箱根駅伝の出場方法&選手【楽しみ方をざっくり紹介②】
お正月の風物詩とも言える箱根駅伝。「どうすれば箱根駅伝に出場できるのか?」「選手はいつ決まるの?」といった用語・ルールについてご紹介します!
箱根駅伝:出場方法について
出場校
関東学生陸上競技連盟に加盟している大学であれば、どの大学にも出場資格があります。前回大会で10位までに入ったシード校と予選会を通過した10校に、関東学生連合チームを加えた全21チームが出場します。
シード校
前回大会で10位までに入った大学のことです。10位までに入った大学は、翌年の箱根駅伝への出場権利を得られます。予選会が免除となるため、出場選手は箱根駅伝本番のみに向けてコンディションを整えることができます。そのため、シード権を獲得することはチームにとって非常に重要となります。
箱根駅伝予選会
毎年10月に陸上自衛隊立川駐屯地で開催されます。一人一人がハーフマラソンの距離を走り、各校上位10名の合計タイムにより、予選会を通過する10校を選びます。予選会には『エントリー者全員が10000m34分以内のトラックでの公認記録を有していること』という参加制限があります。
関東学生連合チーム
予選会を通過できなかった11位以下の出場校の中から、記録上位者を中心に選考されます。春先に開催される、関東学生陸上競技対校選手権大会の5000m、10000m、ハーフマラソンの成績も多少考慮に入るそう。
関東学生連合チームはオープン参加のため、記録はチーム、個人ともに参考記録となります。また、各種表彰の対象になりません。
箱根駅伝:選手について
チームエントリー
箱根駅伝を走るメンバーのエントリーで、12月10日に各チーム16名以内が発表されます。
区間エントリー
チームエントリーされている16人より、1区から10区を走る正選手10名と補欠選手6名以内をエントリーするもの。発表は12月29日です。
メンバー変更
往路・復路とも、箱根駅伝当日のレース開始1時間10分前まで、メンバー変更が可能です。すでにエントリーされている正選手と補欠選手を、6名まで変更することができます(1日に変更できる競技者は4名まで)。
補欠選手は直前の怪我や体調を崩す選手が出た場合に備えたものですが、戦略的に使われる場合もあります。正選手間の区間変更は認められていませんが、補欠選手はどの区間にでも入ることができるからです。そのため、各監督はぎりぎりまで悩み、最終オーダーを決めるそう。
外国人留学生
チームエントリーは2人まで、区間エントリーには1人までエントリーが可能です。また、出走する区間の制限はありません。
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