アンバサダーリポート「日清オイリオ MCTを初体験」
油の中でも特にエネルギーになりやすく、持久力が高まると注目されている中鎖脂肪酸(MCT)。今回のアンバサダーリポートは、論文を徹底的に調べあげるロジカルランナー、横浜の全力中年さんに日清オイリオのMCTオイルを試して頂きました。
マラソンアンバサダーをさせて頂きます、「横浜の全力中年」と申します。
今回、以前から気になっていたMCTについて、試してみましたので、ご紹介いたします。
MCTとは?
MCT。
皆様、ご存じだろうか。
中鎖脂肪酸100%の脂のことをMCT(Medium Chain Triglyceride)と言う。
一般的な油は、長鎖脂肪酸:LCT(Long Chain Triglyceride)であり、MCTは一般的な油と比較して、分解されやすいため、すばやく消化・吸収され、エネルギーになりやすいという特徴がある。
MCTには、様々な効果があると言われており、密かに注目されている。
より詳しくMCTについて知りたい方は、こちらのページを確認いただきたい。
日清オイリオ MCTサロン
MCTの効果は?
俺がMCTを知ったのは、トレイルランニングのレースでエネルギー補給について調べているときだった。
論文では、100kmを超すようなウルトラトレイル(5時間を超えるような距離)を走るレースでのエネルギー補給にMCTが取り入れられていると記載がある。
MCTを摂取することで、体内の脂肪をエネルギーとして利用しやすくなるため、エネルギーが枯渇しにくくなり、より持久力が高くなるということだ。
また、「ググれ。ググる前に、ググれ。」が信条な俺は、MCTについて徹底的に調べてみたところ、以下の論文を見つけた。
直訳すると、「MCTによるミトコンドリアの生合成と代謝の増加に伴う運動持久力の向上」という感じだろうか。
ミトコンドリア。
俺の大好きな言葉の一つだ。
ミトコンドリアは、マラソンランナーに大事な筋肉、「遅筋」に多く含まれ、脂肪をエネルギーとして利用する代謝に重要な役割を果たしている。
「ミトコンドリアをどれだけ増やせるか=どれだけマラソンを速く走れるか」と言っても過言ではないと考えている。
こちらの論文では、マウス(ネズミ)を使った実験により、継続的なMCT摂取が、特に高温環境下(32度から36度)でのトレーニングでミトコンドリアの生合成と代謝が向上すると報告されている。
素晴らしい。
夏に走るのはキツい。
が、MCTを摂取して走ることで、ミトコンドリアがより鍛えられるということだ。
俺がマウスであれば。
※人間だったとしても、マウスと同様の効果があると思います。
MCTを摂取してみる
では、俺もMCTを摂取してみようじゃないか。
MCTオイル。
加熱はせずに、何かにかけたり混ぜたりして食するらしい。
モーニングコーヒーが日課である俺は、コーヒーに混ぜてみた。
小さじ1杯くらいが適切な量とのこと。
味は、少々脂っぽくはなるが、気になるほどではない。
いつも通りのモーニングコーヒーを優雅に楽しんだ。
パウダータイプ。
こちらも、料理にかけたりして食するとのこと。
無類のTKG(卵かけご飯)好きの俺は、卵にパウダーをかけてみた。
ごはん1杯に対して、大さじ2杯程度が適切な量とのこと。
よりマイルドなTKGとなり、素晴らしい。
マヨネーズTKGに似たコッテリとした食感になる。
ゼリータイプ。
ヨーグルト味で、この1本で6gのMCTを摂取可能で、60kcal。
開けてみると、白いゼリー。
食べてみると、油っぽさをほとんど感じない。
ヨーグルト味。普通においしい。
これは、レース中のサプリメントとしても良さそうだ。
MCTを使ったレシピは、日清のこちらのホームページを参考にしていただくと良い。
日清オイリオ MCTサロン サロン’s キッチン
まとめ
長距離のレースでのエネルギー補給や、持久力トレーニングでの効果向上が期待できるMCT。
実際に食してみたところ、美味しくいただけた。
長距離のレースに出場する際の、途中でのサプリメントとして、ゼリータイプのものを。
また、日々の摂取には、スープやコーヒーにオイルタイプ小さじ1杯程度を混ぜたり、パウダータイプ大さじ2杯程度をTKGにかけたり、という感じがお勧めだ。
目に見えるような効果が出ているかと言われると、今のところ良く分からないが、論文の報告を信じてMCTを取り続けてみたいと思う。