Apple Watchのランニングウォッチとしての性能をサブ3.5のランナーが検証してみた

2017年秋に発表されたApple Watch Series 3。ランニングウォッチとしてはどれだけ使えるのか、約サブ3.5(正確には3時間30分26秒)の市民ランナーが検証してみました。

2017年秋に発表されたApple Watch Series 3。ランニングウォッチとしてどれだけ使えるのか約サブ3.5(正確には3時間30分26秒)の市民ランナーが検証してみました。

はじめに

私がランニングを始めたのは2013年頃。当時のGPSウォッチはまだ『みちびき』にも対応しておらず心拍計も胸に巻くベルトタイプしかありませんでした。あれから4年。GPSの精度は格段に向上し手首の光学心拍計も主流となってきたため、このあたりでランニングウォッチを買い換える事にしてみました。

ガーミン、スント、エプソン、ポラールといった王道メーカーがひしめき合う中、私があえて選んだのはこの秋に発表されたばかりのApple Watch Series 3 Nike+。正直なところ前モデルのApple Watch Series 2からはGPSも搭載されスポーツ色が強くなってきたとはいえ、「意識高い人達のオモチャ」という印象は否めませんでした。

Appleの公式サイトにも、
「心拍数アプリケーション 安静時、歩行時、ワークアウト後の回復時の心拍数をしっかり計測」

え、ランニング中の心拍数は計測できないの?

その辺り、ユーザーの体験談などを読んでも良く分からなかったので(約)サブ3.5ランナーである自分がApple Watchがランニングウォッチとしてどれだけ通用するか体を張って検証することにしてみました。

検証開始

比較に使用したのは、TomTom Nike+ Sport Watch GPSと胸に巻くタイプのPolarの心拍計。

そして届いたばかりのApple Watch Series 3 Nike +。
ワークアウトに使用したアプリはNike+ Run Club。

違いが分かりやすいように2本巻きでワークアウトを開始。

今回はフルマラソンの1ヶ月半前ということで30kmのアップダウン走。
設定タイムはサブ4ペース(5分40秒/km)での2時間50分。

8km地点での心拍数「胸ベルト 157」「Apple Watch 154」
ほぼ同じです。
※走りながら撮っています。

値を更新するタイミングが若干違うせいもありますが走っている間はほぼ±5程度の誤差でした。

20km地点での心拍数「胸ベルト 162」「Apple Watch 169」

距離表示も概ね問題ありません。

ゴール間際での心拍数「胸ベルト 179」「Apple Watch 182」
※余力があったので最後は少しペースアップしています。

そして無事ワークアウトが終了。 距離で380mの誤差が出ましたが、GPSの性能が向上した事を考えれば上出来でしょう。

結果はiPhoneのNike+ Run Clubアプリにも記録され高低差やスプリットタイムなども確認出来ます。

ヘルスケアアプリからはVo2max(最大酸素摂取量)も分かるようです。

まとめ

GPS、心拍計、耐水性能はスポーツウォッチとして申し分ありません。ただし、ガーミンなどがが得意とするランニングダイナミクスや乳酸閾値といったコアな値は取得出来ません。走っている最中は走行距離、ペース、経過時間、心拍数、現在時刻が問題なく表示されました。

バッテリー消費は3時間弱のワークアウトでちょうど30%。単純計算で9時間くらいは持つようなので、初心者でもフルマラソンでの使用に問題なさそうです。あとはスマートウォッチなので、モバイルSuicaやLINEの新着メッセージをチェック出来るのも大きなアドバンテージですね。

唯一不満があるとすれば、アプリで表示出来る項目やレイアウトの自由度が低い点。
このあたりは選定するアプリ次第なんでしょうか。

という事で、携帯がiPhoneの方はランニングウォッチとして選択肢の一つに充分に入れて良いと思います!

さいごに

今回は特にサプリなどは摂取せずスポーツドリンクだけで走りきりましたが、次回は同じ条件でサプリを摂取した場合の体当たり検証をしてみたいと思います。

執筆者紹介

Spoleteマラソンアンバサダー
長岡 雅之
スポリート(当サイト)の開発ディレクターであり市民ランナー。

フルマラソンの自己ベストは3時間30分26秒。 マラソンの楽しさを広めるため、開発もランニングものんびり楽しくやっています。
長岡 雅之

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