【スポリート辞典】AT値|えーてぃーち
英語:Ananerobic Threshold|アネロビック トレッシュホールド
日本語:AT値|えーてぃーち|無酸素性作業閾値|むさんそせいさぎょういきち
運動強度を増して行く際に、エネルギーの消費に酸素供給が追いつかなくなり、血中にある乳酸が急激に上昇するポイントのこと。
運動強度を増していくと、身体のエネルギー源として脂質代謝より糖質代謝が優位になり、AT値を超え続けると最終的には、100%に近い割合で糖質をエネルギー源にして利用されるようになる。
AT値付近でのトレーニングを重ね、ペースをコントロールできるようになると、従来より高い運動強度で運動できるようになり、AT値を向上させることができる。
参考記事
- 有酸素運動と無酸素運動の境界線?「AT値」を知って楽に速く走ろう | スポリートメディア
- みなさんは「AT値」という言葉を聞いたことがありますか? タイム向上を目指すランナーの中には、いろいろと情報収集をするうちに見かけたことがある、という人もいるかもしれません。 「AT値」を知れば、走り始めたばかりの人も、しばらく伸び悩んでいる人も、“楽に速く”走れるようになるかも…? 今回は、この「AT値」について説明します。 AT値とは“無酸素性作業閾値”(Anaerobic Threshol...