【頂プロジェクト SUB4チャレンジ その6】チャレンジャー4人が、ハーフマラソンに挑戦!

特集 SUB4チャレンジ

コロナ禍に襲われ、目標としていた大会が次々と中止になったなか、「いつ大会に出られるようになるか分からないからこそモチベーションを保って頑張ろう!」ということで始まった「頂プロジェクト SUB4チャレンジ」。ときにはオンラインでやり取りし、ときにはフィジカルディスタンスに気をつけながら仲間と練習を重ねてきました。そして先日、チャレンジの一区切りとして、メンバーたちがハーフマラソンに挑戦! 当日の模様をお届けします。

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2021年に入ってもコロナ禍が続き、レースに出場する機会もなかなか訪れませんが、せっかくコツコツ練習を積み重ねてきたので、その成果を確認したい! ということで、今回はチャレンジャーの4人が「頂プロジェクト」主催のハーフマラソンに挑戦することに!(レースは少人数且つ感染対策をしたうえで行われました)

チャレンジャーのみなさん、おはようございます!

チャレンジャーのみなさん

4人「おはようございます!!」

レース当日は気持ちの良い快晴! 澄んだ青空がとってもきれいです。集合時からみなさん「今日はがんばるぞ!」という雰囲気がにじみ出ていて、モチベーションもばっちりの様子。
それでは、みなさんの目標と意気込みを聞いてみましょう。

松浦さん

目標→1時間50分

「11月3日にフルマラソン(チーム プロ・フィッツ マラソン大会)を走って以降、月間走行距離も短くなってしまっていたので、ハーフが決まってからは『また気を引き締めて頑張ろう!』という思いでいました。ただ、頑張りすぎてしまったのか、2週間ほど前から左脚の付け根が痛むようになってしまったので、無理はしすぎない程度に頑張ります!
それと初フルの前日は、緊張や興奮で寝付けなかったのですが、今回はしっかり睡眠をとることができました。レース当日の朝は和菓子系の糖分がいいとのことだったので、お餅にあんこをつけて食べてきました!」

杉山さん

目標→1時間55分

「昨年11月の初フルマラソン(チーム プロ・フィッツ マラソン大会)では4時間12分とサブ4達成はなりませんでしたが、次こそ必ずサブ4達成するため、この3ヶ月間はスピード向上の練習をメインに励んできました。その成果を今日のハーフマラソンで発揮したいと思います! 頑張ります! じつは前日の夜は、良い結果が出せるか不安でなかなか寝付けなくて、ちょっと睡眠不足です……(笑)」

冨岡さん

目標→頑張って2時間切り

「ハーフを走るのは初めてなのでペース配分など少し心配ですが、楽しく気持ちよく走りたいと思います! 本番の2週間前に20kmを走ってみて、イメトレもしてきました。今日は脚もほどよく軽く、体のコンディションも問題ナシ。今回のコースは初めて走る場所で、私は普段から知らない道を走るのが好きなので楽しみです。仲間たちと一緒に走れるということもあり、ワクワクしています!」

清水さん

目標→完走

「すみません。ここのところ、正直走れてませんでした……。(いきなり謝罪)
最近、子どもを抱えすぎて右膝をピキッと痛めてしまい不安いっぱいですが、なんとか完走を目指してがんばります!」

みなさん、目標達成なるか!

レース前の言葉にも、意気込みがバッチリと現れていたみなさん(清水さんはちょっと心配)。目標達成できるよう頑張ってください! 応援しています!!

レース中、松浦さんと杉山さんは二人で並走。ところどころ声を掛け合いながら走っていました。ペースも快調で、調子が良さそうです。

レース中、松浦さんと杉山さんは二人で並走。ところどころ声を掛け合いながら走っていました。ペースも快調で、調子が良さそうです。

松浦さん 杉山さん

冨岡さんは、松浦さん&杉山さんの快調ペースについつられて、序盤は予定より速めのペースでスタート。その分、後半に疲れが出てしまったようで、つらそうな表情を見せることもありましたが、さすがは元陸上部&フルマラソン経験者。気合と根性で、カメラを向けると爽やかな笑顔を見せてくれました。

冨岡さん 冨岡さん

その後もみなさん、良いペースで走り続け、大きなアクシデントもなく見事ゴール!

目標達成おめでとうございます!

松浦さん、杉山さん、冨岡さんはみごと目標達成!

そして、松浦さん、杉山さん、冨岡さんはみごと目標達成! おめでとうございます!!
(あれ、清水さんの姿がない…?)
とにもかくにも、無事にゴールした3人の声を聞いてみましょう!

松浦さん

松浦さん結果→1時間46分17秒

結果→1時間46分17秒

──目標達成できた瞬間の気持ちを聞かせてください!

フルマラソンではギリギリでサブ4達成できなかったので、今回は絶対に目標達成しようと意気込んでいました。左脚の痛みもあって不安でしたが、ペースアップしてゴールできたことは大きな自信になりましたし、本当に嬉しかったです。ただ、思いのほかペースを保てたので、もう少し欲張って1時間45分を目標にペース設定したらよかったかな……とも思いました(笑)

──レース中、印象に残ったことはありますか?

当初の予定では、杉山さんとは少しペースが異なるはずでしたが、結局16km地点まで一緒に走りました。1人で走るより2人で走るほうが気持ちが楽で、結果的に良かったと思います。

また、普段は20km程度であれば給水なしで走るのですが、今回は給水があってとても助かりました。いつもは5分30秒/kmくらいで走っていても14km付近から明らかに足が重くなるのですが、今回は5分10秒/kmくらいだったにも関わらず最後まで足がもち、ラスト5kmでペースアップすることができました。途中で町野監督が笑顔で「めちゃくちゃいいペースですよ!」と声をかけてくださったのも強く印象に残っています。

──SUB4チャレンジに参加してみて、いかがでしたか?

本企画に参加したおかげで「サボるとすぐにばれる」というプレッシャーがあったので、ものぐさな自分にはぴったりでした!(笑) マラソンの練習はジョグくらいしか知らなかったので、練習メニューを組んでいただけたことでとても充実した練習ができました。ほかにも、練習会でフォームのチェックをしてくださったり、オンラインの筋トレでランニングに必要な筋力を鍛えたり、動きづくりができたりと、自分一人では取り組むことが難しい内容にもチャレンジできて良かったです。

まだ河川敷や公園、トラックの周回レースにしか出たことがないので、いつか街中を走る大きなマラソン大会に出てみたいです! 次こそはサブ4を達成したいと思います。
タイムを伸ばすのもそうですが、ランニングを通じてたくさんの人と知り合い、人とのつながりや景色を楽しむことをモチベーションにしながら、これからも長く健康に走り続けたいと思います。

杉山さん

杉山さん結果→1時間47分57秒

結果→1時間47分57秒

──目標達成できた瞬間の気持ちを聞かせてください!

目標の1時間55分切りに対し、結果は約1時間48分と大幅にタイムを縮めることができて本当に嬉しかったです! 努力が報われた瞬間でした。まだまだ自分の走力は向上させることができる、成長できるんだという自信がわき、今後もランニングを頑張ろうという気持ちになりました。

──レース中、印象に残ったことはありますか?

僕の課題はスピードが出せないことだったので、頂ハーフに向けて5~10kmの距離を速いスピードで走る練習を重ねてきました。おかげでスピードに余裕が出て、以前だったらすぐに苦しくなっていた5分10秒/kmのペースで最後まで走り続けることができました。レース中は、このペースでハーフを走り切れるのか、途中で力尽きてしまうのか心配しながら走っていましたが、モルテンのドリンクを補給すると不思議と力が湧いてきて、最後まで失速することなく走り切ることができました。

──SUB4チャレンジに参加してみて、いかがでしたか?

それまでは「フルマラソン完走」を目標に漠然と走っていたので、そこにサブ4という目標も加わることで、速く走ること、フォームの改善、シューズ選びなどに、より真剣に取り組むようになりました。もともとは一人で走るのが好きなタイプだったので、SUB4チャレンジ企画はランニング練習会に参加するモチベーションにもなりました。

引き続きサブ4達成を目指して練習を続けたいと思います! コロナ禍が終息し、当たり前のようにマラソン大会が開催される時が来るのを期待して、しっかりと走力を高めていきたいです。2度目のフルマラソンは、必ずサブ4達成します!

冨岡さん

冨岡さん結果→1時間58分26秒

結果→1時間58分26秒

──目標達成できた瞬間の気持ちを聞かせてください!

最後の5km、特にラスト1kmが体感的に本当に長くしんどくて、「だいぶ走ったかな〜」と思ってウォッチを見てもたった100mしか進んでいなかったりと、愕然としながら走っていました(笑)。なので、みんなが手を振って待ってくれているゴールが遠くに見えたときは、つらさと嬉しさの両方の感情が込み上げてきました。記録を1秒でも速くしたかったので、最後はすべての力を出し切って、ゴールして倒れ込んだのかなと思います(よく覚えていません)。

途中で目標達成できないかもと弱気になったこともあったので、ゴールして、2時間切ったとわかったときには、「諦めずにここまで走り続けてきて、本当にえらい、えらいなぁ〜 もう一生走らなくていいよ〜〜〜」と、自分を褒めて慰めていました(笑)。

──レース中、印象に残っていることはありますか?

本当は5分40秒/kmで走り切る予定だったのですが、周りのランナーたちが速く、私も走ることの爽快感からつられて、前半を、なんと平均ペース5分07秒/kmで気持ちよく駆け抜けてしまいました……(!)
そのあと少しずつペースを下げていったのですが、速く走りすぎたことによる体の負債が大きく、ペース維持に必死で新しい道を楽しむどころではなくなってしまいました(泣)。普段は給水をあまり取らないのですが、日中で暑かったこともあり、モルテンの給水には心も体も本当に助けられました。

──SUB4チャレンジに参加してみて、いかがでしたか?

私は今までも日常生活の中でランニングを続けていたのですが、それでも冬場はほとんど走っていなかったんですよね。寒いので……(笑)。それでも、ハーフがあるから走らなければということで、SUB4チャレンジ企画のおかげで、どんなに寒くても頑張って走ることになりました。走るまでは色々と理由をつけて1時間くらいうだうだしてしまうのですが、いざ意を決して走ってみるとほんの数秒で体が温まってくるんですよね。おかげでコンスタントに体を動かし続けることができ、また冬は空気が澄んでいて走っている間に富士山などの遠くの景色が綺麗に見えたりすることにも気が付き、ランニングの新しい楽しみ方を見つけることができました。

レースを走り終えた瞬間は「もう一生走りたくない!」と思っていたのですが、翌日になると無意識のうちに「今日走ろっかな〜」と思っていたのは、流石に自分でも怖いなと思いました(笑)。今回の走りで、初ハーフで2時間を切ることができたので自信がついたのと同時に、ペース配分の仕方や自分の現状での走力を確認できたので、この知識と経験を生かしながら、いつかはフルマラソンでサブ4を目指して、かつ生涯スポーツとして、楽しくランニングを続けていきたいなと思います。

清水さんもおつかれさまでした…

いや〜〜みなさん、本当におつかれさまでした。目標達成できてよかった!お互いに検討を称え合い、よかったねー! と喜びを実感していると、清水さんの姿が!!

清水さんは、10kmほどで途中棄権。

清水さんは、レース前の言葉にもあったように、ひざの調子が悪く、10kmほどでDNFの途中棄権。その後は撮影係を担ってくれていたのでした。良いペースで走れていたので残念でしたが、「フルマラソンがまた開催されるころにチャレンジしたいです!」とのこと。

そして、並行して進めていたダイエットについては…現在の体重は82kgほどとのこと。あれ? ダイエット開始時に戻っている…?
清水さん「さすがにお菓子を食べるのはやめました…でも、最近おうち時間も増えて、つい便利だからとウーバーイーツを活用するようになったり…あれって、すごく便利ですね…」

完全に、コロナ太り。もしかすると、体重のせいでひざを痛めてしまったのかも……?
やっぱり、もうちょっと痩せないとダメみたいですね!!

フルマラソンに出られる日を夢見て…

これでSUB4チャレンジは一区切り!

これでSUB4チャレンジは一区切りとなりますが、みなさん「フルマラソンがまた開催されるようになったら正真正銘のサブ4を達成したい!」ということでやる気は十分。
今後も、4人の挑戦は続きます。応援よろしくお願いします!

Spoleteランニングクラブ 頂プロジェクト

頂プロジェクト ホームページ https://itadaki.run/

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