は59分40秒、平均ペースで4’58/km。ポイント練習でもないのに走りに集中できていたような気がする。ひょっとすると、天然カフェインが多く含まれるというガラナの効果なのかもしれない。
前述のように、オルガニクスはエネルギー補給用ではないことから、こんな使い方があり得るのではと考えられる。
- ポイント練習やレース前に補給し、集中力アップ
- 他のジェルに加えてレース中に補給し、気分転換+集中力回復
特にフルマラソンでは脳だって疲れてくる。そんな時に、補給ジェルとは一味違った刺激を体内に取り込むことで、リフレッシュできる効果を狙えるんじゃないだろうか。集中力が切れ始めた時にも効くような気がする。
大きな可能性を秘めているかもしれない、そう思う。
関心ある方は、是非お試しを。