【ニューバランスジャパン】ニューバランスはサステナビリティへの包括的なコミットメントとしてさまざまな取り組みを発表します
ニューバランスは、具体的なブランドの活動と戦略的な提携を通じて、気候変動の影響に対処することを目指しています。
世界的なスポーツブランドであるニューバランスは、気候変動に関する活動を支援し、より健康な地球を作るために、さまざまな戦略的提携を発表しました。
ニューバランスは長年にわたり、レスポンシブル・リーダーシップ・プログラムを通じてサステナビリティの強固な基盤を築いてきました。今回、気候変動の様々な側面を対象とした大胆な行動と提携を発表できることを誇りに思います。ニューバランスは、サプライチェーン全体で再生可能エネルギーを追求することから、環境に優しい素材のポートフォリオを構築することまで、短期的にも長期的にも影響を生み出す変化を模索し続けています。
ニューバランスのグローバル・サステナビリティ部門の責任者であるジョン・ストークスは、「サステナビリティはニューバランスにとって常に最優先事項であり、より健康な地球を育むためのコミットメントはかつてないほど強固なものになっています。私たちは緊急に行動する必要があります。そして、私たちの活動は、私たちの活動範囲を拡大してくれる志を同じくする同盟によってさらに強化されます。より健康な地球を創造し、維持するためには、総力を挙げた取り組みが必要です。素晴らしい個人や団体の協力とともに今後活動していけることに、これ以上ないほど期待しています」と述べています。
レスポンシブル・リーダーシップ
ニューバランスは、包括的なレスポンシブル・リーダーシップ戦略の一環として、現在から2030年までの間に総合的な目標を掲げ、低炭素の未来に向かって進んでいます。
再生可能エネルギー
ニューバランスは、2025年までに全世界の事業で100%再生可能な電力を使用し、国連の「ファッション業界気候行動憲章」の署名者として、2030年までに温室効果ガスの排出量を30%削減することを目指しています。
長寿命と循環性
ニューバランスは、2025年までにフットウェア工場から埋め立てごみ処理地への廃棄物をゼロにすることを目指しています。また、消費者からの廃棄物に対処し、より高いレベルの循環性を確立するための取り組みの一環として、2021年にアパレル修理への取り組みを開始します。
低炭素素材
ポリエステルとレザーは、ニューバランスにとって気候変動に影響を与える2大要素です。低炭素化の第一歩として、ニューバランスは2025年までにリサイクルポリエステルを50%、プリファードレザー(preferred leather)を100%使用する予定です。
アドボカシーと保護
「1% for the Planet」との連携により、ニューバランスは2021年には、米国で販売されたすべてのFresh Foam Hierro v6の希望小売価格の1%を「1% for the Planet」に寄付し、気候変動や公有地に関する活動を行っている団体に貢献します。
詳細はonepercentfortheplanet.orgをご覧ください。
レジリエンス
女性のエンパワーメントを支援し、コミュニティの安定性とレジリエンスを高めるために、ニューバランスは2025年までにフットウェア工場で働く女性の100%が教育やスキルコースを受けられるようにすることを目指しています。
GIZ
ニューバランスは、2021年を通して、GIZのエネルギーサポートプログラム(ESP)と密接に協力し、サプライチェーン内のエネルギー効率を改善するための太陽エネルギープロジェクトを開発しています。ニューバランスは、ベトナムのフットウェアサプライヤーをESPの小規模エネルギー効率化グループ(SEEG)に登録する重要なパートナーに選ばれました。SEEGは、工場チームに対してエネルギーに関するトレーニングを提供し、エネルギー節約について有意義な機会を得ることができるようにします。また、ニューバランスは、GIZのプロジェクト開発プログラム(PDP)と協力して、最も戦略的なサプライヤーの屋上太陽光発電の可能性を評価し、従来のエネルギー供給との競争力があると判断されたプロジェクトを発展させていきます。
The Renewal Workshop(リニューアルワークショップ)
最も持続可能な製品の一つは、すでに存在している製品です。ニューバランスは、アパレル・テキスタイルブランドに循環型ソリューションを提供するリーディングカンパニーである「The Renewal Workshop」と新たな関係を築きました。ニューバランスと「The Renewal Workshop」は、この夏、アパレルの修理プログラムを試験的に実施し、修理の可能性と衣服のリサイクルを考慮してアパレルを意図的にデザインする方法をデザイナーに教えるためのトレーニングワークショップを開催します。その目的は、廃棄物を減らし、価値を回復させ、アパレルを新品同様にすることで、地球をより健康にすることです。
ニューバランスのグリーンリーフアイコン
ニューバランスのグリーンリーフアイコンは、環境に配慮した素材採用基準を満たしたアパレル製品であることを示しています。ニューバランスのグリーンリーフアイコンは、リサイクル素材やオーガニック素材など、環境に配慮した素材を50%以上使用しています。環境に配慮した繊維や素材を使用することは、ブランドが環境に影響を与える最大かつ最も直接的な方法です。ニューバランスは、新しい目標に向けてすでに前進しており、今後数ヶ月から数年の間に、環境に配慮した素材を使用した製品や製品カテゴリーの数を大幅に増やし、提供商品を拡大していく予定です。
ニューバランスのプロダクトクリエーションプラットフォーム担当シニアマネージャーのシンシア・マレッツは、「環境に配慮した素材のポートフォリオを拡大するための取り組みは、最大の効果が得られる部分で、一歩一歩、素材ごと、シーズンごとに、体系的な変化をもたらすことに焦点を当てています。グリーンリーフの基準は、消費者に分かりやすい方法でその取り組みをとらえることができ、ブランド内の勢いをつけ、ビジネスユニット間の集中力を高めるのに役立っています」と述べています。
ニューバランス×Jaden Smith Vision Racer ReWorked
ニューバランスは、活動家でありアーティストであるジェイデン・スミスとの継続的なコラボレーションを通じて、サステナビリティをさらにDNAに織り込んでいます。2021年4月23日、ニューバランスとジェイデンは、最新のコラボレーションシューズであるVision Racer Reworked(ビジョンレーサーリワークド)を発売いたします。(日本では5月末発売予定です)このシューズは、このシリーズでは初めて、工場から出る繊維くずを30%以上取り込んだ部分的なリサイクル繊維スピンネックスを使用しています。Vision Racer Reworkedのミッドソールには、5%のEVAリグラインド(粉砕再生材料)を使用し、潜在的な廃棄物の流れを緩和しています。アッパーとタンに使用されている素材は、スピンネックス繊維74%、ポリエステル16%、スパンデックス10%を含んでいます。ニューバランスのスピンネックス素材は、工場で発生する廃棄物を新しい素材として利用するものです。
ジェイデン・スミスは、「JUST WATER(※)を立ち上げることでも、ニューバランスとのコラボレーションでも、より持続可能な選択肢や機能を日常のライフスタイルアイテムや日常文化に取り入れることに精力的に取り組んでいます」と語ります。「これらのアイテムは、より多くの人々が、シンプルな選択で、より賢くなりながら、より良いグローバルヘルスに参加できる方法を示すレンズの役割を果たしています。私たちはそれらを求め、選択する必要があるのです」と述べています。
※JUST WATER:環境に配慮した再生可能資源で作られた容器に入ったナチュラルミネラルウォーター
ニューバランスと「1% for the Planet」
最後に、ニューバランスは環境非営利団体「1% for the Planet」と提携します。「1% for the Planet」は、企業や個人がメンバーシップや日々の行動を通じて環境問題の解決を支援することを促す世界的な活動です。ニューバランスは2021年を通じて、米国で販売されたすべてのFresh Foam Hierro v6スニーカーの希望小売価格の1%を「1% for the Planet」に寄付し、気候変動や公有地の保護に取り組む団体に貢献します。「1% for the Planet」の詳細については、onepercentfortheplanet.orgをご覧ください。
ニューバランスは、「1% for the Planet」と製品ラインのパートナーシップを結んだ初めてのメジャーなアスレチックブランドです。2021年4月15日に米国で発売されるFresh Foam Hierro v6は、リサイクルされたタンフォームとコルク製のタンバッジを採用し、廃棄物を最小限に抑えるために、カットオフされた廃棄物を使ってヒールタブなどの小さな部品を入れ子にして作る「no piece left behind」というデザインアプローチを採用しています。
「1% for the Planet」のCEOであるケイト・ウィリアムズは「世界的なスポーツブランドであるニューバランスを1% for the Planetのネットワークに迎え入れることができ、大変嬉しく思っています」と述べています。「ニューバランスは、気候変動や公有地に関する活動を行っている団体を資金面で支援することで、サステナビリティへの道のりにおいて重要な一歩を踏み出しました。」
ニューバランスのサステナビリティへの取り組みとブランドのレスポンシブル・リーダーシップの取り組みについては、https://www.newbalance.com/sustainability/をご覧ください。
GIZについて
2013年以降、エネルギーはベトナムとドイツの協力関係における優先事項の一つとなり、GIZエネルギー支援プログラムが設立されました。本プログラムは、ベトナム産業貿易省(MOIT)とドイツ政府のパートナーシップであり、ドイツ国際協力協会(GIZ)が実施しています。本プロジェクトは、再生可能エネルギーとエネルギー効率に関する既存の規制の枠組みを改善して民間部門の投資を促進し、主要な機関や利害関係者の専門的・組織的能力を向上させることにより、ベトナムの排出削減戦略とグリーン成長戦略に貢献することを目的としています。本プログラムのすべてのプロジェクトで実施される活動は、3つのアクションエリアのいずれかに属しています。「法規制の枠組み」「能力開発」「技術協力」です。
本プログラムは、ベトナム外務省と緊密に連携しながら、再生可能エネルギーとエネルギー効率に関する国連の持続可能な開発目標の達成に向けてベトナムを支援しています。
The Renewal Workshop(リニューアルワークショップ)について
The Renewal Workshopは、アパレル・テキスタイルブランドに循環型ソリューションを提供するリーディングカンパニーです。独自に開発した「Renewal System」は、廃棄されたアパレルやテキスタイルを、「Renewed Products」として、アップサイクル素材やリサイクルのための原料に変えます。ブランドがサーキュラープラクティスを採用することで、環境への負の影響を軽減し、ビジネスを拡大することを支援しています。アパレルとテキスタイルの再生、再生製品の販路管理、サーキュラー・マッピング、データ収集、テキスタイル・リサイクルの研究開発を行っています。リニューアルワークショップは、お客様、パートナー、そして地球に貢献する方法として、すでに作られたものから価値を回収するゼロ・ウェイストのサーキュラー・システムを運営しています。
1% for the Planet(1%フォー・ザ・プラネット)について
1% for the Planetは、地球と未来の世代が繁栄するために存在するグローバルな組織です。企業や個人がメンバーシップや日々の行動を通じて、環境保護のための非営利団体を支援することを奨励しています。1% for the Planetは、パートナーシップのアドバイス、インパクト・ストーリーの作成、第三者機関による認証を通じて、環境保護活動を簡単かつ効果的に行えるようにしています。
2002年にパタゴニアの創業者であるイヴォン・シュイナードとブルーリボンフライズの創業者であるクレイグ・マシューズによって開始された1%・フォー・プラネットのビジネスメンバーと個人メンバーは、これまでに認定された非営利団体に何億ドルもの寄付を行ってきました。現在、1%フォー・ザ・プラネットのグローバルネットワークは、すべての人にとってより良い未来を目指して活動している何千もの企業、個人、環境NPOで構成されています。
ニューバランスについて
マサチューセッツ州・ボストンに本社を置くニューバランスは、「責任あるリーダーシップを明確に示し、アスリートが誇りを持って身に付け、社員が誇りを持って世に送り、コミュニティが誇りを持って受け入れることのできる、グローバルブランドの確立」を企業のミッションとして掲げています。1906年にアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴のメーカーとして誕生したニューバランスは、アスレチックブランドのリーディングカンパニーとして現在ランニングをはじめ、ライフスタイル、テニス、ベースボール、フットボール、ゴルフのためのフットウェアとアパレルを展開しております。ニューバランスの詳細については、https://shop.newbalance.jpをご覧ください。
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